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BB!☆
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1:
乙女◆OEVpI0cAhc
人生はギャンブルだ。
あたしはアタリクジを引くのをまだかまだかと待っている。しょぼい"勝ち"などいらないのです。
"負け"なら美しく散るべきです。
狙えBB。目指せBB。2007-01-25 20:07:00 -
2:
乙女◆OEVpI0cAhc
『!』
コールランプがピカピカ光る。あぁ目が痛い。頭も痛い。ついでに心臓も少し。「いきますいきます。」信号を元気に渡る小学生のように、右手を上げそう合図し、光のもとへ。2007-01-25 20:12:00 -
3:
乙女◆OEVpI0cAhc
─バンッ─!
コールランプを勢いよく消し、画面に目をやる。奴の顔を見てしまうと、心臓の痛みがひどくなるから。
『遅いなぁー!店員!やる気あんのか!』
『………。』あぁやっぱり駄目だ。すでにコイツの声を聞くだけで胃がむかむかする様になってしまった自分に更に嫌気が刺した。2007-01-25 20:19:00 -
4:
乙女◆OEVpI0cAhc
─バンッ、バンッ、バン─!
ボタンを3連打して一礼。まったくいい加減にして欲しい───。騒音の中小さくタメ息をつき立ち去ろうとした。が、
『待て、無視か!態度悪いぞ、メダル投げんぞ!』『──………ハアァ…』
さっきの10倍はデカイタメ息、とゆうより嘆きを発してあたしは振り返り口を開いた。2007-01-25 20:26:00 -
5:
乙女◆OEVpI0cAhc
『箱投げんぞ!いつなったら自分で目押し出来んのじゃ!じじぃか!』
爆音に負けないあたしの声は、しっかりとホールに響き渡った。
『おま!待て!も〜〜ッッ勝っても何もオゴったらへんからな!お前・のみ!』2007-01-25 20:43:00 -
6:
乙女◆OEVpI0cAhc
『ああ・そうか!』
ホントーはまだまだ言いたりなかったケレド、ホールの端の台の片隅から主任の首だけが見えていたので、我慢した。
『おいこら!待て!ユウキ!』
後ろで叫ぶバカを無視して、あたしはコースを出る。2007-01-25 20:58:00 -
7:
名無しさん
あたしもパチ屋で働いてたから楽しみ?
2007-01-25 21:07:00 -
8:
乙女◆OEVpI0cAhc
『うぁっ!オイ!ユウキ!見ろ!コレ!ほれっ!』
『横でうっさいねん!』『ぃでッッ!』──あたしが居なくなっても騒ぎ続けるその男は、隣のお友達にコツかれていた。
───やれやれ。
『花チャン〜、休憩上がり〜。』『あ、は〜い。』───もうお昼か。2007-01-25 21:10:00 -
9:
乙女◆OEVpI0cAhc
『いただきまあす。』
ホール仲間の【カメ】と向かい合わせでランチタイム。
『カメ。醤油取って。』『はあい。てか花ちゃん今日も激しかったなぁ』カメはお弁当の卵焼きを無駄にプニプニつつきながら、あたしの方へ醤油の瓶を滑らせた。
【亀山 慧(カメヤマ サトル)】彼は同い年、19歳のフリーター。あたしよりも半年位、この店では先輩だ。2007-01-26 17:21:00 -
10:
乙女◆OEVpI0cAhc
『あぁー。奴のコトか。』
そしてその醤油を卵焼きに、とゆうよりお弁当一面にぶちまけるあたし。あたしこそこのお話の主人公、【花村 優希(ハナムラ ユウキ)】通称【花ちゃん】である。
花ちゃんもカメと同じく19歳フリーター。でも決して馬鹿という訳じゃあない──。2007-01-26 17:35:00