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  • 1:

    あたしの心は
    いつでも薄暗い雲で
    覆い尽くされてたんだ
    青い空になりたい。
    綺麗で広い青い空に…

    2006-12-09 10:56:00
  • 11:

    『ほんま女はめんどい』ミサキは自分で再確認しながらもう明るくなり始めた街を歩いていた。空気は澄んで呼吸する度に体が浄化されていく気がした。iPodからは洋楽のバラードが流れ心地良い。ミサキは朝ご飯を買うためコンビニに寄った。店に人は少なく同じく仕事終わりのホスト君達がちらほら。ミサキはサラダとミネラルウォーターを手にするとレジの前へ。するとホスト君達の声が聞こえる。『おい?あれミサキさんゃんけ』『あっ?ほんまや?やっぱ綺麗やなぁ?』『さすがアツシさんの女だけあるわ〜?』ん??アツシの女??アツシって誰やねん??ミサキは疑問に思ったが噂話なんてどうでもいいやと気を取り直し店員さんに『ありがと』と言いコンビニを後にした

    2006-12-09 22:06:00
  • 12:

    ミサキはコンビニ前でタクシーをひろった。家に向かう間さっきの噂話を思い出していた。アツシって誰??つ-か会ったこともないのにどんな噂やねん。そんなこんなで家に着き疲れた体をお風呂で癒しご飯を済ませベットに入って休んだ。

    2006-12-09 22:11:00
  • 13:

    その日ネイルをしにいくため、ミサキはいつもより早く起き、化粧を済ませネイル店に向かいネイルを済ませた後美容院まで歩いていた。途中誰かが話しかけてきた。『ミサキさんっすよね??』ミサキは振り返った。思いっきりホスト風の可愛らしい男の子がいた。ミサキは『人違いみたいやで』と一言。男の子は『えっ?』とあっけにとられていた。ミサキはまた歩き出し美容院に向かった。セットを済ませすぐ店に向かった。店までの道にさっきの可愛らしいホスト君がいた。すぐ目があいホスト君が駆け寄ってきた。『やっぱミサキさんですよね?さっきは騙されました?』ホスト君はコロコロ表情を変え話続ける。ミサキには右から左だった。とりあえず名刺だけ受け取ったら『絶対来てくださいね?』と言ってミサキの前から消えていった。ミサキはとりあえず名詞を鞄の外についてるポケットに差し込み店に向かった。

    2006-12-09 22:24:00
  • 14:

    その日は以外と暇で最近忙しかったミサキを気遣い店長が早上がりにしてくれた。ミサキはさっさと帰る用意をしてると昨日の新入りちゃんが泣きながらロッカールームに入ってきた。ミサキは気にすることなく着替えを済ませ新入りちゃんに『おつかれ』と一言言ってロッカールームから出ようとした。すると新入りちゃんに『どうしたん?とか聞いてくれないんですか??』ミサキはめんどくさいと思いながら聞いた。『どうしたん?』新入りちゃんの話を聞くとミサキの客をアカネに横取りされたらしい。ミサキは女の子に『泣くぐらい悔しいんやったら取り返し。』とだけ言って店を後にした。

    2006-12-09 22:32:00
  • 15:

    ー訂正ー

    ミサキの客ぢゃなく
    新入りちゃんの客です

    2006-12-09 22:34:00
  • 16:

    まだ暗い街には酔っぱらってぐだぐだになったサラリーマン。若い女の子や男の子。ホストのキャッチがいっぱい。ミサキは目もくれず見慣れた街を歩く。その目の前に出勤前のホスト君がまだ居た。ミサキを見つけ半泣きで走ってきた。『何?』ミサキが一言言うとそのホスト君は『今日キャッチ成功せな店帰られんくて…』するとホスト君はミサキに深々と頭を下げ『ミサキさんっっ?店来てください?お願いします??』あまりに大きな声なので周りの人が振り返っている。早上がりであんまりお酒も飲んでないし第一この妙な注目に耐えられなかったミサキは『わかったから』と言った。ホスト君は可愛い笑顔を見せそのお店までエスコートしてくれた。

    2006-12-09 22:55:00
  • 17:

    店の前に着くとすごい数の電飾で飾られたどでかい看板。ミサキは店の中に通された。店の中が一瞬ざわついた。『ミサキさんや?』『うわ-本物はじめて見たけど綺麗やなぁ…?』そんな脳天気なホスト達をよそに注目されるミサキはお客の女の子達の痛いぐらいの視線を感じていた。可愛らしいホスト君はなんだか嬉しそうに威張っているミサキは『早く席通してくれん?』と一言。可愛らしいホスト君はすぐ我に返りミサキを席に通した。

    2006-12-09 23:03:00
  • 18:

    ホスト君は嬉しそうにミサキに『何飲みます??』『あたしホストどんなもんかわからんし適当で』ホスト君はミサキを伺うように『いくらくらいまでで納めます?』ミサキはテレビでしかホストクラブなんか見たことない。現実、他の子がいくら使うのかもわからない。だから金に執着のないミサキは『100万ぐらい』とだけ言った。ホスト君はびっくりした後嬉しそうにあの可愛らしい笑顔で元気よく返事した。

    2006-12-09 23:12:00
  • 19:

    そこからは嵐のようなシャンパンコール。そのコールもミサキが我慢出来るのは3回までだった。3回終わった後ホスト君達に『も-コールいいから静かに持ってきてほしいねんけど』とミサキの一言。ホスト君達はびっくりしながらもミサキの言うとおりにしてくれた。この時のミサキにはホスト君達がなんでびっくりしたのかもわからなかった。後で知ったのは大体の女の子はこのシャンパンコールも楽しみの1つでお店に来ているらしい。

    2006-12-09 23:18:00
  • 20:

    りぇ

    おもしろぃ(・∀・)頑張ってね☆

    2006-12-10 00:58:00
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