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1:
◆veUs8IjfB6
私はしがない風俗嬢。
夢の為?借金返済の為?はたまたホストに貢ぐ為?
そんな明確な目的なんてものはありません。ただただ其の日暮らしの為に「風嬢」やってます。2007-04-25 03:19:00 -
46:
眠気に逆らって書いたせいか、読み返してみて文章がいつも以上にめちゃくちゃな事に気付きました。
ちゃんと何度かチェック入れたほうがいいですね。以上言い訳でした。2007-05-04 13:50:00 -
47:
名無しさん
面白いです?
2007-05-04 17:08:00 -
48:
梢
読みやすいです?頑張ってくださいね
2007-05-06 09:35:00 -
49:
◆veUs8IjfB6
(ったく、何処のホストやねん、気ー悪いわ…)
「彩織を釣る餌」として見られる事は、其のホストに関心が無いとはいえ不愉快だ。自分の低レベルさに貼り付けられたレッテルだが、彩織を営業する勇気の無いヘタレホストになめられているのは本気で腹が立つ。
適度に余裕はあるので、口座に問題が無ければ、呼ばれれば行くし、適当に何か卸したりもする。ホストに行くのは好きでも嫌いでもないといったところ。別に行かなくても支障は無いし、ストレス発散なら其れ以外にも方法はある。
わりとどうでもいい存在の彼らに見下されている事実。努力すれば見る目が変わるのかもしれないが、今更努力するのも面倒くさい。2007-05-06 13:04:00 -
50:
香坂紫苑、21歳。18の頃から風俗を続けてきて、適当な成績しか見出だせていないので、「売れる」事なんて想像出来ない。想像出来ない事に向かって頑張れる程、気力のある人間でもないのだ。
(ホストなんてリピートにもならんし、適当にしてかえろ)
__________2007-05-06 13:07:00 -
51:
ドアをノックして、鍵が解除された音を聞き、ドアノブに手をかけて扉を開ける。
「失礼しまーす…」
俯きながら思い切りやる気の無さを主張する声。自分自身、「紫苑」を必要としてくれる「お客様」にはそれなりに愛着も沸き、満足させようという仕事意識も出るものの、私を経由して彩織を必要とする奴らはもはやお金を払っていても客として見えない。…この人が、そうだと断定出来たわけではないのだけれど。2007-05-06 13:10:00 -
52:
「こ、こんばんは…来てくれてアリガト…」
何を言ってるんだか。貴方が指名している以上、私が此処に来るのは義務なのだから、お礼を言われる事でもない。慣れていないのだろう。どうしたらいいのかわからないような顔をしている。これからのプレイが全てなのだから、言葉で教える義理なんてない。私は取り敢えずタイマーを回し、バスルームへと身体を反転。完全な無視。
「あ、てか待って!」
がしっと腕を掴まれ、バスルームへと向かおうとする私を阻む。イラっときて鋭い目つきで見上げれば、困惑した様子で私を縋るように見ている。2007-05-06 13:13:00 -
53:
「ちゃうねん…ごめん、仕事モードにさせといてごめんやけど、俺、違うねん」
「何、しやんの?営業するにしろお金勿体無いでしょう?貴方の事どうでもいいから話するよりかはプレイした方が楽なんですけど」
面倒くささと苛立ちがきつい言葉を吐き出させた。本音半分、嫌味半分といったところ。彼は顔面蒼白になり絶句している。白々しい、ショック受けた演技でもしているのか。本当は怒りに任せて罵倒したいくせに。
「……ご、ごめん、面倒な事させてごめんやけどほんまプレイせんといて?取り敢えず座って」2007-05-06 13:16:00 -
54:
はあ、と大きく溜息を吐いて、ベッドに腰掛けた。これからの話が安易に予想出来て、また溜息が出た。
彼は私の不機嫌な態度に困惑しつつも、備え付けの冷蔵庫からジュースを取り出して私に渡してきた。彼と目も合わさずお礼も言わずに受け取って、一口飲む。沈黙が支配するホテルの一室。
「……何かあった?」
彼は私の隣に座り、おずおずと訊いてきた。やかましい、と思ったと同時、自分の非に気付く。彼は「ホスト」で「営業」に来ていると、先入観で判断してしまっているだけで、もしかしたら全く違う職業で、別の目的で来ているのかもしれない。其の可能性は何も話していない今の段階では十分にありえる事で、そうだとしたら全面的に私が悪い。…どんな目的で来ていてもこの態度は悪いとしか言いようがないのだけれど。2007-05-06 13:19:00 -
55:
そう思うと急に罪悪感が芽生え、発作的に彼を見た。多分、彼が怒っていないか、不機嫌になっていないかを確かめようとしたのだろう。彼は急に目を合わせた私に驚きもせず、ただ黙って見つめ返してくる。
目を見て人格が完璧に評価出来るわけじゃないけれど、見るものを選び、生きてきた過程を記録してきた瞳は少なからずその人の内面を映している気がする。彼の目は綺麗で、其処に自分が映っているのが酷く惨めに思えた。
「……何しに来たんですか?」
目を逸らす事に敗北感を感じ、私は目を逸らさずに訊いた。2007-05-06 13:22:00