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干物女
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1:
飛鳥
私は干物女。名前は飛鳥。22歳。無職歴半年。毎日家でぐーたら。同棲中の彼氏とモコっていう犬と暮らしてる。
2006-12-08 00:32:00 -
111:
飛鳥
あたしのお腹には、2つの命が宿っていた。1つはさっきの出血の時だろう、もう陰が見えないと言われた。もう1つの命も、もう時間の問題だと…。あたしは手術をして堕ろすしかないと言われた。早い方が良いと言われ、手術の同意書にサインをする。「では明日に…」そう医者に言われ、その日は家に帰った。帰り道、家の近くの公園に寄ると、小さな子供達とお母さん達が遊んでいた。その姿を見ていると、涙が出てきた。
2006-12-14 04:59:00 -
112:
飛鳥
「今度こそって思ったのに…守れなかった…」あたしは声を押し殺して泣いた。きっと周りの人には、すこし変だと思われてただろう。だけどそれを気にする余裕は無かった。少し落ち着いて公園を出て、家へと向かう。ちょうど帰ってきた海君とばったり会った。一緒に家に帰り、海君に子供の事を伝えた。海君は何も言わなかった。自分を責めているのか、「うん…うん…」と話を聞いていただけだった。そして次の日、海君は新しい仕事に移ったばっかりの為休みがとれず、あたしは1人で病院に向かった。
2006-12-14 05:10:00 -
113:
飛鳥
麻酔から目が覚めて、もうつわりが無い事で「もういないんだ…」と実感した。少しお腹が痛かったけど、「君はもっと痛かったよね…」そう思うと、全然我慢ができた。ごめんね。赤ちゃん。お母さんの不注意で…。産んであげれなくて、本当にごめんね…。ずっと大好きだよ…??医者の説明を聞いて、もう帰れるらしい。あたしはフラフラする体で、タクシーで家まで帰った。それからはしばらく寝たきりだった。仕事も辞めて、1日中家の中で過ごす事が多くなった。海君は、そんなだらけたあたしにたまに怒鳴ったけど、無理に何かをさせようとはしなかった。
2006-12-14 05:22:00 -
114:
飛鳥
しばらく安静に!と言う医者の言葉を守り、家事はするが外にはあまり出たくなかった。あたしは基本ポジティブでプラス思考、あまり落ち込む事が無かったが、今回の事は今までにないくらい大きなショックを受けていた。
2006-12-14 05:28:00 -
115:
名無しさん
なんでそこまでされて別れへんの?子供二回も殺されてんで?信じられへん! ノンフィクションの場合やで(^^;)
2006-12-14 09:36:00 -
116:
名無しさん
双子だったって事?
2006-12-14 23:57:00 -
117:
飛鳥です。
120さん?ほとんどが実話です。私の気持ちなんかものちに書いていくつもりなので、よければ読んでやってください?
121さん?三回目の妊娠は二卵性の双子でした?2006-12-15 07:21:00 -
118:
飛鳥
1週間ぐらいして、あたしが家でボーっとしていると、海君が後輩を連れて帰ってきた。名前は元気君。あたしと同じ年で18歳。喋ってみると、共通の友達がいたりして話は盛り上がった。元気君はよく家に来るようになって、3人だったり元気君の彼女と4人だったりで遊びにいく仲になっていった。その時には海君があたしに手をあげる回数も減っていた。
2006-12-15 07:31:00 -
119:
飛鳥
ある日。いつものように海君と元気君とあたしの3人で遊んでいる時だった。海君が酔っぱらいの男性に絡まれた。海君はいきなりその男性に髪の毛を掴まれ、ブチ切れてしまった。その後の光景は、あたしの記憶にはあまり残っていない。フラッシュの様に一瞬で目の前に血が広がる…。「ゴリッ」という音。気が付けば相手の男性は倒れていて、連れらしき人がその人を囲んでいた。あたし達は急いでその場から逃げた。
2006-12-15 07:40:00 -
120:
飛鳥
あたし達は車だったので、「野次馬にナンバーを覚えられているかも?」と不安になった。車を隠し、あたしと海君はタクシーで家に帰った。帰ってから「犬の散歩にだけは行かなければ!」そう思い外にでると、少し離れた所に人が立っている。片方の肩にリュックをかけ、ポロシャツにチノパン。靴はスニーカー…。あたしの頭に「私服警官だ!」と浮かんだ。急いで家に戻り、海君に伝える。電気を消して、鍵をかけ、息をひそめる。外に人が何人かいるような声がする。こっそり覗き穴から外を見た時だった。
2006-12-15 07:52:00