-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
好きと言えたら
-
1:
名無しさん
あなたに好きと言えたら、どんなに幸せだろう。言えないわたしは‥
2006-12-02 02:38:00 -
7:
美優
おっさんがベルトに手をかけたとき、私は走った。こんなに全力で走ったのははじめてだ。とにかく逃げた。─誰か─
地元の中学校まで来たとき、門の前にたむろしている人たちがみえた。─誰かいる!たすけて!─2006-12-02 03:01:00 -
8:
美優
ほかの地元の先輩だった。何人か見たことのある人がいた。「はぁ‥はぁ‥」息が切れて声がでない。とにかく安心だ。と思ったとき、誰かが前から走ってきた。
─おっさんだ!!─
わたしは先輩たちにむかって「助けて!!!」と叫んだ。2006-12-02 03:04:00 -
9:
美優
先輩の中の一人が近づいてきた。でもおっさんは私の手をつかみ、「まい、お父さんを困らせんといて。家出ばっかしよらんでかえっておいで」と言ってきた。─はあっ!?このおっさん、いかれてる─先輩は、「親子喧嘩?笑」とだけ言って仲間のとこへ戻っていった。
2006-12-02 03:08:00 -
10:
美優
自然に足がふるえ、涙がでてきた。そんな私を見て先輩たちは何かおかしい、と気づいたのかみんなこっちへやってきた。
「お父さんじゃない!!おねがい!たすけて!」
私の言葉を聞いた先輩たちはおっさんに詰め寄った。その中のひとりが私の手をひいて抱き寄せてくれた。2006-12-02 03:12:00 -
11:
美優
震えてる私をみてその人はおっさんの見えないところへ連れていってくれた。恐怖や安心感などで座り込んで泣いてしまった私の頭をぽんぽん、と叩いて「怖かったな。もう大丈夫やからな。今頃はおっさんが泣いてるんちゃう?笑」と言ってなぐさめてくれた。私はなにも言えなかったけど、すごく暖かくて、うれしかった。
2006-12-02 03:16:00 -
12:
美優
私が落ち着いたころ、他の人たちがやってきた。「おっさんが、土下座するってゆうてんねんけどどうする?」そう言われたけど「もう顔もみたくないから」と言って断った。
「解散しよか!遊ぶ気分ちゃうな。俺、この子送るわ」さっきの人がそう言ってくれた。他の人に「本当にありがとうございました。」とお礼を言って歩き出した。いつもは一人で通るこの道。誰かといるだけでこんなにも違う景色にみえるなんて。胸がぽかぽかした。2006-12-02 03:23:00 -
13:
美優
「ほんまよかったわあ。無事で!俺、君のことたまに見るねん!!かわいいなあて思ってて!笑 あ、お世辞ちゃうで!?名前なんていうん?」
「みゆう。です。」
「美優ちゃんか!俺まさき!タメ語でいいから!あ、道どっち?」
─まさき─ぽかぽかしていた胸が、ドキドキに変わってきた。─こんな怖いおもいした後やのに、なに考えてるんやろ!─でも、いつのまにか繋いでいた手を、離したくなかった。2006-12-02 03:29:00 -
14:
名無しさん
読んでるからがんばってね?
2006-12-02 15:45:00 -
15:
名無しさん
かかんの?
2006-12-04 00:49:00 -
16:
美優
すいません?
続きかきます?2006-12-18 04:13:00