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???真緑の双眼鏡???

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  • 1:

    光太

    冬の季節。 今年は少し暖冬。 音楽が波のように揺れる部屋の中で光太は空想していた。 自分の周りを通りすぎていった人達。 遊び回った日々。 バイクの臭い。 綺麗過ぎる月。 鮮やかな色彩。 走り回った海岸。 潮の匂い。 草の匂い。 喉の渇き。 自然の美しさ。

    2007-02-20 02:26:00
  • 56:

    光太

    光太の成績はガタ落ちした。 母親は『あいつらと遊ぶのやめなさいっ!』と毎日のように言うようになった。 光太はもうそんな言葉は耳に入らなかった。 その頃光太は黒夢にはまった。

    2007-03-03 03:13:00
  • 57:

    光太

    授業中もウォークマンで黒夢を聞くようになった。 漫画を読むようになった。 特攻の拓がお気に入りだった。 次第に光太は先生達に目をつけられるようになった。 やがてある先生と事件を起こすことになる。

    2007-03-03 03:16:00
  • 58:

    名無しさん

    見つけ??笑
    前も小説書いてたよね??また違う形で読めて嬉しいなあ??
    多分ぁってたら共感出来る話かなあ?頑張って??

    2007-03-06 04:50:00
  • 59:

    光太

    >>60サン
    前に?転落死?という小説を書いてました?
    覚えててもらえてうれしいです?

    2007-03-09 04:51:00
  • 60:

    光太

    石田は怒り狂って光太を教科書で殴り続けた。 光太はそれを手で防ぎながら石田を睨みつけた。 すぐに他の先生達が集まってきて光太は教室の外へと出された。 光太は生活指導室へと連れていかれた。

    2007-03-09 05:02:00
  • 61:

    光太

    しばらくして校長と生活指導の坂本がやってきた。 光太は無期停学を言い渡された。 謹慎場所は自宅ではなく学校だった。 それは誰よりも早く登校し、生活指導室で一日謹慎し、誰よりも遅く帰るという内容だった。 校長は光太の両親に連絡を入れた。 家には誰もいなかったため夜にもう一度連絡を入れると行っていた。

    2007-03-09 05:07:00
  • 62:

    光太

    光太が家に帰ると両親は帰っていた。 もう話は聞いているみたいだった。 重い静寂。 重い食卓。 泣きそうな顔の母親。 怒り心頭の父親。 続く沈黙。 父親が静寂を破る。 『おまえには期待してたんやけどな。』 再び訪れる沈黙。 そしてさらに一言。 『クズが。』 その目は汚いものを見るような目だった。 母親が『何でそんなことしたん?』と泣きそうな声で言う。 光太は「あいつが先に殴ってきたんや。」と言った。 その時父親がテーブルをバンと叩いて『このカスが!』と吐き捨てると部屋へと戻っていった。 光太はほとんど食事も取らず部屋へと戻った。

    2007-03-09 05:17:00
  • 63:

    光太

    謹慎が始まった。 朝から生活指導の坂本とタイマンだった。 そしてそれぞれの授業の先生が光太に授業を教えにきた。 狭い生活指導室で連日光太のためだけに行われる授業。 休み時間のたびにやってくる坂本。 そして反省文を書いて帰る。 そんな毎日だった。 その間家族との会話はほとんどなかった。 坂本に反省しているフリをし、心にもない反省文を書き続けるうちに1週間目にして停学が解けることになった。 光太は校長室に連れて行かれた。

    2007-03-09 05:24:00
  • 64:

    光太

    そこには校長と石田がいた。 坂本が光太に座るよう言った。 正面に石田、斜め右に校長がいた。 石田はニヤニヤしながら腕を組んでいた。 坂本は光太に石田への謝罪の言葉を言うように言った。 スラスラ反省文を書いていた光太なのに悔しくて言葉は出てこなかった。 結局出てきた言葉は「先生が先に手だしてきたんですよね? 先生が先に謝ってくださいよ。」だった。 石田は腕を組んだまま汚いものを見るような目で光太を見下ろし『フンッ、カスが。』と笑った。

    2007-03-09 05:31:00
  • 65:

    光太

    その時光太の頭を初めて見る親父の顔が走り抜けた。 軽蔑の目で光太を見下ろす親父。 汚いものを見るような目で光太を見る親父。 そして一言。 『クズが。』 石田の顔に親父がダブった。 その時抑えていた感情の鍵が壊れる。 光太は石田の胸ぐらを掴んでいた。 そしてその横ツラに殴りかかった。 光太は坂本に取り押さえられた。 石田は襟を直しながら『なんやこのアホは。』と吐き捨てた。 その夜校長室に光太の両親が呼び出された。 光太は退学を言い渡された。

    2007-03-09 05:40:00
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