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  • 1:

    絢花◆lFZptzMEXw

    常に、なにかに誰かに
    染まり続けてきたあたし。
    『何色?』と問われると、言葉では言い表せれない。

    ‐そんな色達に。

    2006-12-29 13:53:00
  • 41:

    名無しさん

    頑張ってくださいo(^-^)o

    2007-01-06 02:43:00
  • 42:

    名無しさん

    頑張ってね?

    2007-01-06 20:41:00
  • 43:

    絢花◆lFZptzMEXw

    『…最近、彩月と居ても玲人、絢花の事ばっか聞くよな。今だってそう。彩月は好きやから2人で居たいのに、玲人はちゃうの?彩月より絢花と会いたいんやないの?』
    『な…、何言い出すねん?』
    『そう思われたって仕方ない事ばっかしてんのは、玲人やで』目を開かせ、淡々と話し彩月。あたしは何がなんだか解らないまま、聞いてるしかなかった。

    『ちょっと待てって!!何やねんいきなり。そんなんただのお前の被害妄想やろが』『…ってんねんから』『あ?』

    2007-01-07 02:11:00
  • 44:

    絢花◆lFZptzMEXw

    『知ってんねんで。庵に絢花の番号聞いたらしいな』『あ…』──え?。どうゆう事?玲人があたしの事?嘘やろう…?
    『なぁ、どうゆうつもりなん?絢花はあたしの親友なんやで!?何考えてるんよ』『ちゃうねんって!!?庵の事どう思てるか絢花に聞いたろーとしただけやんけ?』『それやったら庵の携帯から掛けて話したらええやん!!何しに絢花の番号聞くんよ!?』

    ヒートアップする喧嘩。ひたすら玲人に詰め寄る彩月。その喧噪も彩月の一言で静まり返る。『だから…』『好きなんやろ!?絢花が!!彩月の事なんてもう好きちゃうねん、玲人は──!!』

    2007-01-07 02:47:00
  • 45:

    絢花◆lFZptzMEXw

    ─"ハッ"と、言ってしまったみたいな表情を浮かべる彩月を、しん…とする重い空気が包み込む。『はぁ。もうええわお前』『な、何がもういいん!?絢花の話は終わってない…』『あー!!もう、うっさいねん!!何やねん。そう思てんならそう思とけ』"プッ…、プープー"。

    一方的に切れた電話。彩月の目からこぼれる涙。朦朧と立ちのぼるあたしの煙草の煙。この日全ての景色が、驚く程鮮明にあたしの中に焼き付いた。

    2007-01-07 02:59:00
  • 46:

    絢花◆lFZptzMEXw

    『…彩月、どしたん?おかしいで今日のあんた。玲人があたしを好きとかありえへんって?』『でも…っ、うっ』『泣かんときって〜?あんなんお互い、売り言葉に買い言葉やろ?玲人が好きなんは彩月だけやって』
    そうや、そうやんな。彩月だけ。玲人が好きなんはあたしな訳が無いもん。言葉にしてしまうと、また無償に空しくなった。

    『うん…。ごめん絢花』『ええよ。やしそんな泣かんとき?』『違うねん…。あたし、玲人と絢花を試そうとした』『え?』

    2007-01-07 03:28:00
  • 47:

    絢花◆lFZptzMEXw

    ─試すって?あたしと玲人を?『どうゆう意味…?』
    『彩月、玲人は絢花が好きなんちゃうかってずっと感じてて。正直、そんなん考えてたら絢花も玲人が好きなんちゃうかとか、実は2人は付き合ってんちゃうかなとか、考え出したら止まらんくて苦しくて』『…彩月』

    『やから、さっきも絢花いるの隠して玲人を問い詰めた…。その時の絢花はどんな行動に出んのか、どんな表情するんか見たかったんかもしれへん。ほんま最低やな、彩月。玲人とおると、おかしくなる…』
    そう言うと、再び崩れるようにまた泣き出す彩月。落ち着いてなんかない。安定なんかしてなかった。精神的に更に悪化してる。─玲人は彩月を"弱い女"に変えてしまった。

    2007-01-07 03:43:00
  • 48:

    絢花◆lFZptzMEXw

    ─なぁ、玲人。

    あんたこん時からもう解ってたんやな。この先の、遠回りだらけのあたし達みんなの歯車…。

    2007-01-07 03:50:00
  • 49:

    絢花◆lFZptzMEXw

    逃げたかったんかもしれん。玲人から、彩月から。全ての柵から逃げ出したくてあたしは夜の世界に飛び込んだ。水商売に入った当時、あたしは15歳。

    キッカケは円華と優衣がしていたから。『なぁ、絢花もキャバせん?知り合いがしとってさ、未成年でも全然いけるから?』『キャバなぁ…。別にええよ?金も欲しいし、楽しそやしな』『決まりな!!早速今日行こ?』『今日〜!?』
    こんな感じで夜デビュー?笑。初めはほんま遊び感覚のもんでずっと続ける気も無かった。

    2007-01-07 04:32:00
  • 50:

    絢花◆lFZptzMEXw

    子供やった。幼かった。
    やからこそ、無知やからこそ、何でも出来た。恐いもんが無かった。深くも考えんかった。考える事すらあたしは、知らんかった気がする。

    この軽い気持ちで踏み込んだ夜の世界に、あたしは闇のように真っ暗に染まる事になる。
    今度は半端な灰色なんかじゃない。─正真正銘の"黒"に。

    2007-01-07 04:37:00
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