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君の想い

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  • 1:

    ごめん…
    こんなにも弱くて。
    許してね…?

    そして忘れて下さい─────

    2006-12-09 01:41:00
  • 31:

    【━♪♪♪♪♪着信:裕真】初めての電話。緊張しながら電話をでる。
    『はぃ!?裕…真?…ど,どうするっ?あ,あ,あの,ぁ会う?』緊張で噛んでしまった;。
    「あっ…ども。うん,会おう!〇〇公園分かる?そこで話そかっ?」初めて聞いた声は,落ち着いた声で,思っていた声と少し違っていて,少しだけ胸が熱くなる感覚に襲われた。

    2006-12-11 14:43:00
  • 32:

    夜11時。制服のまま,慌てて自転車に乗り公園へ急ぐ。公園が見えてきた時,フルスモークの車が私に近づいてきた。
    「何してんのー?遊ぼうやぁ!1人ぃ?なぁ無視すんなってー」ヤンキー丸出しの男が声をかけてきた。
    『………。』今は一人。怖いかも…。制服で来たんが失敗やったと,今になって後悔した。
    「なぁって!無視すんなや!!聞いてんの?」男がキレ口調で話す。ヤバイ…

    2006-12-11 23:26:00
  • 33:

    「ユイ…チャンやんな?制服で来たら危ないやんかっ!大丈夫やった?ごめんな;」
    少し離れた所から,目をクリクリさせて心配そうに尋ねる。街灯の明かりで,さらにその目をキラキラさせた。
    ドキッ…
    『あっ,うん!ユイやで!悪いんはユイやから謝らんといて!ケド,急いでてな!裕真君やんな?初めまして!あぁーえっと,んー緊張するな━━━』
    可愛らしくもあり,男らしくもあり,そんな裕真を目の前に,緊張のあまり,ベラベラと喋り続けてしまった。

    2006-12-12 00:28:00
  • 34:

    とりあえずベンチに座る。 二人の間は微妙な距離間。
    隣に座る裕真の横顔が,余りにも綺麗で,思わず変な事を聞いてしまった。

    『裕真クンって…ホストとか?!笑,モテるやろ?本当は,今まで何人と付き合ってたんさぁ!ハハッ…』
    って。。。ホストとはまた違う感じだし,違うだろうとは思っていたけど,あまりにもその…綺麗だから…。

    2006-12-12 12:53:00
  • 35:

    「ちっ違うわ!全然違うわ!…俺ってそんな軽そうかなぁ…?今まで付き合った人も2人やけど,両方付き合ったとは言われへんくらいやでぇ↓モテへんねん↓」
    そう話した裕真は,少し悲しそうな顔をして笑った気がした。

    「ユイ…チャンは?…元カレとはいつ別れたん?」

    2006-12-12 13:01:00
  • 36:

    ズキッ…
    裕真の質問に,少し焦りを感じてしまって,《モテないわけない》と言い返してやろうと思っていたのに,どこかに消えてしまった…。

    『…えっ?あぁーいつやったけな。結構前かな!3,4ヶ月前くらいやったかなぁー,裕真クンは?』
    …何故か,私の口は嘘をついていた。誰かに聞いたら,嘘だとすぐ分かる事なのに。

    2006-12-12 13:15:00
  • 37:

    「……そっか!俺は2年はおらんで↓苦笑」
    ―――――――――――――
    裕真と話せば話すほど,私が創造していた人とは違う人だった。話は中々尽きなくて,沈黙になりそうになると,話題を探し出してきて,くだらない事でも笑いあった。
     だけど,話しをしてる間,裕真はあまりこっちを向かず,ほとんど前を向いて話していた。
    それが少し悲しかった―。

    2006-12-12 13:24:00
  • 38:

    ブーゥゥゥン―――車の走る音が少し聞こえた。時計を見ると,もう4時を指していた。
    「もうすぐ朝やなぁ。ごめんなぁ;帰らんで大丈夫?帰るんなら送る!」裕真も少し眠そうにしている。

    『喋りすぎたなぁ!ごめんごめん帰るわ!送らんでいいよっ。ありがとぉ☆ぢゃぁまたメールでもするし,して!ばいばい☆』
    そう言って,私が帰ろうとした時,私の手に暖かい体温を感じた。

    2006-12-12 13:45:00
  • 39:

    「…あかん。ちゃんと送る!」裕真が私の手を強く握り,引き止める。手を握る強さとは逆に,またあの悲しそうな笑顔。

    久しぶりに感じた優しい体温が,今の私の心には,あまりにも温かくて,気付けば裕真の手を握り返していた。
    『なんか…あったかいッ……』

    2006-12-12 19:50:00
  • 40:

    「???」裕真は不思議そうな顔をしている。
    『なんもない!ぢゃぁお願いしよかな!ありがとぉ♪』柄にもなく,なんだか恥ずかしくなり,繋いだ手をパッと離して自転車に乗った。
    ────────────────────────私の家に着き「じゃぁまたね!また連絡するわぁ」
    そう言って,裕真は帰っていった。

    2006-12-12 20:12:00
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