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?人魚のソーダ?
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1:
なお◆l4UcoxfPVQ
君は人魚
青ぃ程透明な
ソーダの海で
流した涙が真珠に変わる
2006-12-02 01:06:00 -
231:
なお◆l4UcoxfPVQ
お待たせしました(*^_^*)皆様のお気遣いに本当に感謝します!では今から更新致します☆
2006-12-21 00:21:00 -
232:
なお◆l4UcoxfPVQ
見慣れたはずの後ろ姿。前嶋は振り替える事なく人込みへ消えてゆく。
もぅあんなに愛しいと感じたあなたの背中、真夜中に見つめる事はないんやね。
『お前を愛してた』
―――あたしも、愛してました…………2006-12-21 00:26:00 -
233:
なお◆l4UcoxfPVQ
不思議と涙は出なかった。
悲しくないわけじゃない、悲しくないわけがない。
でも悲しい別れなんかじゃない。
あたしは歩きだす事を決めたんだから。2006-12-21 00:29:00 -
234:
なお◆l4UcoxfPVQ
「華!!」
人込みからいるはずのない充貴のあたしを呼ぶ声がした。
―充貴?まさかいるわけない。
あたしは驚いてうつむいていた顔をあげ声の主を探す。すると前から人をかきわけ急いで来た様子の充貴が肩で息をしながら姿をあらわした。2006-12-21 00:38:00 -
235:
なお◆l4UcoxfPVQ
「あんたなんでここ……」
「行くなや!!!!」
2006-12-21 00:40:00 -
236:
なお◆l4UcoxfPVQ
充貴の突拍子もない言葉。それに驚くあたし。
まわりの人達はあたし達を避けて歩き、気付いたらあたしはもう充貴の腕の中にいた。充貴のその腕は……震えている。
「行くなあほ…」
ぎゅうっとあたしを抱き締める充貴。まるで、子供みたい。2006-12-21 00:48:00 -
237:
なお◆l4UcoxfPVQ
「笑…。あたし…行けへんよ?さよならしたもん」
充貴の手を掴み少しゆるめてあたしは彼を見上げた。
「…………え…」
彼は大きな目をさらに大きくしてあたしを見つめる。「あたし、今日はさよならしに来たんやも……」彼がもう一度強く抱き締めた。
「充貴ぃ…くるし…っ」2006-12-21 00:54:00 -
238:
なお◆l4UcoxfPVQ
「俺……もう誰も好きにならんと思ってた……」
あたしは何も言わずに彼の背中へ腕をまわし、そのまま甘い甘い香りに身を任せた。
「俺と一緒に生きていこう…、華…」
2006-12-21 01:04:00 -
239:
なお◆l4UcoxfPVQ
運命に向かって走りだした列車にもう停車駅は無くなった。
ねぇもし、もしも
もう一度戻れるとしても、
あたしはこのまま、貴方と一緒に列車に残るだろう。2006-12-21 01:11:00 -
240:
なお◆l4UcoxfPVQ
2006-12-21 01:14:00