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1:
絢花◆lFZptzMEXw
常に、なにかに誰かに
染まり続けてきたあたし。
『何色?』と問われると、言葉では言い表せれない。
‐そんな色達に。2006-12-29 13:53:00 -
57:
絢花◆lFZptzMEXw
ケラケラ笑っていると、奥から店長がひょっこり顔を出した。『お、みんなお疲れさん?絢花ちゃんも初めてやのによく頑張ったな?はい、これ給料ね』
その当時の時給は2500円で、5千円日払いの残りは月末支払いってな感じ。15歳のあたしからしたら、1日で5千円ってのはでかい額やったと思う?
『で、どう?続けれそう?』店長が続ける。『ん〜。続けたいかな?』『そっか。よかった?じゃあこれからよれしくです』『よろしくです?』2007-01-08 18:51:00 -
58:
絢花◆lFZptzMEXw
それからは学校にはたまに行くくらいで、仕事したり円華達と遊び呆けたりと、そんな毎日。彩月と最後に会った日から1ヶ月は経っていた。
〜???〜。
今日も店に出ようと準備していると、枕元にある携帯が鳴り響いている。『はいはい誰や?』ディスプレイを見ると知らない番号。客かな?そんな軽い気持ちで通話ボタンを押す。
『もしもし─?』2007-01-08 18:58:00 -
59:
絢花◆lFZptzMEXw
『もしもしぃ?あやぱんけ?』この声、呼び方。まさか──。『…れ、玲人!?』『お〜、久しぶりやんけ?元気やったか?』
あまりにも思わぬ相手からの電話に、あたしは声が出なかった。気になり出してからとゆうもの、避けて避けてしていた。遊んだりしてもあまり話さないように、目を合わさないように。これ以上気持ちが大きくならないように、制御しきれなくならないように、そうしていた。2007-01-08 19:32:00 -
60:
絢花◆lFZptzMEXw
…だけど、そうすればする程、思えば思う程逆効果で。
そう思う事自体が、既に玲人を想っているとゆう証で。
薄れるどころか、更に強くなる気持ちにあたしはきっと気づいてたんかもしれん───。2007-01-08 19:38:00 -
61:
絢花◆lFZptzMEXw
『え、どーしたん?いきなり?てか何であんたうちの番号知ってんねん?笑』あくまでも普通に、いつも通りに振る舞う。
玲人何で?何でこの日、あたしに電話して来たん?
この電話を取らんかったらと、今になって思う。
やけど、あんたと出会った事を後悔した事は無いよ。2007-01-08 20:39:00 -
62:
絢花◆lFZptzMEXw
『何ゆうてんの?もうええて』軽く交わした。それが今のあたしには精一杯やった。やけど、次の玲人の一言で、あたしは何も言えなくなった。
『…俺、お前の事好きやもん』2007-01-08 21:29:00 -
63:
絢花◆lFZptzMEXw
は?玲人があたしを"好き"─?いつか、何度も夢に見た言葉。だけど…、だけど……。
『初め会った時から、俺は絢花狙いやったしな。でも庵もお前やったし、その内彩月に告られて、まぁいっか〜的な』『…』『おい、何かゆえやっ?恥ずかしいやろが?笑』
何かって…。言葉が出てこうへん。だって、彩月は玲人の事あんなに好きで。それをあたしは見てきた。そう、全て見てきたはずやのに─。2007-01-08 21:39:00 -
64:
絢花◆lFZptzMEXw
『…本気?』『本気!!?せやし俺の女なって?』『うん…?』
─それから何を話したか覚えてない。嬉しさと複雑な思いが、あたしを満たしていた。
初めは気にしてた彩月の事も、『今は付き合ってないんなら大丈夫やんな』くらいに思い始めていた。あたしは友達より、自分の恋を選んでしまった。ほんま最低やな。…やけど、当時はそんな深くも考えてなかったし、ほんまに幼すぎた─。2007-01-09 00:11:00 -
65:
絢花◆lFZptzMEXw
それから毎日の様に、メールを交わす日々が続く。後の事なんか、何だって良かった。"今"が良ければそれで良くて。
何やかんやと問題や思う部分はあったけど、秘かに隠していた恋が実った事に、素直に喜べない訳がなくて。嬉しかった。
─そんな想いも、しばらくして打ち砕かれる事となる。2007-01-09 00:20:00 -
66:
名無しさん
読んでるよ?
2007-01-09 02:29:00