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一言だけ…ありがとうな。
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1:
さな
まだ冷たい風がふいていた3月…。七ヶ月以上ぶりに外に出た私…少年院短期という勤めを終わった私は十六歳になっていた。
2007-05-04 15:34:00 -
175:
さな
そんなくだらない事を話ているとチャイムが鳴り休み時間にはいった。裕介「晃にジャケット持っていくからサナ付き合って!!」私「どうせ明日会うんやったら明日でいいんとちゃうの?」裕介「もぅいいわ!俺一人でいくわ!」裕介はそう言って怒って出て行った。木村「裕介怒ってたで?いいんか?」木村に言われ私は裕介を追い掛けた。裕介の腕を掴み言った。私「裕ちゃん怒っちゃいやよ♪」裕介「怒ってません!スネてるだけですぅ〜」裕介はそう言うとニッコリ笑った。私「ウチが追い掛けてくるの待ってたやろ〜?」裕介「うん!バレたぁ?」私「タチ悪いねん!今走ってサナのエネルギー返せや!」そう言って裕介を蹴った。ふざけた裕介が私を追い掛けて来た。周りから見れば私達二人はカナリのバカップルだったとおもう。
2007-05-11 18:25:00 -
176:
さな
裕介「あっ、晃やっ!晃ー!」晃を発見した裕介が走っていった。私は自分で自分を励ましながら裕介の後を追い掛けた。裕介「これ!お前の家の下落ちてたで!お前のお気にやろ?」そう言って裕介が差し出したジャケットを手にとりながら晃は私を睨んだ。私も負けずに睨み返した。晃「わざわざ、ありがとうな!」裕介「うんっ!それよりお前ら二人、早く仲直りしぃな!」晃「ダーリンが言ってんで?どないするぅ〜?」晃は見下ろすようなメツキで私を睨み言った。私「別に…。ウチ何とも思ってないし。勝手にしたら?」私の言葉は晃に対する宣戦布告だった。晃はフンっと鼻で笑うと「じゃ、明日なぁー!」といい消えて行った。消え行く晃の背中を睨みながら、私は裕介の手を強く握った。
2007-05-11 18:44:00 -
177:
さな
私「もぅすぐチャイムなるでぇ〜教室もどろぉ〜」そう言って教室に戻っていると私の携帯がなった。カナだった。私「何ぃ〜?」カナ「守と屋上おったら森につかまっちゃったぁ〜。助けてーポパイ!!」私「誰がポパイや!!今から行くからまっときぃー!!」そういって電話を切った。裕介「どないしたん?カナやろぉー?」私「うん!森に捕まってるから助けてやってぇ〜!行ってくるわぁ。」裕介「分かった!気つけてな!」私「了解〜!」そういって私は職員室に向かい走った。
2007-05-11 19:06:00 -
178:
さな
職員室に着き私が言った。私「先生!モリモリは?」先生「相談室にいてはるわぁー」私「サンキュー?」相談室の窓から覗くと森以外の先生もくわわり三人に囲まれているカナと守がいた。(難しいなぁ。)救出作戦を一人でねっていると体操着姿の二年の男の子が十五人ぐらいいた。(これや!)私「ちょっと!そこの男の子達〜!待って待って!」男の子達は振り返ると嬉しそうに私に挨拶をした。「こんにちわー!」私「ちょっと今困ってるねん!助けてくれへん?」男の子達「いいっすよ?」私は今の状況を彼ら達にはなした。男の子達「僕らどないしたらいいっすかぁ?」私「ウチとおもいっきり喧嘩してるふりして!先生全員が廊下にでてきたら、その間に誰か一人がカナ達を逃がしてほしいねん!」男の子達「わかりました!そのかわり携帯番号教えてくださいね!」私「全然オッケーやで!」そういってその場で番号交換をした。
2007-05-11 19:39:00 -
179:
さな
私「じゃ、大袈裟でたのむで!!言葉はアドリブでいこっ!!」男の子達「分かりました!」私の合図で嘘喧嘩スタート!!
2007-05-11 19:42:00 -
180:
さな
私が笑いを殺しながら怒鳴った。私「なんやこらー!お前ら年下ちゃうんけ!?調子のってたら殺すぞ!」後輩「年下やったら物ゆうたらあかんのかっー!?先輩がなんぼのもんじゃ!!」早くも相談室から森がでてきた。森「さなー!なにやっとんねん!後輩やぞ!!分かってんのか!?」私「やかましぃー!!後輩でも男やったら関係あるかい!やったんどー!!」私が大袈裟に怒鳴りちらし後輩の胸倉をつかんだ。私「お前1番最初にまつってもうたるからな!!」後輩「やってみろや!!」そう言って嘘の取っ組み合いをしす私達に相談室にいた先生全員がでてきた。私「お前男やろ!?気合いたらへんど!オカマか!?」後輩「やかましいわっ!」先生達が全員で私達を必死にとめる。その隙に一人が中からカナ達を逃がした。カナ達が走ったのを確認し、私が言った。私「アホらしいわ!やーめた!早くどっかいけ!!裕介にたのんで潰してもらうぞ!」後輩「もういいわー!」そういって走って逃げて行った。追い掛けようとする先生に私はいった。私「ウチが悪いし、いいって!!機嫌悪くてあいつらにからんだダケやから!」
2007-05-11 20:06:00 -
181:
さな
森はため息をつき私を睨んだ。もう一人のカナ達がいない事に気付いた。森「サナー!!」私「何ー?」私は先生の顔を見てニッコリ笑った。それから二時間ほどミッチリ絞られた。下校時間が過ぎフテクサレながら学校を出、カナに電話をした。私「お前なぁー!!いい加減にしぃや!」カナ「本間ごめん!今どこ?」私「今帰ってる!守と一緒かぁー?」カナ「うん!!裕介も晃も一緒やで!迎えにいくから家おってぇや!」私「了解!!」そういって電話を切り家にかえった。自分の部屋にはいりタバコに火をつけた時、「サナー!!」と声がしカナ達がきた。私「はいりぃー!」私が言うと皆がはいってきた。
2007-05-11 21:55:00 -
182:
さな
晃はいなかって安心した。守「マジごめん!!ってか、今日の森、絞り長かったな!」私「ぅん!えらいキレてたからな。」カナ「学校何処や!とかめっちゃ聞かれたわ!」私「ゆうたんか?」カナ「ウチ鉄板はってゆうてないよー!シラ切りまくったから!」私「そっかぁ。次は助けへんからなぁー!(笑)!!」カナ「だから、ごめんて!!でも、あの男の子達可哀相!本間に喧嘩してると思ったわ!よう協力してくれたな!」私「携帯番号教えたら笑って協力してくれたで〜今時の子は優しいな!感動したわ!」裕介「は?今何て言った?」カナがアッチャーと言う顔で私を見た。
2007-05-11 22:13:00 -
183:
さな
裕介の目つきが変わったのを皆が気付いた。私「裕ちゃん怒っちゃイヤァー?」裕介「だせ。」裕介が冷たく言った。私「何を?」裕介「携帯だせってゆうてんねん。」私「はぁ?何しに?」気まずい空気が流れる…。裕介は私の鞄をあさりだした。裕介「携帯どこやねん!?」私「ポッケ」裕介「早くだせや!」私「だから!何しに!?ってか、普通にゆえや!巻き舌まくな!」私もキレた。守とカナが仲裁にはいる。守「まぁまぁ!二人ても落ち着けって!!」カナ「サナも巻き舌なってるって!(汗)」私「こいつが意味分からん事ゆうからやん!!何?ヤキモチ!?見苦しいわ!番号交換しただけやし!キレる所間違えてるから!」裕介「うるさいわ!!ギャーギャーわめかんと早く出せってゆうてんねん!」私「あんこらっ?携帯何すんねん?ウチの携帯に何の用事?」喧嘩口調の私に裕介はどびかかってきた。私のポッケに手をつっこみ携帯をとりあげるとその場で携帯を真っ二つに割った。
2007-05-12 00:08:00 -
184:
さな
守もカナもシーンとした。プチン!血管がきれた。私「お前な!何しとんじゃ!いい加減にしろや!?」怒鳴りながら裕介を蹴った。守がとめに入る。守「サナ!手だすなや!落ち着けって!!」カナ「サナも悪いかやん!」私「ぁん?携帯折る事ちゃうやろ!?普通にゆうたらええんちゃんうん!?ってか、彼氏おったら携帯番号交換したらあかんのか!?」発狂する私…裕介「アカンよ!ってか何しに教える必死があるん!?必要ないやん!下心あるからちゃうんか!?」私「は?そんなん思ってるん!?もういいわ!あんたなんかいらんわ!!バイバイ!」私の言葉をきいて裕介は家をとびたしていった。
2007-05-12 00:29:00

