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  • 1:

    アタシハ
    何ノ為ノ存在…?
    >>
    文章力ありませんが
    どうか皆に
    見て頂きたいです?
    よろしく
    お願いします?(-?-)

    2007-03-18 11:38:00
  • 2:


    ──中3の冬…

    何ともいえない臭いが漂う部屋。

    ビニールを片手に
    ぐったりした連れのみじめな姿。

    (…皆まだイってる…)

    先に目を覚まし気がついた私は
    深くため息をつく。

    ──中1からかな。
    何でもかんでも
    悪さしだしたのは…

    暴走、薬物、草、シンナ―、
    傷害、狩り、援交…

    何だって怖くなかった

    あたしはもう
    道が外れきっていた

    2007-03-18 12:07:00
  • 3:


    「起きぃや…」

    連れの体を揺する。
    しばらくして3人の連れは
    「ん゙〜………」と
    うなるようにして身を起こした。

    全員の意識がしっかりしてくる。

    一服したあと、いつものように
    上着を着てロ―ソンの裏に溜まった。
    知り合いの連れや
    先輩後輩が集まっている。
    パラパラの練習やらなんやらして
    明け方4時頃には
    「眠いから…」
    と1人ずつ帰っていく。
    (あたしも帰ろ…)

    煙草を地面にこすり立ち上がった。

    「舞も帰るわ」

    手をふって
    バッコン(盗んだ原付)で自宅に戻った。

    2007-03-18 12:09:00
  • 4:


    「おかえり」

    優しい目…
    その奥では淋しい目をして母が迎える。
    何も言わずに
    あたしは自分の部屋に戻った。

    こんなにもあたしは
    めちゃくちゃな事をしていたのに
    この頃から母は何も言わず
    ただご飯と布団だけを用意して
    起きてあたしの帰りを眠らずに待っていた


    2007-03-18 12:14:00
  • 5:

    ???また夜書きます???

    2007-03-18 12:28:00
  • 6:


    「ヤニ行こや」
    と連れに言われたら皆でトイレ。サボろうや、ボケようや…皆が言う言葉で皆が動いてた。しょうもない毎日があの頃のあたしからしたら幸せやった。

    信用できる連れもできた。
    その子が何かあった時は死んでも助けたると思えるほどの連れやった。その心地よさが地獄に変わったのは


    真夏のある日…


    2007-03-18 13:20:00
  • 7:

    名無しさん

    (>д

    2007-03-18 15:33:00
  • 8:

    >>8さんありがとう!

    ……続

    「話あんねんけど」
    信用してる連れに呼ばれた。
    大事な話かと思い、何もゆわず付いていく。
    「何かあったん?」
    問いかけても無視だ。ひたすらにトイレへ手を引っ張られる。

    2007-03-18 21:09:00
  • 9:

    入ってすぐ、突き飛ばされた。
    頭は真っ白。

    「なんやねんゴルァ」

    たまらずアタシは掴みかかった。

    (なんで…なんで…?)

    2007-03-18 21:12:00
  • 10:


    (何で…あや…)

    ※あや…信用してる連れ

    しりもちをついたあやは髪が顔に覆い被さっていた。しかし金に染めた髪と髪の間からは鋭い目がこちらを向いていた。
    「舞さぁ…」
    むくりと立ち上がる。

    2007-03-18 21:20:00
  • 11:

    名無しさん

    略多くね??p(^^)q

    2007-03-18 22:06:00
  • 12:


    146センチしかない小柄なあやを
    見下すようにアタシは見つめた。
    2人とも息が荒かった。

    「…うちら親友やったよなぁ?…」

    あやは小さくポツリと言った。

    「なんやねんソレ…」
    アタシはあやが何を言いたかったのかさっぱりわからなかった。

    「お前あやが援交してる事言いふらしたやろ!」

    あやが怒鳴った。
    アタシは呆然とあやを見ていた。
    血相をかえて睨んでくるあや。

    確かな事を言うと
    アタシはそんな事言った覚えはなかった。

    (あや…誤解してる…)
    【誤解してる】

    たったその一言…
    アタシは言えなかった。

    2007-03-18 22:21:00
  • 13:

    >>12さん見やすいかなと…↓すみません、気つけます?

    2007-03-18 22:22:00
  • 14:

    アタシはあやの事他人から何を聞いても信じなかったのに。あやは確認もとらずに他人を信じるんや。アタシは小さく鼻で笑った。

    2007-03-18 22:28:00
  • 15:

    (信用してるとかゆってたくせににね)
    「……言ったで」アタシはあやを見て言った。「…舞…最悪やな」あやは早歩きでトイレを出た。アタシも後につづいてトイレを出た。

    2007-03-18 22:34:00
  • 16:

    ??皆様??
    やはり書きにくいので略にさせて下さい?
    すみません?



    クラスに戻ったら皆があたしを一斉に見た。
    冷たい視線だった。
    「裏切り者」
    誰かがつぶやいた。
    あたしは悔しくなって早退した。


    ―家―…

    ピロリロリロリロ…

    携帯がなる。

    2007-03-18 22:38:00
  • 17:

    【死ね】【うざい】【裏切り者】【嘘つき】【殺す】…【嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき】………知らないサブアドからメールが次々と届く。送り返しても、すでに宛先エラーになっている。

    2007-03-18 22:43:00
  • 18:

    あたしは今までこんな事された事なかった。
    普通なら中学の時のように…
    何かされたらやりかえしてたはずだった
    でも
    あやは今までで一番信用できた親友だった。
    お互いのイニシャルの刺青を肩に入れたり…
    いて当たり前の存在だった。
    あたしからしたら、こんな些細な噂で潰れるほどはかない物だとは今まで気付かなかった。
    あの時ちゃんと否定していれば分かりあえたのかもしれない。
    けどあの時は心から
    【もういらん】って思ってしまったんだ。

    2007-03-18 22:53:00
  • 19:

    悲劇のヒロインの仮面をかぶっていても一番ひどいのはあたしなのかもしれない。
    次の日学校行くのが憂鬱だった。

    2007-03-18 22:55:00
  • 20:

    窓の外で枯れ葉が風に舞う。あたしはずっと揺れる木を眺めていた。ピロリ…携帯が鳴る。(…電話…あや…?)ゆっくり電話に出る。

    2007-03-18 23:04:00
  • 21:

    「…もしもし」
    声がかすれる。電話の向こうではあやだけでなく、単車をふかす音や男や女の声が飛び交っていた。
    「青葉公園」
    一言言って電話が切れた。あたしは青葉公園に向かった

    2007-03-18 23:21:00
  • 22:

    名無しさん

    ??皆様??
    略できるだけなくしますね!

    2007-03-18 23:27:00
  • 23:

    名無しさん

    公園までは徒歩約10分。
    公園には30人ほどの連れが溜まっていた。
    「早かったやん…走ってきたんやね」
    あやが
    あざわらうように微笑む。

    2007-03-18 23:29:00
  • 24:

    名無しさん

    皆の目はこの間のように冷たかった。
    (…嫌…嫌や…逃げ出したい)
    あたしはキッとあやを睨んだ。あやは近づいてきて「怖い顔しんといてや」と笑った。

    2007-03-18 23:33:00
  • 25:

    名無しさん

    あやはあたしの周りをゆっくり回って話し出した。
    「舞さぁ…よく親友売れるよなぁ…あや聞いた時すんごいショックやったわ…まさか舞が親友をアホにしてたとはな」
    あやが上着を脱ぐ。
    肩には【M】と彫られている。

    2007-03-18 23:36:00
  • 26:

    名無しさん

    (誤解やのに…あやの事失いたくないのに…なんで気持ちと逆の事言うてまうんやろ…ちゃんと否定しなあかんのに…)
    手が震えた。
    その時だった。
    あやはナイフを取り出した。

    2007-03-18 23:40:00
  • 27:

    名無しさん

    「こんなんアホらしいわ」
    あやが自分の肩をナイフで切りつけた。
    赤い液体が一線に流れる。
    「……っ」
    あやは平気な顔をしているのに、あたしは口がゆがんだ。

    2007-03-18 23:43:00
  • 28:

    名無しさん

    「……あやっ…」
    あたしはあやに駆け寄った。
    あやはあたしの手を振り払い、
    「触らんとってや。今更?…笑かすわ…」
    と言った。

    2007-03-18 23:51:00
  • 29:

    名無しさん


    「…あんたもしぃや」

    あやと周りの奴らが
    一斉にあたしに向かって近づいてくる。

    2007-03-18 23:55:00
  • 30:

    名無しさん

    (なんで……?なんで…あや…なんであたしが否定する前に信じてくれへんの……?)
    勝手に涙が溢れてくる。

    2007-03-19 00:00:00
  • 31:

    名無しさん

    口が動かない。否定したところで仲が戻ったとしても…所詮これまでの付き合いだったって事が明らかだ。
    (モウドウデモイイ)
    あたしの中の何かが弾けた。
    上着を脱ぎ、自らあやが持つナイフを取り上げ思いっきり自分の肩に切りつけた。

    2007-03-19 00:05:00
  • 32:

    名無しさん

    こんなの喧嘩で何回も味わった痛み。別に痛くない…
    あたしは深く…深く切った。
    これで気がすむのなら…と。
    「………まい…」
    あやがしゃがんであたしの顔をのぞきこむ

    2007-03-19 00:14:00
  • 33:

    名無しさん


    「足リナイヨ?」

    優しい笑顔が
    悪魔に変わった

    2007-03-19 00:21:00
  • 34:

    名無しさん

    目が覚めた時は朝だった。
    体中がジンジンと痛む。
    ナイフと上着……血の跡。
    あや達はもういない。

    2007-03-19 00:24:00
  • 35:

    名無しさん

    足を引きずり、腹を抱えながら家に戻った。
    鏡には痛々しい傷がいくつもあった。
    母はあたしを見て泣いていた。

    2007-03-19 00:26:00
  • 36:

    名無しさん

    後から聞いた話では、
    援交をしていると噂が流れアヤの彼氏はアヤに別れを告げたらしい。
    アヤは気が狂ったように噂を流した奴を探していたのだが、流した本人はアヤに怯え、
    【舞が流している】と新しい噂を流したらしい。
    真実がわかったあとでもアヤは連絡を途絶え続け、自然にあたし達は離れていった。

    2007-03-19 00:36:00
  • 37:

    名無しさん

    あたしは人間不信になった。いくら信じても裏切られるのがオチ。そう思うようになった。
    地元の連れには
    【あんたから連絡切ってんやん…都合いい奴やな】と電話を切られた。

    2007-03-19 00:40:00
  • 38:

    名無しさん

    悪いのはあたし。
    こうなったのはあたしのせい。
    アタシガ悪イ…アタシガ…
    我にかえるとカッターで自分の手首を切っていた。

    2007-03-19 00:43:00
  • 39:

    名無しさん

    (いつからこんなに
    弱くなったんやろ)
    あたしは夜、
    煙草を買いに外に出た。
    冷たい風が傷にしみた気がした。

    2007-03-19 00:46:00
  • 40:

    名無しさん

    オレンジ色の不気味な月。
    虫が飛び交う電灯。
    iceneというメンソールがきつい煙草を2つ買って
    あたしは来た道をゆっくり歩いて戻った。
    何気なく前にたつ【入居者募集】の看板を見ると、白く光ったように見えた。

    2007-03-19 00:51:00
  • 41:

    名無しさん

    光の正体は
    後ろから来た白いワゴン車のライトだった。
    よけようとした瞬間
    いきなり車が止まり手が伸びてきて
    あたしは車の中に連れ込まれた。

    2007-03-19 00:54:00
  • 42:

    (………っ)
    頭が真っ白になり、
    気が動転して涙も出ない。
    目の前には男が2人いて
    あたしの顔をジロジロと見ている。

    2007-03-19 00:57:00
  • 43:

    「明るいベージュ系の色にエクステでロングの髪…」
    男がブツブツと何か言っている。
    「150センチぐらいで細身のお姉ギャル…ピアスが7個…」
    「この子やな」
    男はあたしの特徴を次々に言うとニタリと笑った。

    2007-03-19 01:05:00
  • 44:

    あたしの手が男の顔に当たりかける。
    「おぉっと……危な…舞ちゃん、昔ヤンチャばっかしてたらしいやん…ほっそい腕のくせにさすが力強いわ」
    「なんなん!?お前らはよ出せや!ポリ言うぞゴルァ」
    あたしは一生懸命抵抗をする。

    2007-03-19 01:13:00
  • 45:

    「ほら、舞ちゃん体型に似合わず胸やたらでかいやん?皆でずっと狙っててん…」
    金髪の男二人はあたしの服を脱がす。
    「………っやめ…」
    煙草の匂いと香水の匂いが混ざった臭いで、あたしは頭がクラクラした。

    2007-03-19 01:19:00
  • 46:

    人通りが少ない路地裏。
    男は自分の性欲を満たした後、あたしを捨てた。
    写真を撮られたから
    警察にも親にも言えない。
    来ていたパジャマには白い液が垂れていた。

    2007-03-19 01:22:00
  • 47:

    あたしは犯された。
    援交でもなく
    彼氏でもなく
    見知らぬ人でもなく
    知っている先輩に。

    2007-03-19 01:23:00
  • 48:

    母と父は髪も服もグチャグチャのあたしを目を見開いて何があったんだと大きな声で言った。
    何もないと言うあたしを見つめ
    母と父は何かを悟ったかのように泣いた。

    2007-03-19 01:30:00
  • 49:

    (もうあかん…)
    あたしは携帯と財布、煙草を持って地元を抜けた。
    泊まり歩く訳にもいかない。
    とゆう以前に
    泊まり歩ける連れがいない。

    2007-03-19 01:34:00
  • 50:

    行く先はミナミ。
    水商売でもして、店から支給される寮に住むしかない。
    例え16歳の子供でも、
    雇ってくれる所があるかもしれない。
    あたしはまた道をそらした。

    2007-03-19 01:37:00
  • 51:

    年齢は18歳という事になり、
    店での名前は【あみ】になった。
    もともとキャバ嬢としてスカウトはよくされていた方で、
    普段の見かけもキャバ嬢っぽいと勘違いされていたあたしは、いつものように髪を盛っては巻いて、援交オヤジがくれたDiorのアクセサリーを付けたり黒の貸し出しドレスを着たりして、
    自分なりに上出来だった。

    2007-03-19 01:55:00
  • 52:

    初めての客につく。
    年は40〜50ぐらいだろうか。
    「あみです?はじめまして?」
    あたしはめいっぱいの笑顔で接客をした。

    2007-03-19 01:58:00
  • 53:

    その客は坂本さんというらしい。普通のサラリーマンだ。
    「あみちゃんは黒目がちで子猫みたいやなぁ〜肌は白いし綺麗やし…めちゃくちゃタイプやわぁ〜」
    「やぁだ〜?坂本さん口うまいねんからぁ?」
    アホらしい、と思いながらも常に営業は忘れない。

    2007-03-19 02:03:00
  • 54:

    次の客は25歳のホスト上がりという圭君。

    「あみって…あれやな、浜崎○ゆみ系!目とか鼻とか口とか輪郭とか髪とかー」
    「きゃはは、全部やんっ!よぉ言わんー」
    この客もバッチリだ。

    2007-03-19 02:07:00
  • 55:

    うまくいっているあたしに
    オーナーや統括、先輩は
    期待をよせてくれているようだった。

    2007-03-19 02:09:00
  • 56:

    おしぼりは三角に。
    足は組まない。
    濃さを聞いてお酒を作る。
    タバコに火をつける…
    あたしには簡単すぎた。

    2007-03-19 02:11:00
  • 57:

    入店してすぐあたしはNO.1になった。
    寮も全部家具は揃って、
    結構有名だった店の株も更に上がったようで
    給料にも結果が出た。

    2007-03-19 02:15:00
  • 58:

    そんな時
    ふと頭に過去がよぎった。
    あや…レイプ…親…
    ……親……
    今頃何してるんやろ…

    2007-03-19 02:17:00
  • 59:

    連絡するにも、
    番号の最後の数字がどうしても押せなかった。
    あと二時間後…
    また仕事だ。

    2007-03-19 02:19:00
  • 60:

    同伴、延長、アフター。
    あたしは毎日毎日
    働いては寝て
    また起きて用意して
    また働いて…の
    繰り返しだった。

    2007-03-19 02:22:00
  • 61:

    あたしは今日も店に向かった。
    土曜日で、雨が降っていた。
    まわりを歩くホスト達もホステス達も
    傘をさして歩いているが、少し疲れているようだった。

    2007-03-19 02:26:00
  • 62:

    ○衛門町を抜け、
    店まで歩いていた時だった。
    赤い傘と緑色の傘を持つ夫婦らしき男女が
    何かを探しているようにウロウロしてるのが目に飛び込んできた。

    2007-03-19 02:29:00
  • 63:

    気になってジっと見ていたら、
    夫婦達もあたしの方をずっと見てきた。
    (…なんやねんな…)
    あたしは目をこらして夫婦達の顔を見つめた。

    2007-03-19 02:33:00
  • 64:

    (あの夫婦…前からミナミで
    何回か見た事ある…)
    夫婦のうち女が傘を落としてあたしに駆け寄ってきた。
    (……お母さん…?)

    2007-03-19 02:35:00
  • 65:

    まさかとは思ったが
    あたしはとっさに
    店に駆け込んだ。
    息を切らしていると、先輩が「どないしたん」と笑って頭をなでてくれた。

    2007-03-19 02:37:00
  • 66:

    接客中、店の外で
    オーナーの声が聞こえる。
    「困ります!!!」
    ボーイ達も声の方へ走って行った。
    「入れて!!…舞が…舞が…っ」

    2007-03-19 02:39:00
  • 67:

    あたしは耳をふさいだ。
    やめて…やめて…
    お母さんなわけない…
    いや…いや…いや
    「いやぁあぁぁあぁっ!!」

    2007-03-19 02:41:00
  • 68:

    店が静まり返る。
    「ごめんなさい…ご…ゴキブリが…いて…」
    あたしは苦しい言い訳をして
    その場を逃れた。

    2007-03-19 02:42:00
  • 69:

    それから11時間後…
    明け方5時頃
    あたしは上がりで店を出た。

    2007-03-19 02:44:00
  • 70:

    外は雨が強くすごく寒かった。
    ドレスの上から白いファーコートを着て
    何気なく前を見た。

    2007-03-19 02:47:00
  • 71:

    寒そうに小さく丸まって
    座っている母。
    隣では父が同じようにして
    傘を持っている。
    あたしは思わず鞄を落とした。

    2007-03-19 02:49:00
  • 72:

    鞄が落ちたボスッという音で
    母と父はこっちをバッと見た。
    「……舞…?」
    力のない声で母が呼び掛けてくる。

    2007-03-19 02:51:00
  • 73:

    「…お…かあ…さん…?」
    あたしは鞄を拾って
    近くにいたタクシーをとめた。

    2007-03-19 02:53:00
  • 74:

    あたしは見せる顔がないのと
    親の気持ちに申し訳ないのとで
    頭が真っ白になった。
    がむしゃらに
    タクシーまで走った。

    2007-03-19 02:54:00
  • 75:

    「舞ーーーーっ…舞ーーーーーっ………」
    聞こえていないかのように走ったが母の泣き叫ぶ声が本当は聞こえていた。
    「舞ーーーーーっ………あぁぁあぁ……」
    あたしはタクシーに乗り込んだ。

    2007-03-19 02:57:00
  • 76:

    11時間もあの雨の中待ってたの?
    毎日見かけていたのは
    あたしを探してたから?
    「……お母さん…お父さん…」

    2007-03-19 03:02:00
  • 77:

    あたしは
    タクシーの中で
    子供のように泣きじゃくった。

    ??また書きます??

    2007-03-19 03:03:00
  • 78:

    寮につくと、
    玄関で力が抜けたようにヘナヘナと座り込んだ。
    「ありえへん…」
    どうしたらいいか頭はまわらない。

    2007-03-19 04:03:00
  • 79:

    ?略を押して読んで下さいね?

    2007-03-19 04:15:00
  • 80:

    とりあえず
    あたしは風呂とタオルと服、
    化粧おとしを貸した。
    女は泣きながら全てを終えて
    あたしにお礼を言った。

    とにかく話を聞いた。
    話をまとめると、

    女の名前は【嘉夜】。16歳のミテコだが、
    風俗で働いている。
    さきほどのは、店の客が付き合ってくれとしつこく、断ると殺す、と脅され逃げてきたという事だった。

    (なんやこの子…)

    あたしは嘉夜の長い話を
    昼過ぎまで聞いていた。

    2007-03-19 04:33:00
  • 81:

    「嘉夜(カヨ)…店どないするん」
    あたしはさりげなく聞いた。
    嘉夜はうつむいたまま、
    「……とぶ……」
    と言った。

    (飛ぶ…ゆうたかて…)

    「家は?」
    「店の先輩ん家に住んでる」
    「ほな飛ぶにも飛ばれへんやん」

    「………」
    「………」

    こうしてあたし達は
    一緒に住む事になった。

    2007-03-19 04:37:00
  • 82:

    時計は夕方5時を回っていた。

    (あ…仕事…)

    7時から仕事だ。

    シャワー入って
    化粧水、乳液つけて
    髪乾かして化粧して
    髪盛って巻いて…

    あかん、時間ない…

    あたしは急いで支度を始めた。

    (…あ…嘉夜どないすんねやろ)

    あたしは嘉夜に問いかけた。

    「………」
    「………」

    結局は嘉夜もあたしの店で
    働く事になった──

    2007-03-19 04:44:00
  • 83:

    (この子世話やくわ…)
    帰宅後
    あたしはご飯を作りながら
    そんな事を思っていた。

    「なぁ!あみちゃん!」

    嘉夜に呼ばれ、
    あたしは出来上がったオムライスを運びながら何?と返事した。

    「あみちゃんってぇー、なんか目冷めてますよねっ」

    あたしは
    何を言い出すんだろうと思えば、
    とため息をついた。

    「なんかあったんですかぁ?」

    嘉夜は首をかしげながら
    上目遣いであたしを見る。

    2007-03-19 04:49:00
  • 84:


    「──別に」

    あたしは軽く流した。
    「てか嘉夜16やろ?」「はいっ」
    「あみもやねんけど」
    「えっ!?あみちゃん18ぐらいかと思いましたよぉー」
    「16。敬語やめてや」
    「あ──…うん…っ」
    「あと!あみって呼んで?」

    あたし達は仲良くなるのに
    時間はかからなかった。

    2007-03-19 04:54:00
  • 85:


    「でも本間びっくりー。
    あみがタメやったなんて」

    嘉夜は目を大きくして言った。

    嘉夜はなんとなく
    声も顔も○塚愛に似ている。

    あたしからして
    同い年でも妹的な存在だった。

    「あっ!あみー!」

    (また…こいつめんどくさいわ…)

    「なに?」
    「ひっ○けにナンパされに行こーや!」

    ウキウキした目で
    見られてあたしは仕方なく付いて行った。

    2007-03-19 05:00:00
  • 86:

    「あみって、今16?」
    「そやでっ?」
    「まじ見えへんわー」
    「本間あ?でも悠紅も見えへんやん?」
    「俺?俺はまだ気持ちは幼稚園児?」
    「きゃはは!笑けるー!」

    悠紅はギャグセンスのある楽しい人だった。

    後ろを振り返ると
    嘉夜と凛が楽しくしゃべっている。

    何も気にとめず、
    あたし達はカラオケに向かった。

    2007-03-19 05:18:00
  • 87:




    ──503号室──

    「あみ、歌声が浜○あゆみとか倖田○未とかにやたら似てるなあ」
    悠紅が言う。

    「まじでー?むっちゃ嬉しいっ?おおきに?」

    嘉夜は○塚愛を歌っていた。

    (似てるわぁ…)

    あたしは皆の歌を聞きながら
    カラオケという場所に
    懐かしさを感じていた。

    悠紅も嘉夜も…凛も…
    歌上手…



    2007-03-19 05:23:00
  • 88:

    そのうち、
    悠紅と嘉夜がドュエットをしだし、
    あたしは笑って聞いていた。

    「……あみちゃん」

    凛があたしに声をかけてきた。

    「んっ?どうしたんーっ?」

    ばっちり上目遣いで凛を見つめる。

    凛は何も言わずに、
    あたしの手に紙を握らし席へ戻っていった

    「あーみっ!何歌うー?」

    紙を見ようとした時、
    嘉夜が来たので
    とっさにポケットになおした。

    2007-03-19 05:30:00
  • 89:


    ────────────────

    カラオケが終わり、
    これからどうしようかという時

    嘉夜がベロベロに酔っていた。

    これじゃあ
    どこへも行けないよ…と、
    とりあえずどうしようもないし
    ホテルに行く事にした。

    凛は嘉夜をおんぶし、タクシーに乗せ、
    あたし達はホテルに向かった。

    「どう分かれる?」

    「じゃあペアで」
    ……
    あたしは悠紅とペアなので、
    同じ部屋に入った。

    2007-03-19 05:37:00
  • 90:

    「…なんか…アレやんな!///」
    悠紅は何か照れくさそうにベッドに座った
    ダブルベッドで
    ピンクを基調にした広い部屋。
    あたしはアロマの香りでいい気分だった
    「風呂入ってくるわ!//」
    何を期待してんだか…悠紅はお風呂へ。
    あたしは凛にもらった紙を取りだし、ベッドに寝転がった。

    『0/0-25//-///9』

    (番号…?)

    『連絡してな!できたらでいいから!凛』
    汚い字で書かれていた。
    あたしは一気に恥ずかしくなった。
    素直に嬉しかった。
    裏腹に、横の部屋で
    嘉夜と凛は何をしているのか気になった。

    悠紅が出てきて、
    「あみも入れよ」
    と可愛い笑顔で言った。

    2007-03-19 05:47:00
  • 91:


    「あみ…一緒に寝よ?」

    悠紅が甘い声であたしを誘う。
    あたしは複雑な気持ちだった。

    2007-03-19 05:49:00
  • 92:

    (悠紅…可愛い顔…)
    あたしは悠紅の顔を見つめていた。悠紅は照れくさそうに
    「なんやねん!///」と顔を隠していた。

    (…凛…気になる…)

    「あみ…ヤろうや」
    悠紅の一言であたしはエッと我にかえった。
    「…ま…まだ知り合ったばっかやん…っ」
    と笑って誤魔化してみたものの
    「もう仲良しやんかーっ」
    と目をウルウルさしてねだってきた。普通ならいくらヤったって構わない。
    (でも………凛…)

    「あみさぁ…」

    悠紅が今までと違う表情…声で言う。
    「な………に?」

    「……………」
    「……………」

    沈黙がはしる。

    2007-03-19 05:59:00
  • 93:

    「バレバレやねん」
    悠紅がプッと笑う。
    「あみ、他の事考えすぎて俺の話聞いてないもんな…上の空ってゆーか…」
    悠紅は苦笑していた

    2007-03-19 06:02:00
  • 94:

    「他の事なんて考えてへんよ」
    あたしは悠紅の腕にピットリとくっつく。
    「──ふぅん」
    悠紅は腕枕をしてくれた。

    2007-03-19 06:04:00
  • 95:

    「────凛」
    「えっ…」
    あたしは悠紅を見た。
    「───凛…気になるんやろ?」
    あたしは言葉が詰まった。

    2007-03-19 06:06:00
  • 96:

    「な…何言っ

    「自分に嘘つくなや」
    頭をポンポン、と叩くと
    悠紅は腕枕をしたまま煙草を吸い出した。

    2007-03-19 06:09:00
  • 97:

    「凛が気になってんのに何で俺といた?」
    悠紅の細い二重の目であたしは見られてる
    「─────なぁ」
    悠紅は煙草を消した。

    2007-03-19 06:12:00
  • 98:


    「凛、お前の事気に入ってんぞ」

    2007-03-19 06:14:00
  • 99:


    あたしは悠紅の言葉が
    もう一度聞きたいと思った。

    2007-03-19 06:15:00
  • 100:

    ───朝───
    悠紅とあたしはロビーで嘉夜達を待つ。
    「おッはよう!」
    嘉夜が後ろから飛び付いてきた。

    2007-03-19 06:17:00
  • 101:

    「よく眠れた?」
    あたしは無意識に嘉夜の首元をチェックした
    「全然眠れなかったあー、な?凛クン?」
    嘉夜の言葉にドキッとした。

    2007-03-19 06:19:00
  • 102:

    「おウ、明け方まで怖ぇ洋画してて2人でビビりながら見たよなあ。まじ怖ぇ」
    あたしはホッとした。
    ドキッとしたりホッとしたり…あたし…

    2007-03-19 06:22:00
  • 103:


    凛の事……

    2007-03-19 06:23:00
  • 104:

    あたし達はそのあと直接仕事へ向かった。
    今日は給料日だ。
    今月も売り上げトップ。
    (客ウッザ…)
    あたしは客のアフターをブッチした。

    2007-03-19 06:28:00
  • 105:

    寮に着くと、
    早引きした嘉夜の様子がおかしかった。
    「どないしたん」
    嘉夜はうつむいていた。

    2007-03-19 06:30:00
  • 106:

    「あみッて…可愛いし美人やし有名キャバクラのNO.1やし…何でも1番でいいよな」
    嘉夜は嫌みをぶつけてきた。
    イラッとしたが冷静に…と心に念じて
    「何が言いたいんか言うて?」と言った。

    2007-03-19 06:34:00
  • 107:

    嘉夜は大きくため息をついた。

    「しかもさぁ」

    2007-03-19 06:35:00
  • 108:

    ??また書きます??

    2007-03-19 06:36:00
  • 109:

    名無しさん

    きになる!!

    2007-03-19 10:16:00
  • 110:


    「凛にも好かれてさ」

    2007-03-19 13:51:00
  • 111:

    あたしは固まった。
    「…なんなんソレ」
    嘉夜の目はあの時のアヤと似ていた。

    2007-03-19 13:53:00
  • 112:


    「凛ハ渡サンカラ」

    2007-03-19 13:55:00
  • 113:

    嘉夜はスッと立ち上がると
    部屋を出ていった。

    2007-03-19 14:00:00
  • 114:

    あたしはガタガタと体が震えだした。
    (…あの時と一緒…)
    無意識で凛に電話をかけていた。

    2007-03-19 14:03:00
  • 115:

    「……誰」
    「…もしもし…凛?」
    「あみっ!?…電話嬉しいわ…」
    「…凛…」

    2007-03-19 14:05:00
  • 116:

    凛の声を聞いて
    あたしは自然と涙がこぼれた。
    「…どした?あみ…?あみ!」
    「……死にたい……」

    2007-03-19 14:06:00
  • 117:

    「…………あみ」
    「…あ…ごめんっ…」
    「…………」
    「いきなり電話しちゃって……ごめんね」

    2007-03-19 14:08:00
  • 118:


    「………今どこ」

    2007-03-19 14:09:00
  • 119:


    「…………え」

    2007-03-19 14:11:00
  • 120:

    あかん…あかん…
    あたし…凛に電話かけて…あたし何を…
    何してんねやろ……
    電話かける相手ちゃうはずやのに…

    2007-03-19 14:13:00
  • 121:


    「どこやねん!!」

    2007-03-19 14:14:00
  • 122:


    ビクッ──

    「……凛……?」

    2007-03-19 14:18:00
  • 123:

    「お前どこや………どこやねん今…」
    凛が電話の向こうで
    震えているのがわかった。

    2007-03-19 14:19:00
  • 124:


    ─────ピッ…

    2007-03-19 14:20:00
  • 125:

    電源を震える指で押した

    2007-03-19 14:26:00
  • 126:

    着信は鳴り止まなかった。
            《凛》
    ─────「ふぅん」

    2007-03-19 14:28:00
  • 127:

    サブ画面に出る《凛》という文字を
    指でなぞる細い指。
    ────嘉夜。

    2007-03-19 14:30:00
  • 128:

    「かよの忠告の後に早速コレですか」
    嘉夜は煙草で輪っかをポンポンと作りながら
    ──────────あたしを見た。

    2007-03-19 14:37:00
  • 129:


    あたしはまた何かが弾けた。

    2007-03-19 14:40:00
  • 130:

    「…何勘違いしてんの?」
    あたしはフッと笑う。
    嘉夜があたしを睨む。
    「……おちょくってんの?笑」

    2007-03-19 14:42:00
  • 131:

    「凛?───────
    凛があたしを好きでも
    あたしが凛を好きでない限り
    …関係なくない?」

    2007-03-19 14:45:00
  • 132:

    「……………ッ」
    嘉夜が言葉に詰まる。
    「………まだ話あんの?」
    あたしは次々に言葉が出てくる。

    2007-03-19 14:47:00
  • 133:

    「言ってる意味わかる?」

    「凛はあんたにあげる」

    2007-03-19 14:50:00
  • 134:


    言ってしまった。

    2007-03-19 14:50:00
  • 135:

    あたしは心の中に仮面を被せて
    ある意味女優のように振る舞い
    逆の気持ちを口走った。

    2007-03-19 14:53:00
  • 136:

    それからというもの
    凛からは連絡もなく
    嘉夜はあたしを憎んでいる様子だった。
    ────ほらね…やっぱり。

    2007-03-19 14:55:00
  • 137:

    いつまでたっても
    皆そうなんだよね。
    もちろんあたしも────

    2007-03-19 14:57:00
  • 138:

    素の気持ちを言えない…ただの強がり?

    ううん

    あたしの心が冷めきってるだけ

    2007-03-19 14:59:00
  • 139:


    その時だった。

    「─────あみ──!!」

    2007-03-19 15:01:00
  • 140:

    ??誰かみてくれてんのかなあ?
    不安なってきた???

    2007-03-19 17:41:00
  • 141:

    名無しさん

    見てるよ(・ω・`)頑張って完結させてね☆!+。

    2007-03-19 17:48:00
  • 142:

    名無しさん

    見てるよ?更新早いし嬉しい?頑張ってね?

    2007-03-19 17:48:00
  • 143:

    うわあ…
    真剣に嬉しいっ??
    読みにくてすみませんです?
    早速書きます?

    2007-03-19 18:21:00
  • 144:

    ───凛──……
    「ハァ…あみ…ッ…ハァ…」
    凛は走ってきたのか
    息をきらしていた。

    2007-03-19 18:22:00
  • 145:

    あたしの体に冷たく…けど暖かいものが
    触れる────
    「…凛…」

    2007-03-19 18:25:00
  • 146:

    あたしは凛に抱きしめられていた。
    ───ギュ・・・
    凛のセットされた髪の毛が頬に当たる。
    髪が…凛がプルプルと震えていた。

    2007-03-19 18:27:00
  • 147:

    ※略になります

    「俺…………あみが死んだらどうしよって……でも場所わかんなくて……でも…」
    凛は震えながら
    あたしを強く抱いた。
    「…ナンパした日…………嘉夜にあみは最低な奴だからって…あみから引き離されてた……俺の気持ち悠紅だけに言ってた……だから悠紅はあみの気持ちを───言い方悪いけど……探ってた…悠紅に両想いやでって言われて……俺……すんげぇ嬉しくて……」

    凛は続けた。

    「あみは凛の事気にしてないって嘉夜から聞いて……しかも……お前死にたいとか言い出すしさ」

    凛が鼻をすすった。

    「……凛…泣いてる…?」

    「……泣いてへんわ…っ……笑」

    嘘…泣いてるくせに…嘘つき…アホ凛…

    「……一目惚れとか…俺マジだせぇ…」

    と凛は八重歯を出して笑った。

    2007-03-19 18:39:00
  • 148:

    胸がギュ・・と締め付けられた気がした。
    凛は子供みたいに
    あたしの胸で涙を流していた。
    涙をこらえているのか・・凛の手にはきつく力が入っていた。

    2007-03-19 18:42:00
  • 149:

    「…俺男やで!意地でも泣かんしな!」
    凛はまた笑った。
    けどね、凛・・
    あの時の凛の頬には
    涙がつたった跡があったよ────

    2007-03-19 18:47:00
  • 150:

    ??また書きます??

    2007-03-19 18:48:00
  • 151:

    名無しさん

    あげ!

    2007-03-19 18:52:00
  • 152:

    あたしは罪悪感があった。
    言葉にできないモヤモヤした気持ち…
    嘉夜……………凛

    2007-03-20 11:30:00
  • 153:

    名無しさん

    書いて?

    2007-03-23 15:26:00
  • 154:

    名無しさん

    まだ?

    2007-03-27 10:55:00
  • 155:

    名無しさん

    楽しみにしてんのに書かんねやったら削除依頼だせや

    2007-03-27 14:09:00
  • 156:

    名無しさん

    あげ

    2007-05-18 12:36:00
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