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好きと言えたら
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1:
名無しさん
あなたに好きと言えたら、どんなに幸せだろう。言えないわたしは‥
2006-12-02 02:38:00 -
2:
美優
適当に付き合った彼氏と別れた。ううん、それは言い訳で、ほんとは大好きだった。でも遊ばれてたのを認めたくなくて友達の前では「あたしが遊んでやったんだ」悲しくないふりをした。信用してる子なんて一人もいない。誰かに話を聞いてもらいたい。バイトの帰り、そんなことを考えながらゆっくり歩いていた。
2006-12-02 02:47:00 -
3:
美優
─誰かにつけられてる!?─
直感でそう思った。
人の気配がする。2006-12-02 02:49:00 -
4:
美優
─はやく帰らな!!─
そう思った瞬間だった。
後ろから倒され、馬乗りになられた。─助けて!!─2006-12-02 02:53:00 -
5:
美優
助けを呼ぶことさえできなかった。怖くて怖くて、震えがとまらない。離婚したお父さんくらいの歳のおっさん。指には結婚指輪がみえた。─情けない─恐怖の中で、そう思った。
2006-12-02 02:55:00 -
6:
美優
─ヤられてたまるか!!─そう思って逃げようとすると
バシッ!!
拳がとんできた。でもその手は…
震えていた。─びびってる…逃げれる!!─2006-12-02 02:58:00 -
7:
美優
おっさんがベルトに手をかけたとき、私は走った。こんなに全力で走ったのははじめてだ。とにかく逃げた。─誰か─
地元の中学校まで来たとき、門の前にたむろしている人たちがみえた。─誰かいる!たすけて!─2006-12-02 03:01:00 -
8:
美優
ほかの地元の先輩だった。何人か見たことのある人がいた。「はぁ‥はぁ‥」息が切れて声がでない。とにかく安心だ。と思ったとき、誰かが前から走ってきた。
─おっさんだ!!─
わたしは先輩たちにむかって「助けて!!!」と叫んだ。2006-12-02 03:04:00 -
9:
美優
先輩の中の一人が近づいてきた。でもおっさんは私の手をつかみ、「まい、お父さんを困らせんといて。家出ばっかしよらんでかえっておいで」と言ってきた。─はあっ!?このおっさん、いかれてる─先輩は、「親子喧嘩?笑」とだけ言って仲間のとこへ戻っていった。
2006-12-02 03:08:00 -
10:
美優
自然に足がふるえ、涙がでてきた。そんな私を見て先輩たちは何かおかしい、と気づいたのかみんなこっちへやってきた。
「お父さんじゃない!!おねがい!たすけて!」
私の言葉を聞いた先輩たちはおっさんに詰め寄った。その中のひとりが私の手をひいて抱き寄せてくれた。2006-12-02 03:12:00