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干物女
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1:
飛鳥
私は干物女。名前は飛鳥。22歳。無職歴半年。毎日家でぐーたら。同棲中の彼氏とモコっていう犬と暮らしてる。
2006-12-08 00:32:00 -
81:
飛鳥
「おかえり!」あたしは笑顔を作って2人を迎えた。海君の部屋に入った時に、2人が帰る直前まで煙草を吸っていたせいで、少し煙かった。「ごめんね。空気悪いよね?すぐ窓あけるから‥」言い終わるか終わらないかの時に、顔に鈍い痛みがはしった。「なぁぁにが空気悪いんじゃ!おのれは俺が帰ってきたら空気悪い言うんかっっ?!」海君が叫ぶ。守さんが「飛鳥ちゃんは部屋が煙たいから窓をあけてくれただけや!」そんなフォローなんて海君は聞いてない。どこにあったのか鉄パイプみたいなのを出してきた。あたしに向かって振り上げる‥
2006-12-11 02:16:00 -
82:
名無しさん
めちゃ気になるゥ?
読んでます、頑張って下さい??2006-12-11 04:25:00 -
83:
飛鳥です。
↑の方ありがとうございます?続き書きます?
2006-12-11 07:19:00 -
84:
飛鳥
【ドスッッ!!】鈍い音が響き渡る。不思議な事に、どこも痛くない。あたしは固く閉じていた目を、恐る恐る開いた。あたしを誰かが覆い被さるように、抱き締めていた。「痛たた…。」声の主は海君のお母さんだった。海君のお母さんは海君を見上げて睨みつけた。「何してんのっっ?!」母親の声に海君は体をビクンッとさせる。「こいつが…こいつが…」そう呟いていた海君は、守さんに鉄パイプを奪われた。「貸せ!!」海君は我に戻り、守さんから鉄パイプを奪おうとしていた。
2006-12-11 07:29:00 -
85:
飛鳥
守さんは海君を突き飛ばした。海君は倒れた。「くそ…くそ…くそぉぉぉ!!」海君は起き上がると、母親をあたしから引き剥がして、あたしを思いっきり蹴りはじめた。あたしは体を丸めて耐える。「お前のせいで…おかんに手をあげてもうたやろがっっ!!」あたしに怒りをぶつける。守さんやお母さんが必死に止めにはいる。ある程度気がすんだのか、おとなしくなった海君。けど、次の怒りは自分の母親にだった。海君のお母さんはお金に少しだらしなかった。
2006-12-11 07:38:00 -
86:
飛鳥
当時海君のお母さんは、更年期障害だったんだと思う。精神的に不安定で、買い物をする事やお金を使う事で安心するのが症状だった。あたしの母親の方のおばあちゃんは、そんな感じの症状だったらしい。しかも買って帰ってくるのは全てタンス。部屋の中にタンスを並べ、置けなくなったらベランダに続く窓の前にも置いていたらしい。海君はそんな母親の行動に不満を持っていた。海君は黙っている母親に罵声を浴びせる。守さんも黙って聞いていた。ヒートアップした海君は言ってはいけない一言を、無意識なのだろう。言ってしまった。
2006-12-11 07:47:00 -
87:
飛鳥
「このザイニ チがっ!!」海君のお母さんは日本の人ではなかった。ザイニ チ朝鮮の人が持っている手帳を見せてくれた時があった。あたしもその事は知っていた。だけどあたしは海君のお母さんに差別的な感情を持った事は無かった。自分の故郷の料理を教えてもらい一緒に作ったり、本当の娘の様にかわいがってもらっていた。「遅い時間は女の子一人じゃ危ない」お母さんはあたしを車で送り迎えしてくれたり、海君の帰りが遅い日は一緒にご飯を食べに行ったり、本当に本当に良くしてもらっていた。優しいお母さん…。海君の言葉には、さすがにお母さんも黙ってられなかった様だった。あたしも黙ってられなかった…。
2006-12-11 08:08:00 -
88:
飛鳥
海君のお母さんは泣いていた。「息子にこんな言葉を言われるなんて…」あたしは海君を睨み「なんで自分の母親にそんな酷い事ができるん?!最低やな!!」勝手に言葉が出てきてた。なんで…?なんで自分を産んでくれて、女手ひとつで育ててくれたお母さんにそんなん言えるん?お母さんも「そのせいで昔は辛い事がいっぱいあった」と言っていた。それでも自分の子供為に我慢してきた。自分が傷付いても、子供が笑って「お母さん好きや!」って言ってくれたおかげで頑張ってこれたって。なのにその息子にお母さんは今、一番言われたくない言葉を言われた。どれだけショックだっただろう…。
2006-12-11 08:19:00 -
89:
飛鳥
それでも海君は、反抗してきたあたしが気に入らない。あたしをまた殴る蹴るしはじめた。守さんも黙ってなかった。「いい加減にしろや!海!!自分の母親にも言って良い事悪い事あるやろが!!飛鳥ちゃんは間違ってない!!」海君は守さんに殴りかかった。その後は窓も割れるし、お皿もコップも飛んでくる。リビングの椅子で殴られる。あたしは隙を見て外に出て、近くに住んでいた海君のお兄さん夫婦に電話をした。だけどお兄さんは仕事な行ってしまっていて、奥さんも「ごめんね…」とだけ言って電話を切られた。
2006-12-11 08:28:00 -
90:
名無しさん
手をあげる男は最低や!海死ね(-_-)
2006-12-11 12:22:00