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  • 1:

    乙女◆OEVpI0cAhc


    人生はギャンブルだ。
    あたしはアタリクジを引くのをまだかまだかと待っている。しょぼい"勝ち"などいらないのです。
    "負け"なら美しく散るべきです。
    狙えBB。目指せBB。

    2007-01-25 20:07:00
  • 50:

    乙女◆OEVpI0cAhc

    『そなんや〜、てか、はよいかな席なくなんで〜』〈んなッ!!〉「こんにちは初めまして☆」位の挨拶できんのか!キャバ嬢やろが!!パート2やわ。 『おん。んな、当たったら呼ぶ。』とあたしの肩をポンッと叩き、あくびをしながら歩いて行く雪。『あの子も雪くんに惚れてる一人かな。』とカメ。惚れてるも何も…。まあ、そおやろうな。

    雪は確かにカッコいい。雰囲気もある。人懐っこいし。でも、決していい奴じゃあない。

    2007-02-02 04:10:00
  • 51:

    乙女◆OEVpI0cAhc

    「やったって。」と言う様に顎を動かし合図され、あたしはバーを引き、ボタンを3回押した。
    「777」────
    そうリールが揃った瞬間、あたしの手が彼女の肩で弾き飛ばされた。バンッッ『カオルより先に当たっちゃった〜♪♪』と雪に抱きつくキャバ嬢、百合に引いてしまう店員、花ちゃん。〈いちゃつく場所ちゃうし!キモイし!隣のオッチャンも睨んではるし!〉礼儀もなけりゃ常識もない。これだけ綺麗に着飾ってもこれじゃ元も子もないな──…。

    2007-02-02 04:26:00
  • 52:

    乙女◆OEVpI0cAhc

    なんて説教じみた親父みみいなコトを心の中で呟いていたら、思わずタメ息がこぼれた。『…フゥ…ッッ』その瞬間、ギッ!!と、睨まれた、気がした。キャバ嬢、百合チャン…エスパーか?軽く寒気がしたあたしは一礼してコースの巡回をはじめようとした。その時──グイッ──!
    必要以上な力で腕を引っ張られ、バランスを崩しかけた。『えッッ。』

    2007-02-02 04:33:00
  • 53:

    乙女◆OEVpI0cAhc

    『花ちゃぁ〜ん。何でメール送ってくれへんのぉ?』『あぁっ…!』『俺ずっと待ってんのにぃ〜笑』
    振り向くと、ちょい派手目な、いかちい兄チャン。明らかニートでしょって位の常連サン。そういや前、メアド書いた紙渡されたっけ──…どこやったっけ。あ〜どうしよ。
    『なぁ今日こそ送ってやぁ?俺花ちゃんに会いにここ通ってんのに〜笑』〈嘘こくな!〉まるでスロットがついでだとゆう言い方だが、確実にあたしのがついでだ。っていやいや、何てかわせば──…

    2007-02-02 04:41:00
  • 54:

    乙女◆OEVpI0cAhc

    パニクるあたしの腕を反対から誰かがまた掴んだ。痛い位に。次は何!!そう思い振り向いた先には。『入った。押して!』と雪。『あぁ…ハイハイ。』
    助かった〜そう思いながら目押しするが、腕を離そうとしない雪。
    『あのお?』すると、
    『コーヒー呼んできて!いっちゃん可愛いの!』
    〈──。〉あたしは黙ってワゴンの娘を呼びに行った。

    2007-02-02 04:48:00
  • 55:

    乙女◆OEVpI0cAhc

    〈助けてくれた──?〉それなら感謝の気持ちを込めて…『あ、あなた、ちょっと。』『え?私ですか?』『そう、あなた指名であちらの方が。』『え!?どの方ですか!?』『ほらあそこのやたらと鼻の綺麗な…』
    はちきれんばかりのミニスカートから肉をぷるんぷるんさせた三つ編み眼鏡チャンは、メニューを持って急いで雪の席に走って行った。『ふはははッッ!!笑』
    ギョッとした顔の雪を見て笑けた。かんなりビックリしてるやん。笑

    2007-02-02 04:55:00
  • 56:

    乙女◆OEVpI0cAhc

    そのままあたしはコースに戻り、なんとかいかちい常連ニートな兄チャンをかわすことに成功したのだった。

    『そんなん店で禁止されてるからって断ればいーのに。』『いやあ-なんかそれも素っ気ないやんか。ただのナンパ男やったらアレやけどお客さんやし。』
    隙を見て隣のコースのカメに相談。ヒソヒソと喋る。これも日課だ。
    『変なトコ気ぃ遣いやね。花ちゃん。』『あぁ…』よく言われる──。

    2007-02-02 05:02:00
  • 57:

    乙女◆OEVpI0cAhc

    その時。
    『おい!お前しばく!笑なんやアイツ!全然可愛ないやんけ!笑けたわ!』コーヒーカップをわざわざ届けに来た雪に、カメが囁く。
    『笑けるほど可愛いでしょう。』『まあ確かにな!ふざけんな!笑』
    『ふざけちゃうほど可愛いでしょう。笑』
    あたしもそう囁いてみた。雪は笑う。子供みたいに。それにつられる様に、あたしも笑う。そしてカメも。

    2007-02-02 05:09:00
  • 58:

    乙女◆OEVpI0cAhc

    こんな平凡な日々の中の笑顔。雪にはずっと笑っていて欲しい。

    そう、密かに願ってたんやで。あたしは────。

    2007-02-02 05:13:00
  • 59:

    乙女◆OEVpI0cAhc



    そんなある日の午後──摩世が店に入ってきた。『いらっしゃい。何打つん?』グリグリの髪はアップにされてて、外人顔がひき立つ感じ。バーキンなんか持っちゃって、なんか気合い入ってる感じ。
    『ほれ!午後の紅茶!』と缶の午後ティーを手渡される。
    『いや、あの。見たらわかんねんけど。』

    2007-02-02 05:21:00
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