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゚*運命の二人*゚
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1:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
あなたと私の運命は
生まれた時から
始まっていた…2007-01-04 05:33:00 -
9:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
初めて喋りかけられ、しかも?1とゆう響きのせいか、緊張と驚きで声が裏返り、どもってしまった。
【ビックリした〜(゚.゚;)綾那さんに、声かけられると思わんかった…焦るわ…】
セクキャバが初体験で、しかも周りに打ち解けない私は、田舎者みたいで少し恥ずかしい気持ちだった。2007-01-04 05:42:00 -
10:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
?1の綾那…
決して綺麗でもなければ可愛いとゆうわけでもなく、スタイルも抜群でなければ少しポチャ気味。
何故彼女が売れているのか…
それは、サービスが誰よりも良く、接客も上手くて喋り上手。色気もあり、そそられない客はほとんどいない。客の不信感や不満も上手く取り除き明るく陽気な性格が客にしたら気に入るのだろう。そして、こまめな気遣いが客をくぎづけにする。
だが、サバサバしすぎた面や酒癖が多少悪いとゆうのももあり、気に入らない客もいる。当然の事。2007-01-04 05:43:00 -
11:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
そんな彼女の周りには、いつも嬢達がたえなかった。
私の勝手な解釈だが、皆綾那にコビをうり、客を回してもらったり、団体が来た時に綾那と仲が良ければ自分達も指名してもらえると勘違いをし、綾那にすがっているのだと思った。
【あんな風にはなりたないな〜。何か見てて惨め。皆、自分でどうにかしようとか思わんのかな〜?やっぱ努力やろ。】2007-01-04 05:43:00 -
12:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
私は、自力で上にいきたくて、毎日が戦いで毎日努力の日々だった。
働き始めて2ヶ月たった頃。
営業中、私は待機している時に、自分の客の特徴や詳細を、小さなノートに書いていた。
忘れない為と、客を喜ばせる為。2007-01-04 05:44:00 -
13:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
―略―
忘れない為と、客を喜ばせる為。2007-01-04 05:46:00 -
14:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
『うわ〜☆未来マメー!!凄いな〜☆えっら〜☆それ全部客の事書きこんでるん?!』いきなり綾那が声をかけてきたのだ。
「―ビクゥ!!―えっ?!あ、はい!!私、忘れやすいし、こうやって書いておけば忘れる事ないし客にも喜んでもらえるかな〜と…」
『マジで〜!!すっご☆関心するわ〜…綾那も見習わなあかんな〜。』2007-01-04 05:46:00 -
15:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
綾那独特のハスキーボイスで、淡々と話す。
ふと周りを見渡すと、嬢達から白く痛い視線が…
「あの、皆待ってはるんちゃいます…?私の事は気にせず行って下さい!!」
変に勘違いされたくなく、ネチネチと陰口を叩かれるのがだるい私は、綾那にそう言った。2007-01-04 05:47:00 -
16:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
『もしかして、皆の目を気にしてるん?』綾那がそう聞いてきた。
「まぁ…私まだ入ったばかりやし、しゃしゃってるて勘違いされたくないし…あ!!変な意味やないですよ!!」
つい本音がでてしまい、後から焦ってフォローをいれる。2007-01-04 05:48:00 -
17:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
『(゚.゚)……あはははは☆未来おもろいな〜☆いいよ、その性格☆気に入った!!☆今日から未来は綾那の妹な☆』と、何故か私は綾那に気に入られてしまったのだ。
「へっ?……(∵)ポカーン」
『今日終わったら、飯行こう、飯☆もち2人でな☆けって〜い☆』2007-01-04 05:49:00 -
18:
アンナ◆Ga0YnRR8RM
勝手にそう決められ、綾那はマイクコールで呼ばれ客のとこへと行った。
【えっ!!??(-.-;)何?!何がどうなってこうなったん?!何か気に入られるような事ゆうたか?!】
疑問に思う。
すると『なぁ〜なぁ〜☆今綾那と何喋ってた〜ん?☆』と、他の嬢達が探るように話しかけてきた。2007-01-04 05:49:00