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一言だけ…ありがとうな。
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1:
さな
まだ冷たい風がふいていた3月…。七ヶ月以上ぶりに外に出た私…少年院短期という勤めを終わった私は十六歳になっていた。
2007-05-04 15:34:00 -
105:
さな
熱い視線を感じ横を見ると裕介が凄い目つきで睨んでいた。私「えっと…そんなに見ちゃサナに穴があいちゃうぅ〜」精一杯の冗談でも裕介は笑ってくれなかった。裕介「サナ!お前ちょっと来い!」私「えっと…はい!」裕介の方に行くと羽交い締めにされ押し倒された。私「いやんっ?皆が見てる?(笑)」裕介「あほや…」そう言うと裕介はマキロンを自分の制服の袖に染み込ませ私の顔を拭いてくれた。裕介「本間っ!お前人生なめてるわっ!病気や病気!一回献血で血全部ぬいてもらったらいいねん!」そう言った裕介の顔は優しい顔だった。
2007-05-08 13:11:00 -
106:
さな
私「何か体ばりホコリっぽいから、家でシャワー浴びてくる!」カナ「あっ、ウチも一回かえろぉ〜あっちこっちに髪の毛からまってて気持ち悪いぃ〜マモタンついてきて!」守「おんっ行こか。」私もノリで言ってみた。私「ユウタンついてきて〜♪」裕介「いいで」二手に別れそれぞれ自宅に戻った。帰っている最中私は大事な事を忘れていた。(今日お父いてないんやったぁ…二人っきりやん!しかもウチシャワーとか言ってもうたしぃ…うち襲われるかもっっ(泣))変な汗が次から次から出て来る。(うわっ、次の角まがたたら家やん…あかんあかん!普通でいかな!相手刺激させたらあかんわっ!!)そんな事頭の中でいいきかせていたっ!裕介「サナ!ついたで?」裕介に言われ我に帰ると家の玄関が目の前にあった。
2007-05-08 13:33:00 -
107:
さな
(ウチ何意識して先走ってんやろ…。めっちゃアホやん!めっちゃ恥ずかしいわっ…)自分の妄想に恥ずかしくなり、私は少しスネ気味で風呂場に向かいシャワーを浴びた。腕や足や首についた引っかき傷にお湯がやたらにシミル…。10分程で上がり服を来て2階にむかった。裕介「消毒したるからおいで!」裕介はメンボウで傷に消毒液を塗ってくれた。裕介「何で俺お前みたいなん好きやねんやろ…こんな傷多い女の体初めて見たわ。」私「え…。誰の体見たん!?」裕介「はっ?そりゃな…AVとかな…俺も男やし…」裕介は小さな声でぼそぼそっといった。
2007-05-08 14:06:00 -
108:
さな
私「ふぅ〜ん(-.-;)」疑いの目で裕介ん睨む私。裕介「何やねんっ!何勘ぐってんねんって!」私「AVってエッチビデオやろ…?何がおもろくてそんなん見るん?趣味?」男兄弟のいない私はマスーターベーションなど知ってるはずもなかった…裕介は顔をしかめながら言った。「誰が趣味やねんっっ!俺そこまで変態ちゃうわっ!まっ、でも趣味に近いもんはあるけどなっ(汗)男やったらみんなやと思うで!?」私「守は好きそうやけど…晃も好きなんかな?」裕介「う〜ん?分かれへんけど、月三回は絶対見てると思うで!」私「月三回って数字が微妙やねんなっ!(笑)こんど晃にきいとくわっ!」裕介「うん!普通にやめとけ!俺が怒られるからっ(笑)」裕介は呆れた様に笑った。
2007-05-08 18:26:00 -
109:
さな
裕介「はいっ!消毒完了!」私「あっ、どうもです」パッと裕介と目があった。ドキっとするぐらいに裕介は私をジッと見ている。恥ずかしくなり目をそらした私…裕介は私の顔を引き寄せキスをした。裕介はキスをしながら私をそっと寝かすと着ていたブレザーをバサっと脱ぎ捨てた。心臓、脈拍ともにMAX!!緊張で体が小刻みに震える私…。裕介「お前震えてる…」私は下から裕介をギュッと抱きしめ裕介の言葉を止める様にキスをした。裕介「そんなんされたら、俺止まれへんくなるやろ…俺でいいんか…?」緊張で言葉がつまる…「ウン」と頷き震える声がで言った。「裕介…が…裕介がいい…」裕介は私を見つめ抱きしめた。裕介「サナ…愛してる。」そう言った裕介の手には汗がにじみ…少し震えているようにもかんじた。
2007-05-08 18:57:00 -
110:
さな
いつもと違う激しいキス…裕介の唇は次第に耳…首筋と段々下に下りてくる…首筋に唇が当たるとビクン!と体が動く…今までに味わった事とのない体の感覚…裕介の手は私の胸辺りまできていた。優しく私の手を引き座らせると私の上の服を脱がせた裕介…ブラを手で前を隠しながら「恥ずかしい…」と私が小さく言った私。裕介はネクタイを片手でゆるめ、ブラウスを脱ぎ捨て上半身裸になった。ドキン!心臓が震えた…。裕介「アカン…俺優しくできそうにないわ…。」そういいながら裕介は私のブラへ手をのばしブラを脱がすと再び私を寝かせた。体が強張り震えがとまらない…裕介の顔が胸元にきたとき「ツー」っと何がホッペを流れた。それは次から次へと溢れてきた。「ゆう…す…け…」裕介は私の顔を見て言った。「どないしてん!?痛かったか…?何で泣いてんねん…?」涙の理由など自分にもわからなかった。
2007-05-08 19:36:00 -
111:
サナ
私「分かれへん…勝手にでてくるねん…サナ変やわ…」裕介は泣く私を抱きしめ優しく言った。「ごめん…怖かったな…」裕介は私の髪を撫でながら小声で何度も謝っていた。私「何で裕介が謝るの…?サナがごめんやのに。」裕介「いや…怖い思いさせてもうたから…初めてやのに…本間ごめんな」私「サナ大丈夫やで。多分ちょっとビックリしただけやから…」裕介「無理すんなって…ゆっくりでええねんから…。」そう言って裕介は私のオデコにキスをした。
2007-05-08 19:54:00 -
112:
さな
二人上半身裸で布団をかぶり初めて男の人に腕枕をしてもらった。裕介「さな?何で俺としようっておもったん?」私「何でやろ…?裕介じゃないと嫌って思ったからかな?初めては裕介にあげたいと思ってん。」裕介は目を真ん丸にして「え…?」っといった感じだった。私「キスも、まだしてないけどエッチも裕介以外は絶対嫌やもん!裕介が言ってた特別がさっき分かったような気がする…。ムカツイタ時だって裕介の顔思い出したら我慢できたよ!」裕介はキョトンとした。私「聞いてる?」私の声で裕介は我に戻り言った。裕介「めっちゃ嬉しいっっ!」裕介はガバっと布団をはぐと私の左胸にキスマークをつけた。裕介「心臓の上に俺マーク?」裕介は子供のような笑顔で言った。私も裕介の左胸にキスマークをつけ「サナマーク?」と言い笑った。
2007-05-08 20:16:00 -
113:
さな
私「裕介は何でサナの事好きなったん?」裕介「ハズイから言うの嫌!」私「はっ!?無理答えなサナ家出してぐれるで!!」裕介「今でも十分ぐれてるやん」私「今よりグレるもん!親父狩りとかするからな!(笑)」裕介「それはアカンなっ!(汗)マジで言うの!?本間ハズイねんけどっ!」私「はい!お願いします!(笑)」裕介は恥ずかしそうに話し始めた。
2007-05-08 20:27:00 -
114:
さな
裕介「俺な最初一年の時はお前の事嫌いってか苦手やってんやん。すぐ暴れるし今よりトゲトケしてて何て無茶苦茶な女って思っててん。」私「は?まっええわ!それで?」裕介「お前覚えてるかな…?同じのクラスに今はいてないけど青山っていう、めっちゃイジメられっこおったやん?」私「オタクッポイ子やろ?」裕介「うん!その子!あいつ体育祭の時にクラス対抗リレーでおもいっきりコケテ二年の女子達にキモいゆうて、水筒とか投げられてたやろ?」私はあまり記憶になかった。私「そうなん?」裕介「お前クラスの旗もって、その女子の先輩ボッコボコにしたやん!」私「ああ゛ー思い出した!懐かしいな!先生四人ぐらいにかつがれてプールの更衣室にとじこめられた時や」裕介「そうそう!あん時ぐらいからかな!あっイイ所あんのんやん!ってお前を目でおいはじめててん。」
2007-05-08 20:47:00

