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干物女
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1:
飛鳥
私は干物女。名前は飛鳥。22歳。無職歴半年。毎日家でぐーたら。同棲中の彼氏とモコっていう犬と暮らしてる。
2006-12-08 00:32:00 -
61:
飛鳥
東京駅に着くと、彼(以後、隆君)はあたしを待っていてくれた。「久しぶり」隆君のやさしい声。あたしはそれだけで癒された。隆君はあたしを気遣ってか、あまり海君との事には触れず、「しばらくこっちでゆっくりしたらいいよ。」とだけ言った。優しい隆君。家に着くと、あたしの大好きなレモンティーを出してくれた。ふと携帯を見ると、海君から昼の休憩であろう時間に着信が入っていた。あたしは携帯の電源を切った。隆君はあたしの話をずっと静かに聞いてくれてた。
2006-12-10 20:53:00 -
62:
飛鳥
全て話終わった後に「ずっと我慢してたんだね。頑張ったね。」と言ってあたしの頭をポンポンッとしてくれた。あたしは泣いていた。泣きやむまで隆君はずっと隣にいてくれた。気付けばもう外は暗くなっていた。2人で「お腹へったね」って、近くのご飯屋さんへ行く事に。ご飯を食べる頃には、あたしはスッキリしていた。我慢していた事、親にも言えなかった事も、隆君には全部話せたおかげで、笑えるようになってた。
2006-12-10 21:00:00 -
63:
飛鳥
それからしばらくは隆君の家にいた。隆君も用事や仕事以外は、あたしの事を気遣って一緒にいてくれた。隆君の家族が遊びに来たり、友達が来たり、楽しい時間を過ごしていた。ずっとあたしの携帯は電源を切ったまま。母親にたまに連絡をいれるために使うくらい。メールの問合せもしなかった。思い出したく無い。それだけ。みんなでわいわい過ごす日々。たまに夢を見てうなされて起きても、隆君はあたしを抱き締めて安心させてくれた。
2006-12-10 21:08:00 -
64:
飛鳥
もうすぐ2週間が過ぎようとしていた頃、母親との電話の中で「そろそろ帰ってこないと、仕事を代わりに入ってくれてる子も大変だから。」と言われ、あたしは帰る決意をした。隆君にその事を伝えると「またいつでもおいで!」と言ってくれた。次の日、隆君達に見送られながら電車に乗り込む。不安そうなあたしを隆君や隆君の友達が励ましてくれた。「あり…がと」みんなの暖かい気持ちが嬉しかった。まだこの時は気付いてなかった。この後何が起きるのか…
2006-12-10 21:15:00 -
65:
飛鳥
同じ頃、あたしの友達と海君と海君の友達はあたしの事を必死で探していた。けれど見付からない…見付からない…。どこだ?どこにいるんだ?海君は精神的に弱かったんだと思う。あたしが失踪してから仕事を休んでいた海君。思い通りにならないと手をあげる海君。そうする事でしかあたしを繋ぎ止める事ができない海君。なんで消えた?なんで逃げた…?そんな海君の気持ちに電車に乗っているあたしは気付くはずもなかった。
2006-12-10 21:22:00 -
66:
飛鳥です。
今出先なので、充電が切れそぉです??
帰ったら続きを書きます。ってか、読んでくれてる人いるんかなー?
2006-12-10 21:23:00 -
67:
名無しさん
おるよぉ??
2006-12-10 21:54:00 -
68:
名無しさん
読んでる?書き込みしたら邪魔かな思って?絶対完結さしてね-?
2006-12-10 21:56:00 -
69:
飛鳥です。
ょかった?
頑張って早めに更新してぃくので最後までぉ付き合いょろしくです?2006-12-11 00:50:00 -
70:
飛鳥
電車がホームに滑り込む。あたしは荷物を持って、電車を降りた。エスカレーターで改札に向かう。「あぁ…疲れた」長旅のせいかあたしは溜め息を漏らす。「…か」「!?」辺りを見回す。気のせいか…今名前を呼ばれた気がした。「疲れてるんだな。」あたしは切符を改札に通して、タクシー乗り場へ行こうとした時だった。「飛鳥っ!」腕を掴まれた。驚いて振り向く。その瞬間はスローモーションの様だった。あたしの腕を掴んでたのは、紛れもなく海君だった…。
2006-12-11 00:58:00