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?人魚のソーダ?
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1:
なお◆l4UcoxfPVQ
君は人魚
青ぃ程透明な
ソーダの海で
流した涙が真珠に変わる
2006-12-02 01:06:00 -
61:
なお◆l4UcoxfPVQ
「簡単やけど鍋物っておいしいなぁ♪」
今日は久しぶりに前嶋とうちで食事を取っている。
この所残業続きだったし、久しぶりに彼とゆっくり出来る事があたしは嬉しかった。
「お前は飯食うてる時は機嫌ええなぁ笑」2006-12-03 02:59:00 -
62:
なお◆l4UcoxfPVQ
前嶋はそんなあたしを愛しそうに見つめる。
あなたと食べるから機嫌がいいのに
あたしはそんな言葉を思わず飲み込んだ。2006-12-03 03:05:00 -
63:
なお◆l4UcoxfPVQ
「最近……瀬口と仲ええみたいやなぁ」
あたしは前嶋の意外な言葉に食べる手を止めた。
彼の方を見ると前嶋はビールを飲みながらまっすぐTVの方を見ている。
「うんまぁ…いい男友達みたいな感じかなぁ…。」
今日喧嘩みたいな事になったけど。2006-12-03 03:40:00 -
64:
なお◆l4UcoxfPVQ
「そっか…」それ以上前嶋は何も言わなかった。
……小さな嫉妬。
前嶋が、あたしにそんな感情を表わしたのは…きっと初めての事だろう。
なんだかくすぐったくなった。2006-12-03 03:44:00 -
65:
なお◆l4UcoxfPVQ
あたしは、いつも余裕たっぷりに右の口角だけ上げて笑う前嶋が好きだった。
醸し出す雰囲気がなにもかも大人で、いつまでもこの男の手の内で転がされていたくなる。
前嶋には、憧れにも似た愛情をあたしは持っていた。2006-12-03 03:48:00 -
66:
なお◆l4UcoxfPVQ
その夜前嶋は、いつも通りあたしを抱き、
そしていつもと同じ様に名残惜しそうに微笑むと、愛してると言い残し
うちを後にした。2006-12-03 03:56:00 -
67:
なお◆l4UcoxfPVQ
前嶋と関係を持ち始めたのは半年前からの事だった。
あたしも社内の女の子達と同様に、前嶋には密かに小さく淡い恋心を抱いていた。2006-12-03 04:04:00 -
68:
なお◆l4UcoxfPVQ
前嶋には妻が居て、この先も彼が家庭を捨てるなんて事はするはずが無い事くらい分かっている。
あたしも壊す気なんてないのだ…
ただ彼の傍に居たい。2006-12-03 04:40:00 -
69:
なお◆l4UcoxfPVQ
今思えば、
こんなあたしの身勝手な愛情が、
全てを狂わせてしまったのだろう。2006-12-03 04:41:00 -
70:
なお◆l4UcoxfPVQ
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♪♪♪…♪♪♪…2006-12-03 04:43:00