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━その時、ただ涙━
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1:
星涙━てぃな━◆aVwzlHDpzE
━━復讐━━
あたしはあいつに復讐する。傷付けられた数だけ涙を流したけれど、もう泣かない。涙は枯れ【怒り】だけが頭をぐるぐる回っていた。2007-03-07 22:31:00 -
61:
星涙◆aVwzlHDpzE
なれるかもわからないNo.1…。それは願望であり、妄想でもある。実現するには難しい事…。働いた事がない星涙でも、わかっていた。
それを新人がなまいきな!そう思われるに違いない。2007-03-12 23:17:00 -
62:
星涙◆aVwzlHDpzE
恥ずかしい気持ちと、申し訳ない気持ちとで複雑な中、とうとう営業時間が始まった。
しかし、そんな問題発言をした星涙を一人の女が見ていた。
音羽………店のNO.3だ。2007-03-12 23:58:00 -
63:
星涙◆aVwzlHDpzE
音羽は、コツコツととがったヒールを鳴らせ星涙の隣に座った。そして頭のてっぺんから爪の先まで舐めるように見る。グリグリと巻かれた金髪の髪に、大きな目が迫力を増す。
星涙はビクッと体を震わせ、音羽の目を直視できないでいた。2007-03-13 00:06:00 -
64:
星涙◆aVwzlHDpzE
音羽は、人なつっこい性格でたくさんの事を教えた。裏事情や、お客の事や、誘われた時の断り方。話せば話す程、話題が尽きる事なく、時より香ってくる香水の匂いに大人の魅力を感じた。
音羽と話しているとお姉ちゃんができたみたいで、星涙は嬉しくもあり、次第に緊張が溶けていった。2007-03-13 00:24:00 -
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星涙◆aVwzlHDpzE
少しずつだか、店の空気にも慣れてきた頃星涙は初めてのフリーの客についた。ボーイの宮野が気をつかって音羽と回してくれた。
客は、新人をつけるように頼んできたらしくちょうど今日入った星涙を回した…と言うわけだ。2007-03-13 00:29:00 -
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星涙◆aVwzlHDpzE
「失礼します!音羽ですっ!」
音羽は、客の前に座り名刺を渡した。そして営業スマイルを作った。星涙はどうしていいのかわからず、座っていると音羽が小さな声で「大丈夫!」と元気ずけてくれた。2007-03-13 21:54:00 -
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星涙◆aVwzlHDpzE
「この子星涙ちゃんって言うんですっ。今日入った新人さんですよ☆可愛がってあげてくださいね!」
音羽がフォローしてくれた為、星涙もつられて「初めましてっ!」と挨拶する事ができた。2007-03-13 22:00:00 -
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星涙◆aVwzlHDpzE
「星涙ちゃんは新人さんなんだね。初めてなのにこんなおじさん相手にさせちゃってすまないね。」
客はおしぼりで手をふき、それを畳んでテーブルの上に置いた。
「そんな事ないです!」 星涙は、そう言うのが精一杯だった。2007-03-13 22:06:00 -
69:
星涙◆aVwzlHDpzE
それを音羽は見逃さなかった。
「吉浦さんって言うんですね〜!おと優しそうな人大好き!」
声が1オクターブあがり、ぶりぶりな笑顔で吉浦の手に軽く触れた。2007-03-13 22:22:00 -
70:
星涙◆aVwzlHDpzE
いくら今日が初めてでも、音羽が吉浦を狙っている事くらいはすぐにわかった。星涙は2人の会話に、愛想笑いしか出来ずにいた。
そして、酒に助けを求めた。2007-03-13 22:25:00