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俺の昔話
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1:
慎吾
実は今日はツレ達と久しぶりの再会。俺は仕事で色んな地方を飛び回ってるから、2.3ヵ月に1回しか地元に帰ってこられへん。だから今日はウキウキや(*^_^*) 「慎吾ーーッ」 『おー』 俺の名前は慎吾。で、このバカでかい声の男は俺のツレの一人で通称まっちゃん。えー奴やねん。 「久しぶりやな、元気しとったか?」 『おー。皆は?』 「もー店先入ってるで。一番奥の席おる。俺ちょっと煙草買ってくるわ」 まっちゃんは喋りながらコンビニに入ってった。 …まっちゃんよ、俺よりニコチンが大事なのかい。
ぶつぶつ言いつつ俺はいつもの居酒屋《赤とんぼ》に入って皆と合流。こいつらと喋ってたらホンマに楽しい。まっちゃんも知らん間に戻ってきてて、女の話題になった。珍しい!!皆適度に酔ってるせいか、自分の女の話をしてた。何もおもろあらへん。笑。 「慎吾、マドカちゃんとは仲良くやってん?」 …俺に話ふらんといてくれ『えっ?あー別れた』 …一週間前にふられた。 「えっ!!さらっと言うなぁ!笑。長いこと付き合ってたんちゃうん、いけんの?」 …無理です。 『おー』 「無理やねんて!笑」 …( ̄□ ̄;)!! まっちゃん恐るべし! 「キャバクラ行こや!」 『いらーん』 …俺はキャバクラがあんまり好きちゃう。自分が長い間ホストをしてたから何か夜の女はあんまり。まっちゃんよ、知ってるくせに誘うなよー。 「可愛い子おるのにー」 『キャバ嬢はいらんわ』 「マドカちゃんに振られたから?」 …マドカはキャバ嬢やった。『関係ないて』 「ほな行こや!」 『おー』 …丸め込まれた?何か悔しいぞッ。まっちゃんはニコニコしとるし。もーええわ、テキトーに行って一時間で帰ろ。2007-01-12 22:12:00 -
11:
慎吾
9さん、ななみさん、読んでもらえて嬉しいです!ありがとう?
2007-01-13 06:53:00 -
12:
名無しさん
凜に電話した。 〈はいはぁい♪〉 『着いたぞーどこやー?』〈ひっかけの青山ー〉 『おー。ほな1.2分したら出てきて、前で待ってるわ』 〈あーい〉 【青山到着】 すると凜がちょうど店から出てきた。 〈わぁ慎ちゃーん〉 …私服は以外とカジュアルやねんなー 〈あっ昨日慎ちゃんと一緒に来てたよねー?〉 凜は人と仲良くなるのが得意らしい。まっちゃんは昨日おったけど他の二人は初対面やのに、もう馴染んでる。 …キャバクラかー、あんま行きたくないな。 『凜キャバクラ行きたいねんなあ?』 〈んー、そうでもない〉 …どないやねん! 『じゃあ何処行きたい?』〈慎ちゃんに任すー〉 …それ一番やっかいやぞ プルルルルルル‐ 翔一から着信。ホスト現役時代の同期で今はミナミで代表。 『はいよ』 「大阪帰ってきてるらしいやん♪遊ぼや」 …あっ! 『今から翔一の店行っていい?』 「えーキャバクラ行こやあ。」…どいつもこいつも 『俺キャバクラ嫌いやもん』 「知ってるぅ。もーほなおいでや( -_-)」 『また次一緒行こな!』 「うんっ♪待ってるから早く店来てや!」 …かわいいやつめ。 翔一は甘いマスクでこんなキャラやからほんまに可愛い。代表には見えへんぞ!しかし腹はしっかり黒い。されど良い奴や。そんなこんなで五人で翔一の店に行く事になった。
2007-01-13 06:57:00 -
13:
名無しさん
【翔一の店到着】 てきとーにボトルと割り物もってきてもらって、俺らはビールを飲んでた。翔一の店には顔で売れてるようなやつは正直おらん。笑。男前なんは翔一くらいや。でもなかなか面白い奴らが揃ってた。だからこの店は楽しいし好きや!!ふと凜を見る。 〈ニコニコ(^-^)〉 …よかった楽しそうや 『凜ホスト好きなんか?』 〈初めてきたぁ〉 『そうなんや』 〈一生縁ない所と思ってたのに来てしまったぁ!笑〉『えっ何でなん?』 〈だって凜すぐに色かけられそうやん〉 …( ̄□ ̄;)!! 〈そして信じてまんまと色彼になってしまう自身がある!笑〉 『はははっ!』 …笑えねー 〈気ぃつけないとー笑〉 『やなー笑』 …よねー。言えないよねー。しばらく俺の仕事の事は内緒にしとこ。 そんな俺の複雑な心境とは反比例して、まっちゃんを筆頭に連れらのテンションは上がりまくってた。凜も一緒になってシャンパン一気とかしてた。 …元気やのー。俺もまざろっ♪ 何が悲しくて翔一の店でこんなに金使ってんねやろ?笑。まっ楽しいからいいけど♪って思ってたら、、 皆さん潰れてますやん!えー! 『翔一くーん』 「どうしまひょー」 『頼むわあ(>_
2007-01-13 07:22:00 -
14:
名無しさん
『おい!凜!帰るぞ!』 〈ん〜〉 『お前酔ってんか?』 〈酔ってなひ〜〉 …はい、お決まり。 『家どこや、送るから』 〈んー〉 凜は鞄からキーケースを何とか出して俺にわたした。四つ鍵があるうちの一つに、だっさい黄緑色の名札がついてる。住所と電話番号。 …結構近所やな 『凜これか?』 〈んー〉 頷く凜。鍵に名札をつけるって、だいぶ危ないやん!って笑いながら俺は勝手に名札を取っといた。タクで凜の家まで向かった。
2007-01-13 07:47:00 -
15:
名無しさん
【凜の家到着】 『おっちゃんありがとう』 おっちゃんにお金を渡して、俺は凜をかついだ。 …軽っ、てかこいつ細いな。ちゃんと食ってんのか? 【603】 …おー、ここか。 ガチャッ。 ベットに寝かせて帰ろうとしたら凜が無意識に俺の腕を掴んだ。ちょっと嬉しかった。笑。なのに凜はすぐ手を放しよった。 …おい! 何か凜がめっちゃ可愛く思う。昨日逢ったばっかりやのに変やなー。この時はまだ気付いてなかったけど、俺はすでに凜にハマっとったんかもしれん。 …さっ帰ろう。 『ほなな』 鍵を閉めて、ポストに入れといた。俺は今日の夕方には大阪を出なあかん。急げー!
2007-01-13 08:12:00 -
16:
?
気になる??主さん頑張って??
2007-01-13 12:27:00 -
17:
慎吾
?さん、ありがとう。今からまたちょっと更新します?
2007-01-13 15:12:00 -
18:
名無しさん
【実家】 ホテル暮しの俺にとって実家は唯一の我が家。やっぱ落ち着く。 「慎くんおかえり!」 『おー。一馬』 俺には年の離れた弟、一馬と双子の瞳っちゅーのんがおる。瞳はもう嫁いで子供もいて幸せそうに暮らしてるわ。俺は冷凍庫を覗き込みあさりながら 『なぁ一馬もう飯食ったか?』 「アカーン!!」 …この声は 『おかん、おはよう』 「アカンで!」 『何がな?』 俺の手には冷凍のシチューパン …ぁあ 『これ食べたらあかんの?』 「それ千円もしてんから!アカンで!」 …さいでっか。 一馬が後ろでケラケラ笑とる。俺の家では一馬が一番落ち着いた性格や。そんでオカンが一番ガキや!大好きなプリンやパイナップルをいつも冷蔵庫の奥に隠してる。誰も盗らんからなあ!ほんまに。笑。 しゃーないから一馬と二人分の親子丼を作って一緒に食べた。一馬はおとなしく食べてる。オカンは氷川きよしについて熱弁してた。無視して俺は凜の事を考えた。 …凜大丈夫かなぁ? 珍しい。とっても珍しい。この頃の俺の頭の中は仕事でいっぱいで、一緒におるならまだしも離れてる時まで女の事を考えるなんて有えへん事やった。その時おかんが突然 「昨日マドカちゃんと逢ってたんか?」 …え?あーマドカ。 『別れてもたわぁ』 「は?」 …は?って何やねんな。 オカンが「だいたいあんたが…」とかブツブツ言い出したから、食器を片付けて家を出る用意をした。 『ほな俺行くわー、一馬またなー』 「慎くんいってらっしゃーい」 …一馬よ、お前はかわいいな。いずれ男になってしまうねんな、兄は寂しいぞ。笑。
2007-01-13 15:32:00 -
19:
名無しさん
【新幹線】 …でもマドカには悪い事したなあ マドカと俺は五年付き合ってた。あいつは俺とタメで瞳とも仲良かった。瞳も含め周りはどんどん結婚していってたし、マドカは女やから余計に焦ってたんかもしれん。 ====一週間前==== 「あたし達はこれからどうなるん?」 『どうって何やねん』 「………」 『俺は今は仕事が一番大事や。それしか言えへん』 「違うやん、友達が一番やろ」 『あーまぁそーかもな』 「ほんで家族はもっと大事やろ?」 『せやなあ』 「あたしは何なん」 『………』 「家族にはなられへんの?」 『………』 「もう無理やわ」 『すまん』 正直別れたくなかった。でも俺はマドカの望む事をしてやれへんから、引き止める事ができんかった。 ============ …しばらく女作ったらあかんな。 俺は仕事を頑張ろう! マドカへの罪悪感から自分の気持ちにフタをした。とゆうより気付かんようにしてたんやろな。
2007-01-13 15:43:00 -
20:
名無しさん
‐あれから2ヵ月‐ 俺は仕事ばっかで凜の事はすっかり忘れていた。 はずやった… 凜は思いの外マメやった。酔っ払って迷惑かけたと謝りの電話をしてきて、それからほぼ毎日のようにメールをしてきた。俺はほんまに忙しかったから滅多に返事返したりせんかっけど、凜はそれでも懲りずに?営業かけてきてた。笑! 一馬の携帯に電話。小学生のくせに、いっちょまえにマイ携帯とは。。 『もぉしー』 「慎ちゃんどーしたん?」『オカンに今日帰るって言うといてくれ。』 「わかったー」 『夕方頃なるから!また後でな』 …凜の店行こう。こんだけ毎日営業頑張ってんのに、行ったらな可哀想やしな。
2007-01-13 15:53:00