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殺してしまった

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  • 1:

    名無しさん

    「泣くな、うるさい!」そう怒鳴りながら、母は私の服をまくりあげ、タバコを背中に押し付けた。「ーぁ゛あ゛」声にならない声が出た。私は泣くのをこらえた。「最初から、そうしてればいいのよ。」冷たい目で私にそう言うと、母はテレビに目を向けた。

    2007-04-28 15:53:00
  • 45:

    名無しさん

    主さん頑張ってください。応援してますよ?

    2007-04-29 09:00:00
  • 46:

    名無しさん

    応援ありがとうございます??今から更新します?

    2007-04-29 10:53:00
  • 47:

    名無しさん

    駅前のカラオケにつくと、もうすでに二人は待っていた。「ごめんー遅くなって!」唯が謝る。「唯ちゃん久し振り!本間におそいわ!」一人が言った。唯をナンパしてきたその男は、すごくカッコイイ。大学生の、隆弘(タカヒロ)君。想像以上で、ドキッとした。そしてもう一人・・さえない顔で、無口。インパクト0の、伸也(シンヤ)君だった。二人は幼なじみらしい。軽く自己紹介をして、カラオケに入った。

    2007-04-29 11:11:00
  • 48:

    名無しさん

    二人は二十歳なので、お酒がのめる。私たちはあきらかに未成年なので、ジュースだった。文句を言いながらも、楽しく歌って、たくさん話しをした。私も唯も、もちろん隆弘君狙いだったが、やはり唯には敵わない。最初は四人で仲良く喋っていたが、いつの間にか隆弘君と唯、私と伸也君に別れていた。

    2007-04-29 11:20:00
  • 49:

    名無しさん

    しばらくして、唯と隆弘君が突然「俺ら、帰るわぁー!」と言い出した。「えっ。ちょっと待ってよ!唯が帰るなら、私も帰る!」急いで荷物を鞄になおす。「さやかは帰ったらあかん!うちら二人で遊ぶから!」(意味わからん!)と思ったが、親友の恋を応援しないわけにはいかない。しぶしぶ、唯と隆弘君を見送った。

    2007-04-29 11:28:00
  • 50:

    名無しさん

    一気に部屋が、シーンとなった。無口で冴えない伸也君と、二人・・。気まずい空気を察した様に、携帯が鳴った。唯からのメールだった。[[突然帰ってゴメンな-☆頑張って伸也君にアピりや!(^O^)オジャマ虫は消えます♪じゃあ、唯はさき家帰ってねてます♪おやすみー]]・・唯は、何かを勘違いしている。(私は、隆弘君狙いやったんやけど・・・。)そんな事を伸也君に愚痴れる訳もなく、しかたなくカラオケを出ることにした。

    2007-04-29 11:40:00
  • 51:

    名無しさん

    カラオケを出ると、外はもう人通りがまばらになっていた。時刻は、2時。自転車はもちろん、唯が乗って帰ってしまっていた。(どうしよう・・)家に帰りたくない。でも、ここにいるのも怖い。急に心細くなって、泣きそうになった。

    2007-04-29 11:46:00
  • 52:

    名無しさん

    「ぇ・・え?どうしたん急に・・。帰るの怖いん?ちゃんと送るで?それともタクがいい?!」伸也君が慌てて顔を覗き込む。(そんなんじゃないねん・・そんなんじゃ・・。)帰る場所がない。誰も私を必要としていない。私なんかいないほうが、みんな幸せだったんじゃないか?そんな事が頭を駆け巡って、消えたくなった。「・・死にたい。」

    2007-04-29 12:02:00
  • 53:

    名無しさん

    「死にたいぃ〜!!」その場に崩れ込み、大声をあげて泣いてしまった。小さい頃から、泣く度に体罰を受けてきた。泣く子をひっぱたくと、子供は更に泣く。でも、繰り返していると、子供は泣かなくなる。泣く事は、いけない事だと思い込む。私はその、典型例だった。何があっても、我慢してきた。人前で泣く事なんて、なかったはずなのに・・。唯の前といい、今といい、今日は本当に良く泣く日だった。

    2007-04-29 12:12:00
  • 54:

    名無しさん

    「ちょっ・・どうしたん?!」かがみ込んだ私の片に、伸也君の手が触れようとした。―ビクッ!―思わず両手で頭を抱え、身を縮める。小さい子供に、よく見られる行動。(―たたかれる!)そう思って、反射的にしてしまう。私はこれが、未だになおっていなかった。何かを察したのか、伸也君は手をはなし、悲しそうな顔をした。

    2007-04-29 12:18:00
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