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Θ第三次人間改革Θ

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  • 1:

    あたる◆GQAM3rgNqQ

    [レズビアンやホモセクシャルなどの内容が含まれますので、ご理解のない方はご遠慮下さいm(__)m]

    『人は人により人となる』―…カント

    2006-12-08 12:54:00
  • 10:

    あたる◆GQAM3rgNqQ

    「ずーと女子校だったけど、あんたが張り合えるような女はいない」
    「俺じゃねぇよー玉木とか春日とかみんなのためにだよー」
    「そんなに友達思いなら、実験遅れてくるのやめてよね!あの先生全員揃うまで実験も解剖もさせてくれないんだから!あんたと同じ班になると、帰るの電車3本は遅くなるっての!」
    「だからー今お試し入塾やってるからバイト忙しいんだってー」

    2006-12-08 17:07:00
  • 11:

    名無しさん

    気になる?

    2006-12-08 18:51:00
  • 12:

    あたる◆GQAM3rgNqQ

    12さん
    ありがとう★

    2006-12-08 21:41:00
  • 13:

    あたる◆GQAM3rgNqQ

    「そんなの言い訳にならないよ!春日だって塾のバイトしてんじゃん」
    「でも春日のとこはお試し入塾キャンペーンしてないもん」
    「・・・」
    ガタン。大きな可動式黒板の横のドアが勢いよく開き先生が入ってきた。月曜の午後は必須科目が並んでいるため受講生が多い。300人用のこの大教室も、勝が来た頃にはほとんど席はうまっていた。

    2006-12-08 21:46:00
  • 14:

    あたる◆GQAM3rgNqQ

    「先にこの前出した課題、医療現場のモラルハザードについて・・・だったかな・・・レポート前に出してくれ」
    マイクなしでも大教室の後ろまで響き亘るこの先生の授業を聞くたびに、有子はドイツだけには留学したくないと思った。
    この先生の様に、ドイツ帰りの医者は皆なぜか腹から声を出すことを覚えて帰ってくる。
    大声で耳を劈かれるくらいなら、マイクという文明の力に頼って静かに進めて欲しいものだと有子は思う。

    2006-12-08 21:57:00
  • 15:

    あたる◆GQAM3rgNqQ

    「大森!レポした!?」
    「この授業レポート7割、出席点3割・・・したに決まってんでしょ・・・昨日なんか終電で帰ったつーの」
    今時レポートは手書きのみ認めるってのもドイツ帰りっぽい・・・。
    「写させて!俺やってないし・・・」

    2006-12-08 22:00:00
  • 16:

    あたる◆GQAM3rgNqQ

    「もー前に出してあるし。あんたさぁ今日レポート提出だよってマー子にあんなにひつこく言ってもらっといて・・・」
    「お前、横座らせろよ!えーそんなコト言ってたっけあいつ?あれ?あいつ休みなの?」
    「マー子は研修!レポートはあたしが預かってたから出してあるよ」
    有子の大きくでもまっすぐ細い指は黒板の前で、束ねたレポートをカバンに詰める教授の手元を指していた。

    2006-12-08 22:04:00
  • 17:

    あたる◆GQAM3rgNqQ

    「まじ最悪ー。オレこの授業落としたの?!」
    「さぁどーだろうね・・・レポ提あと3回あるから、あとの3回ちゃんと出したら大丈夫じゃないの」
    「よかったー。この際、【可】でもいいや」
    「あんたの成績じゃ【可】しか望めないでしょーが・・・」

    2006-12-08 22:08:00
  • 18:

    あたる◆GQAM3rgNqQ

    「静かにー!はいじゃぁ初めようか、えーヨーロッパで医療というものが確立されたのは・・・」
    先生が話し始めると同時に、有子はブルゾンを足元に掛け冷たい机に化粧っけのないほっぺたをくっつけると、おおよそ1時間半の眠りの旅へ。
    勝は、周りの生徒達に今日のレポートをどこのサイトを見て書いたのか聞きまくった。まぁドイツ帰りの医者同様に声の大きな勝が、先生に怒鳴られたのは言うまでもない。
    12月も終わりということで、山間の中腹にあるこのS医大の窓は、悲しそうな景色ばかり切り取っていた。

    2006-12-08 22:16:00
  • 19:

    あたる◆GQAM3rgNqQ

    そんな窓から差し込む冬場のお日様の光に照らされた有子の寝顔は、目をそらしたくなくなる程に美しかった。
    細くて長い黒髪は馬毛のような重たい艶を持ち、色白の有子の顔にはらはらとかかる。
    まるで籠から娘の顔が透けているみたいに、有子の生まれつき薄い眉も、薄いのに鮮やかな色をした唇も、その黒髪のカーテンがかかる事で一層甘美な色気を漂わせていた。

    2006-12-08 22:25:00
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