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理想な家族
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1:
蓮華
明るい母、立派な父、要領の良い妹、裕福な家庭。 そして、優等生な私。
2006-12-22 21:14:00 -
11:
蓮華
暫く男はいらないて思ってた頃、前の職場で知り合った真面目な子にご飯にさそわれた。最初は乗り気じゃなかったが、気分転換に誘いに乗った。かっちゃんは、不思議な人だった。かなり男前やのに自覚がない。酒、タバコ、女、爆竹。全くしない。今までこんな人も居なかった。その日は駅まで送ってくれて何もなかった。中学生みたいにドキドキした。何度か会う度に、付き合う事になったが、かっちゃんは3ヶ月たってもキスひとつしない。複雑だった。6ヶ月して初めて結ばれて、かっちゃんは今までとちゃう。離したくないって真面目に思った。
2006-12-23 06:29:00 -
12:
蓮華
かっちゃんは、SEの仕事をしてる、ごく普通のサラリーマン。スーツの似合う男前な好青年。初めて、母に誉められた人でもあった。付き合いはじめて半年経って結ばれてからは毎日が幸せだった。周りの同棲ブームに押されて、わたしたちも、新築のマンションを借りて同棲がはじまった。普通の2LDKのマンションだから、隣の夫妻に「お子さんはまだ?」なんて言われたりしてた。私はかっちゃんには中絶の話はしていない。友達の話として伝えてはある。同棲が始まって一年半。私の中で何かが狂いつつあった。かっちゃんは凄く細いのだ。私はどちらかと言うと、当時ぽっちゃり気味だったのを自分自身、気にしていた。そうだ!ダイエットを始めよう。思い経ったら歯止めなく、やってしまう私は急激なダイエットを開始した
2006-12-23 18:56:00 -
13:
蓮華
メニューはとてつもなく過酷で、朝はヨーグルト100g、昼はカロリーメイト2本、夜は朝と同じ。入浴は毎2時間、ウォーキング2時間、筋トレ30分、水2リットル、ストレッチ毎日とアスリートみたいな毎日が続いた。かっちゃんはぽっちゃりが好きなので、何度か止めたが、私は辞めなかった。かっちゃんには普通の食事をつくっていた。みるみる体重が減ってくる。エステにまでいきはじめた。総額80万。毎日、バスト、アンダーバスト、ウエスト、下腹、ヒップ、太もも周り、ふくらはぎ周り、手首、足首、首周りを測って記入するほどの徹底ぶり。頭がいかれてたんだろうと思ったくらいだった。ダイエットを初めて4ヶ月。マイナス27キロ落ちて体重も30キロ代になってもやめなかった。この頃から食事ができなくなってきた。
2006-12-23 19:06:00 -
14:
名無しさん
爆竹て…ちょっとおもろいやんか〜(*´艸`)=3
ゴメンネッ つっこんでもーて…?
続きをまたお願いします…?2006-12-24 01:50:00 -
15:
蓮華
16さんありがとうございます(o^-^o)、殆ど実体験なんで、よろしくです〜
2006-12-24 06:39:00 -
16:
蓮華
この頃から私はおかしくなってた。毎日毎日、鏡と体重計。0.5キロでも増えてたら、鏡を割るくらい精神が壊れてた。ある日、かっちゃんが食べてたお菓子を見て避けんだ「あたしが食べてないのにいやがらせなん?」かっちゃんは「食ったらええやんけ!第一そのアバラ気持ち悪いし、やる気もおきへんわっ!」て怒鳴った。酷い酷い!かっちゃんの為綺麗になるて思ってたのに!なんなん?そのあたりから、かっちゃんが家に居ない間、線が切れたように食べた。パン1きん、スパゲティ、ラーメン、おにぎり、唐揚げ、アイス、お菓子、チョコ。胃が避けそうな位まで食べてトイレで指突っ込んで全部吐いた。過食の始まりだった。過食は何回も続いた。かっちゃんが居る時も食べては吐いた。トイレに食べ物の匂いが充満するんでかっちゃんも気が付いてた。この頃から、かっちゃんは私を抱かなくなっていった。
2006-12-24 06:50:00 -
17:
蓮華
トイレから、食べ物の悪臭がするのだろう。トイレから出る時は綺麗に掃除をしてたのに吐いたりするのは気が付かれていた。生理も止まり、この頃から食べる前に体重計にのり食べた後も測って増えた分絶対吐いていた。我ながら冷静に、バケツ等に吐き、何キロか確かめていた。酷い時は5キロにも及ぶ食べ物も吐いた。人間の胃袋ってどうなってるんだろう?て思った事もある。夏休みになり、実家に帰省すると、家族は誰もが息を飲んだ。「あんた!食べなさい、ガリガリよ?」と叫ぶ母親。昔は太ってみっともない、痩せなさいてあんたが言った癖に?食べる気持ちにもならない。父親はぽっちゃりの女性が好みなので、やはり食べろと言ったが、父に触られない理由が出来て安心していた。妹は相変わらず無関心。結局実家では殆ど食べる事はなかった。
2006-12-24 21:24:00 -
18:
名無しさん
爆竹て何?賭博のこと?
2006-12-25 20:55:00 -
19:
名無しさん
母が持って行けと言うので、500gの円形の筒に入ったアーモンドチョコを実家から大阪に持って帰った。食べる気はなかったのだが気になって一粒、又一粒と食べてしまい、食べては吐いていたが、吐ききれず、体重が1キロ増えてしまった。そんな時、母から「元気にしとる?克之さんも元気?」と電話がきた。両親は同棲は公認していた。思わずカッとなった私は「あんたのチョコのせいで、太った!あんたなんか死んだらええねん!」と電話をたたき切った。我ながら酷い言葉を吐いたと思いながら泣きじゃくっていると、いつもは大人しく何も言わないかっちゃんが、「お前、お母さんにちょっと言い過ぎやろ…」と口を挟んだので、又カッときて、「かっちゃんは自分が細いからわからんのや!うちの親にうちがなんて言おうが、かっちゃんは関係ないやろっ」と罵倒してしまう。かっちゃんは、「美香ちゃん、病院行こう、お前ちょっとおかしい」おかしい?おかしいって何?病院?イヤや、あたしどこも悪くない。嫌がる私をかっちゃんは有給をとって、でっかい病院の精神科につれていった。足がガクガクしていた。
2006-12-26 01:36:00 -
20:
蓮華
名前を呼ばれ精神科のドアを開ける。ヨボヨボのじいさんの先生が「どうしたのかな?」何も答えられない。ただ震えて泣きながら、「ご飯…食べられ…吐いて…」とか「勝手に連れて来られた」とかしか言えず、後は泣いて話にならなかった。先生は、何かカルテに書いて数分後、薬出しますからと診察が終わった。外で待っていたかっちゃんが、「どうだった?」と聞いてきたが答えにならなかった。薬をもらい、マンションに帰った『総合病院 精神科』と書いた薬袋。怖くてなかなか飲めなかった。
2006-12-26 01:44:00