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?人魚のソーダ?
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1:
なお◆l4UcoxfPVQ
君は人魚
青ぃ程透明な
ソーダの海で
流した涙が真珠に変わる
2006-12-02 01:06:00 -
71:
前嶋が帰り後片付けをしていると携帯が鳴りだした。
「こんな時間に誰やろ」
泡だらけの手をさっとながし急いで携帯を開く。
着信―瀬口充貴―" " "06/12/03 04:542006-12-03 04:54:00 -
72:
なお◆l4UcoxfPVQ
夕方の出来事を思い出しあたしの胸に一瞬緊張が走る…。
「はい…もしもし」
『あーもし起きてた?俺やけど』
あたしの緊張をよそに受話器の向こうの充貴はいつもと変わり無い声をしていた。2006-12-03 04:58:00 -
73:
なお◆l4UcoxfPVQ
「まぁ明日休みやしな…どしたぁ?」
『あぁ、俺も明日昼無いし店早あがりやってさぁ、今から出れへんか思って。』
充貴からの誘いはこの日が初めてだった。2006-12-03 05:02:00 -
74:
名無しさん
あげ
2006-12-03 11:03:00 -
75:
なお◆l4UcoxfPVQ
「ん…分かった」
少し迷ったがあたしは夕方の事が引っ掛かっていたのもありOKした。
電話をいったん切り、迎えに来るという充貴が到着するまでにさっと髪を整え直す。それから前嶋に奪われたリップを塗り直し、丁寧にグロスもつけた。
………………あたし、何ちょっと浮かれてん。2006-12-03 12:53:00 -
76:
なお◆l4UcoxfPVQ
グロスを引く手を止め、鏡に映る自分を眺めた。
彼氏でもない男と会うというのに、確かに少し胸がドキドキしている。
なんで?
少し緩んでいた顔に力を入れなおし、あたしは鏡を閉じ、静かに充貴を待った。
2006-12-03 13:01:00 -
77:
なお◆l4UcoxfPVQ
―――――――――――――――――――――――――…♪♪♪…♪♪♪
彼からの着信でマンションの下へ降りると黒い車が止まっていた。
充貴かな?と思い小さくかがむと助手席側の窓があき、彼が向こうから顔を覗かせる。2006-12-03 13:08:00 -
78:
なお◆l4UcoxfPVQ
「おー華、乗って」
車の中からはかすかに香りが漂っている。
「うん…お邪魔ぁ、てかあんた飲酒やん」
そぞろと車に乗り込みながらあたしは充貴に突っ込んだ。
2006-12-03 13:14:00 -
79:
なお◆l4UcoxfPVQ
「酔ってないし」と充貴。
「酔うた人はそーいうねん」とあたし。
「じゃあ酔ってる」「ほら酔ってんねやん笑」「それせっこ!笑」
緊張なんてほんの一瞬で、やってきた充貴はほんとにいつも通りに笑っていた。2006-12-03 13:18:00 -
80:
なお◆l4UcoxfPVQ
訂正
車の中からはかすかにお酒の香りが…です。
すみませんm(__)m2006-12-03 13:21:00