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干物女

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  • 1:

    飛鳥

    私は干物女。名前は飛鳥。22歳。無職歴半年。毎日家でぐーたら。同棲中の彼氏とモコっていう犬と暮らしてる。

    2006-12-08 00:32:00
  • 176:

    飛鳥

    あたしは顔を直視できないでいると、隆君は顔を覗き込みながら歌本を渡してきた。「あゆ歌って。」気付けばのりかの歌は終わっていて、やっ君と卓ちゃんが歌っていた。のりかが睨んでいる。「あいつ嫌い。」あたしが歌本を見ていた少しの沈黙の時に、隆君はのりかを見て小声で言った。「なんで?」あたしは歌本を見ながら聞いた。「ベタベタ嫌いやし、なによりもあのブリッコは受け付けへん。」「ふーん。」芸能人でもそんなん言うんや。そのぐらいにしか思ってなかった。

    2006-12-25 09:48:00
  • 177:

    飛鳥

    カラオケで2時間ぐらい歌って、気付けば夜中の1時。終電もない。「適当にオールするわ」のあたしの意見を無視して、のりかは「隆君の家泊まらしてよぉ。あたしら帰られへんし、みんな一緒やったらいいやん」とおねだり。これには隆君も『図々しいな』と顔に出ていた。だけどのりかは引き下がる気配がない。「な〜ぁ?いいやん?」あたしは隆君と目が合い『ごめん』と目で合図して、「のりか!もういいやん」と言った。すると隆君は「家来ていいよ」と言った。

    2006-12-25 09:56:00
  • 178:

    飛鳥

    のりかの粘り勝ちだ。だけどこのあとが大変だった。寝る場所なんかで、のりかは大暴走。「隆君の隣がいい〜のっ!」と我儘連発!!一方隆君は「飛鳥!こっちおいで。」と、なんかこの状況を楽しんでいる様子。間に挟まれたあたしは、もう本当にしんどかった。『隆君は性格悪い』そう思ったね。だけどあたしも隆君の事が好き。のりかには悪いけど、この機会を逃す訳にはいかない!!みんなが寝静まった後、隆君と2人で喋ってた。芸能界の事をいろいろ聞かせてもらったり、気が付けば外は明るくなっていた。

    2006-12-25 10:09:00
  • 179:

    飛鳥

    「ありがとぉ」のりかはグッスリ眠れたのか、朝から元気だった。あたしとのりかはお礼を言って、駅へと歩きだした。「‥ってかさ、何喋ってたん?」のりかが低い声で聞いた。「ん?なにが?」「とぼけんといてよ!!」のりかの声が荒くなる。「昨日みんなが寝てから!!飛鳥と隆君起きてたん知ってるんやで!?」のりかは寝てるフリをしていたらしい。「芸能界の話とか、仕事の愚痴聞いてただけやで。」女は恐い。のりかはあたしを睨み「仲良くしんといて!!」と言い放つと、1人でスタスタと歩いていってしまった。

    2006-12-25 10:19:00
  • 180:

    飛鳥

    しばらく1人で歩いていると携帯が鳴る。『着信 隆君』電話に出ると隆君が「女の子って恐いね。」と言う。「どうして?」「のりかちゃんから電話あってね、飛鳥の悪口言ってたから。」隆君はあたしとのりかを離したいのか、馬鹿正直に言ってきた。「さっき、仲良くしんといて!って言って先帰ってったもん。」あたしはのりかにムカついていた。『悪口とか有り得へん。』とプンスカしていると「1人なら戻ってくる?」と隆君。「うん。」電話を切って、来た道を戻る事にした。

    2006-12-25 10:32:00
  • 181:

    飛鳥

    戻っていると、前から隆君が手をヒラヒラ振りながらこっちに来た。「のりかちゃんと喧嘩したんだ♪」なんだか嬉しそうなのがムカつくが、隆君があたしの手を握ったから、あたしはそんなムカつきもどっかに飛んでいった。その日はお昼ご飯を食べて、CDSHOPに行って帰った。隆君とのデートはドキドキだった。周りに気付かれないかと少し期待したけれど‥。隆君の馴れた変装で、バレずにすんだ。

    2006-12-26 00:48:00
  • 182:

    飛鳥

    隆君と遊んだ日から2週間。あたしはまた隆君のお兄さんの家に来ていた。今回は隆君に「話があるから来て♪」と呼ばれたのだ。緊張して固まってるあたしをよそに、隆君はマイペース。ゲームをしていた。「今日はごめんね。呼び出して」とお兄さん。口の中が渇くから、出されたレモンティーを飲む。「今日はね、のりかちゃんの事なんだけど‥」お兄さんは続けた。話の内容はこうだった。のりかが隆君とのありもしない噂を流していて、隆君もお兄さんもかなり困っている。

    2006-12-26 00:56:00
  • 183:

    飛鳥

    しかものりかは、あたしの立場が悪くなるように噂をしていた。「飛鳥ちゃんはそんな事しないって隆が言うから。けど一応確認したくて今日は呼んだんだ。」あたしは、「まったく知りません。」とだけ言って、レモンティーを流し込んだ。「とりあえず隆も彼女いるんだから、あんまり変な噂たてられないようにな!」とお兄さんは隆君にも注意した。『彼女‥やっぱりいるんだ‥。』あたしは少しだけショックだった。

    2006-12-26 01:02:00
  • 184:

    飛鳥

    『あんなかっこいいんだし、彼女くらいいるよね‥』あたしは自分の家のベッドに寝ながら考えた。相手は芸能人なのか‥?それとも地元の子‥?ぐるぐると頭の中がいっぱいになる。「考えてても解決しないよね‥」あたしは気になる気持ちを抑えて、布団に潜り込んだ。のちに隆君の彼女とも出会う事になる。

    2006-12-26 01:09:00
  • 185:

    飛鳥

    それが来たのは、あたしが隆君のお兄さんの家に3回目呼ばれた時だった。帰ろうと家をでたら、お兄さんの家に来た隆君と会った。その後ろに立つ女の子。背が低く細い。目はパッチリでサラサラのセミロングの茶髪。『あっ‥この子‥』あたしはその女の子を知ってる。よくテレビに出ているSだった。「飛鳥。来てたん?」あたしは隆君の声で我にかえった。「うん。ちょっと用事で。」Sはあたしを睨みつけた。「隆ぃ?知り合いの人?」警戒されてるのが分かる。あたしは「あたしもう帰るから!バイバイ!」と急いでいるフリをしてその場を去った。

    2006-12-26 02:30:00
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