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一言だけ…ありがとうな。
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1:
さな
まだ冷たい風がふいていた3月…。七ヶ月以上ぶりに外に出た私…少年院短期という勤めを終わった私は十六歳になっていた。
2007-05-04 15:34:00 -
155:
?ュゥ?
さなたん頑張ってぇ??
ュゥずっと見てるからねッッ???2007-05-10 05:45:00 -
156:
さな
守「明日何時集合〜?」裕介「7時にサナの家迎えにいくから、みんなサナの家集合して。」カナ「分かったぁー!今日サナの家泊まらしてな!」私「…いいで。」守「そろそろ時間やしカナおくってくるわ!」カナ「じゃ、おくられてくるわぁー!また、後でね?」そう言って二人は消えていった。ユナ「私も次、体育なんで先、着替えに行ってきます!」裕介「あっ、俺も小便いってくる!」晃と二人になる…ヤバイ!と思い私も言った。私「ウチもトイレ!」裕介「じゃ、サナ先行ってこいや!晃一人とか可哀相やしっ!」私「一緒にいこっ!ウチトイレ怖いし!」一秒たりとも晃と一緒にいたくなかった…裕介が顔をしかめて言った裕介「はっ!?」私「じゃ、ウチ、チャイム鳴るまで我慢するわ!鳴ってから一緒にいこう!」裕介「何さっきから意味の分かれへん事ゆうてるん!?俺先行くで!!」そう言った裕介はダッシュで走って行った。裕介が行った後、クスクスっ…晃がわらった。
2007-05-10 05:57:00 -
157:
さな
イラっときた私が言った。私「何笑ってるん!?気持ち悪い!」晃「いやー。必死やなぁーと思って。お前俺の事そんな嫌なんか?」晃はそういって段々私に近付いて来た。無意識に体が後退りをしていた。晃「裕介に俺の事言ってないの?」私「言える訳ないやろ!頭おかしなったんか!?」私は晃を突き飛ばし逃げた。逃げる私の胸倉を掴み晃は言った。晃「全部お前のせいじゃ!!俺はお前を許せへん!お前も裕介もグチャグチャにしたるからな!!」私はその場にヘタリこみ泣いた。私「ウチが何したん!?ウチが裕介と付き合ったからやろ!?ウチが晃の気持ち踏みにじったからやろ!!裕介は関係ないやん!!やめてぇーや!ウチを気済むまで殴ったらいいやん!あかんの!?」泣きながら言う私に晃は何もいわずにドアを殴り出て行った。私も耐え切れず走って学校をとびだし家に帰った。
2007-05-10 06:22:00 -
158:
さな
ゆうさんありがとうございます!まだ全然書き上がるのは先ですが最後まで見ててください。
2007-05-10 06:26:00 -
159:
さな
家につきリビングにかけてあった晃のジャケットを外に投げ捨てた。自分の部屋に入いり布団をかぶり泣いた。震える体を自分で何度も殴りつけた。(震え止まって!!お願い!お願いやから!)何度も何度も叩いたが止まる事のない体。私は目に止まったシャーペンで自分の足を刺した。フトモモがドクドク脈をあげ血がでてきた。(痛い…)シャーペンを引き抜き流れ出る血をジッと見ていた。
2007-05-10 06:37:00 -
160:
さな
ボーとしていると携帯がなった。裕介からだった…。私は携帯を枕の下に埋めた。携帯の音は止まる事はなった。(裕介ごめんっ…本間ごめん…)しばらくして、携帯の音が止まった。携帯を手にとり電源を切った。私は布団に潜り込んだ。目を閉じ頭から必死に晃を消す事だけを考えた。そう考えると裕介の顔が浮かぶ。「サナー!!」私を呼ぶ声した、バタバタバタ!!階段を駆け上がる音とともに部屋のドアがバタンと開いた。私はとっさに布団にもぐった。「お前何してんねんって!急に帰って!!心配するやろ!?」声の主は裕介だった。私「別に…。しんどかったから!!」裕介「別にとちゃうやろ!何があってん!!」裕介が怒鳴った。私「…」裕介は布団をはごうとした。私は必死にもがいた。私「待って!電気消して!カーテン全部しめて!」裕介は止まった。「シャー」カーテンがしまる音がして裕介がいった。裕介「真っ暗やねんけど?」私は布団から出ると裕介にだきついた。
2007-05-10 07:22:00 -
161:
さな
裕介「サナ…?」私の名前を呼ぶ裕介を確認してキスをした。裕介「どないしてん?」私「…うるさい…黙って。」私はそう言って裕介のブラウスのボタンを外した。裕介の服を脱がせると裕介を押し倒した。裕介「サナ…?お前おかしいで…?」私「…裕介?」裕介「何や…?」私「ウチの事す…き…?」自分が醜く感じ涙がでてきた。裕介「お前泣いて…」私は裕介の口を塞ぐようにキスをした。私「…答えて。」裕介「好きやで。頭おかしなりそうなぐらい…サナがめっちゃ好きや…。」裕介は上にのっている私の髪を優しく撫でた。私は真っ暗の部屋で自分の服をぬぎ…自ら裕介の手を自分の胸元にもっていった。裕介「…!?」私「次は…何があっても、やめやんといて…。」裕介「…いいねんな…?」私はウンと頷いた。
2007-05-10 07:58:00 -
162:
さな
裕介は私を横にすると上からキスをした。裕介「…マジでやるで…?」私「…うん。」唇…首筋…胸…お腹…腕…裕介は私の体中にキスをしてくれた。「あっ…」裕介のキスは優しくて気持ちがいい…。裕介「怖くない…?」裕介の指がはいってきた。私「…イタっ!」痛がる私に裕介は手を止めた。私「大丈夫やから…お願いやから…やめやんといて…」裕介「分かった…」激しく指を動かす裕介…快感とは程遠い痛みが私を襲う…私は裕介の背中に爪をたて声を殺した…。裕介「サナ…入れるで…?」私「うん…」裕介の物が入ってきた。「痛いっ!!」あの時と同じ痛みに私の中がうずく…。裕介「サナ…体震えてるで…?やめよか…?」私「あっ、かん…。」裕介「…動くで…?」裕介が動く度に体に締め付けられるような痛みがはしる…裕介「アカンいきそう…サナっっ!!」そういって裕介は大きく動いた。晃の時と同様…裕介の物は私の中で小刻みにうごいていた。
2007-05-10 08:32:00 -
163:
さな
裕介「大丈夫か…?」私「大丈夫…」(はぁー)裕介は大きなため息を出すと私を抱きしめた。裕介「俺絶対お前大事にするから。だから…消えたりしやんといてっ。頼むわっ!一人でなかんといてっ。」真っ暗で何も見えなかったが裕介は泣いているようだった。私「裕介…?ごめんな。心配かけて…。」私も下から裕介を抱きしめた。裕介は晃の事を洗い流してくれるようだった。色々な意味で私は裕介に助けられた…
2007-05-10 08:45:00 -
164:
さな
裕介がカーテンを開けようとした。私「止めて!ちょっと待って!」私は急いで服を着た。裕介「何やねん…!?」私「は、恥ずかしいやん!裕介も早く服着な電気つけるで!?」そう言って電気のスイッチに手をのばした。裕介「ちょっ!待って待って!!変態!!裕介は焦りながらパンツをはいた。下着姿の裕介を確認して電気をつけた…。電気をつけ私はビックリした。裕介の腰には蜘蛛の入れ墨が入っていた。私「何これ!?」裕介「えっ?あー!それ?蜘蛛!!」私「いやいやいや…蜘蛛は見たら分かるけどさっ!こんなん入ってたん!?ってか、何処でいれたん!?」裕介「兄貴についてもらってん!兄貴、今彫り師やっててさ!こないだの誕生日にブスブスっと!」私「へぇー!綺麗な!サナこんなん好き!サナのお父は背中からオケツまで虎入ってるで!めっちゃ綺麗で!」裕介は…黙ってしまった。
2007-05-10 09:11:00

