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干物女
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1:
飛鳥
私は干物女。名前は飛鳥。22歳。無職歴半年。毎日家でぐーたら。同棲中の彼氏とモコっていう犬と暮らしてる。
2006-12-08 00:32:00 -
216:
飛鳥
「いつ書いたんだろ‥」あたしは、少し泣きそうになりながらも、笑って送り出すつもりでいたから、グッと堪えた。プリクラなんかも見ながら、時間を見ると約束の10分前だった。喫茶店を出て、約束の場所に向かうとまだ隆君の姿は無かった。辺りを見回していると、肩を『ポンポンッ』と叩かれた。振り返ると、いつもの隆君がいつもの笑顔でそこに立っていた。「待った?」「ううん。はいこれ。」あたしは、頼まれていたコンタクトと、もう1つ荷物を差し出した。
2006-12-27 04:48:00 -
217:
飛鳥
もう1つの荷物には、あたしの母から隆君への荷物だった。「いらないって言ったんだけど、お母さんが無かったら困るでしょって。」タオルと旅行用の洗面道具だった。「おう♪今日から必要なるからな!めっちゃありがとう☆」隆君は「お前のお母さん分かってるわ♪」とか言ってたが、手がとまった。「何?これ。」その手に握られていたのは、女性用の生理用品‥。「ははっ!お前のお母さんバリうける!」そのナプキンにはマジックで『なんかあった時使ってね!頑張って♪』と書いてあった。
2006-12-27 04:57:00 -
218:
飛鳥
隆君と「何かあった時にどうやってコレ使うねん!!」とつっこみながら、2人で訳の分からない母の餞別に笑った。そうこうしているうちに、もうすぐ時間だ。「行こっか♪」あたしも入場券を買って、新幹線のホームへむかった。ホームの売店でレモンティーを買ってもらう。あと5分くらいで電車が来る。「遊びに来てな♪」「うん。たまには帰ってきてな!」あたしは頑張って笑顔を作った。電車の到着の放送がながれる。ホームに入ってくる電車。『もうお別れだ‥。けど一生会えなくなる訳じゃない。』涙をこらえる。
2006-12-27 05:05:00 -
219:
飛鳥
それに気付いたのか隆君はあたしの頭をポンッと触り、「またな♪」と言った。いつもと同じ別れの言葉、けれど今日は違う‥。あたしは精一杯の笑顔で「いってらっしゃい!」と言った。発車のベルが鳴り、ドアが閉まる。電車が動きだす‥。あたしは手を振った。隆君も手を振った。「また会えるよね‥。」1人になったあたしは、去っていく電車を見ながらポツリと呟いた。
2006-12-27 05:11:00 -
220:
飛鳥
一気に書いたんですが、このあとの展開がまとまってないので、また明日書きます?
読んでもらぇてたら嬉しいでーす?2006-12-27 05:53:00 -
221:
名無しさん
頑張って☆
2006-12-27 11:40:00 -
222:
飛鳥
「ボーッと何考えてるの?」裸で毛布1枚のあたしに、男は聞いた。「別に♪なんでもないよ☆」煙草の火を灰皿に押し付ける。隆君が東京に行ってすぐ、あたしには海君という彼氏ができた。隆君と付き合えるかも?なんて期待は、とっくに捨てた。もう、あれから3ヶ月が過ぎ、向こうの生活にも慣れたのか、隆君からの連絡はほとんど無かった。「そろそろ帰るね!」「うん。あのさ、この間言った事‥一緒に住む事考えといて!」海君からは一緒に住もうと誘われていた。「分かってる。じゃあまたね☆」
2006-12-30 00:14:00 -
223:
飛鳥
『まだ寒いなぁ‥』季節は4月なのに、夜はまだ冷える。バスを待ってると、ポケットの中の携帯が鳴った。『着信 隆君』「はぁい。」「飛鳥〜?久しぶり♪」久しぶりに聞く隆君の声にドキドキしてしまう。「どうしたの?元気してる?」「かなり元気♪ところで俺どこにいると思う?」「東京でしょ?」「ううん。地元。駅前のカラオケにみんないるから、来る?」「えっ!?行く行く!!」ビックリしたけど、隆君に会える!!あたしは、バス停の横に停まっていたタクシーに乗り、迷わず「○○駅まで!」と言っていた。
2006-12-30 00:29:00 -
224:
飛鳥
タクシーに乗って20分ぐらい。夜だからか道は空いてた。あたしは『久しぶりに会える』っていうので頭の中はいっぱい、メイク直したり鏡を何回も見て、ソワソワしてた。駅前のカラオケ屋さんに着いた頃には、夜の12時をまわっていた。あたしは海君に帰宅メールを送って、隆君のいる部屋を探した。ドアを開けると隆君と懐かしいメンバーがいた。「飛鳥!久しぶりやん!早くこっちおいで♪」隆君のお兄さんに呼ばれてソファーに座る。
2006-12-30 02:15:00 -
225:
飛鳥
たった3ヶ月だけど、その場の雰囲気はすごく懐かしかった。前は毎週って言っていいほど、みんなでこうして遊んでたのに、隆君が東京に行ってからは、集まる事はほとんど無かったから。久しぶりに会った隆君は、髪の毛が短くなっていたけど、相変わらず前のまんまだった。「飛鳥ちょっと太ったぁ?」隆君が言う。「うるさい!!もう。」膨らむあたしのほっぺを、ツンツンとつつく。『やっぱりみんなといると楽しいな〜』あたし達は歌う事も忘れて、話していた。
2006-12-30 02:21:00