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-ICE I-
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1:
舞
アタシハ
何ノ為ノ存在…?
>>
文章力ありませんが
どうか皆に
見て頂きたいです?
よろしく
お願いします?(-?-)2007-03-18 11:38:00 -
81:
主
「嘉夜(カヨ)…店どないするん」
あたしはさりげなく聞いた。
嘉夜はうつむいたまま、
「……とぶ……」
と言った。
(飛ぶ…ゆうたかて…)
「家は?」
「店の先輩ん家に住んでる」
「ほな飛ぶにも飛ばれへんやん」
「………」
「………」
こうしてあたし達は
一緒に住む事になった。2007-03-19 04:37:00 -
82:
主
時計は夕方5時を回っていた。
(あ…仕事…)
7時から仕事だ。
シャワー入って
化粧水、乳液つけて
髪乾かして化粧して
髪盛って巻いて…
あかん、時間ない…
あたしは急いで支度を始めた。
(…あ…嘉夜どないすんねやろ)
あたしは嘉夜に問いかけた。
「………」
「………」
結局は嘉夜もあたしの店で
働く事になった──
2007-03-19 04:44:00 -
83:
主
(この子世話やくわ…)
帰宅後
あたしはご飯を作りながら
そんな事を思っていた。
「なぁ!あみちゃん!」
嘉夜に呼ばれ、
あたしは出来上がったオムライスを運びながら何?と返事した。
「あみちゃんってぇー、なんか目冷めてますよねっ」
あたしは
何を言い出すんだろうと思えば、
とため息をついた。
「なんかあったんですかぁ?」
嘉夜は首をかしげながら
上目遣いであたしを見る。2007-03-19 04:49:00 -
84:
主
「──別に」
あたしは軽く流した。
「てか嘉夜16やろ?」「はいっ」
「あみもやねんけど」
「えっ!?あみちゃん18ぐらいかと思いましたよぉー」
「16。敬語やめてや」
「あ──…うん…っ」
「あと!あみって呼んで?」
あたし達は仲良くなるのに
時間はかからなかった。2007-03-19 04:54:00 -
85:
主
「でも本間びっくりー。
あみがタメやったなんて」
嘉夜は目を大きくして言った。
嘉夜はなんとなく
声も顔も○塚愛に似ている。
あたしからして
同い年でも妹的な存在だった。
「あっ!あみー!」
(また…こいつめんどくさいわ…)
「なに?」
「ひっ○けにナンパされに行こーや!」
ウキウキした目で
見られてあたしは仕方なく付いて行った。2007-03-19 05:00:00 -
86:
主
「あみって、今16?」
「そやでっ?」
「まじ見えへんわー」
「本間あ?でも悠紅も見えへんやん?」
「俺?俺はまだ気持ちは幼稚園児?」
「きゃはは!笑けるー!」
悠紅はギャグセンスのある楽しい人だった。
後ろを振り返ると
嘉夜と凛が楽しくしゃべっている。
何も気にとめず、
あたし達はカラオケに向かった。2007-03-19 05:18:00 -
87:
主
──503号室──
「あみ、歌声が浜○あゆみとか倖田○未とかにやたら似てるなあ」
悠紅が言う。
「まじでー?むっちゃ嬉しいっ?おおきに?」
嘉夜は○塚愛を歌っていた。
(似てるわぁ…)
あたしは皆の歌を聞きながら
カラオケという場所に
懐かしさを感じていた。
悠紅も嘉夜も…凛も…
歌上手…
2007-03-19 05:23:00 -
88:
主
そのうち、
悠紅と嘉夜がドュエットをしだし、
あたしは笑って聞いていた。
「……あみちゃん」
凛があたしに声をかけてきた。
「んっ?どうしたんーっ?」
ばっちり上目遣いで凛を見つめる。
凛は何も言わずに、
あたしの手に紙を握らし席へ戻っていった
「あーみっ!何歌うー?」
紙を見ようとした時、
嘉夜が来たので
とっさにポケットになおした。2007-03-19 05:30:00 -
89:
主
────────────────
カラオケが終わり、
これからどうしようかという時
嘉夜がベロベロに酔っていた。
これじゃあ
どこへも行けないよ…と、
とりあえずどうしようもないし
ホテルに行く事にした。
凛は嘉夜をおんぶし、タクシーに乗せ、
あたし達はホテルに向かった。
「どう分かれる?」
「じゃあペアで」
……
あたしは悠紅とペアなので、
同じ部屋に入った。2007-03-19 05:37:00 -
90:
主
「…なんか…アレやんな!///」
悠紅は何か照れくさそうにベッドに座った
ダブルベッドで
ピンクを基調にした広い部屋。
あたしはアロマの香りでいい気分だった
「風呂入ってくるわ!//」
何を期待してんだか…悠紅はお風呂へ。
あたしは凛にもらった紙を取りだし、ベッドに寝転がった。
『0/0-25//-///9』
(番号…?)
『連絡してな!できたらでいいから!凛』
汚い字で書かれていた。
あたしは一気に恥ずかしくなった。
素直に嬉しかった。
裏腹に、横の部屋で
嘉夜と凛は何をしているのか気になった。
悠紅が出てきて、
「あみも入れよ」
と可愛い笑顔で言った。2007-03-19 05:47:00