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?人魚のソーダ?
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1:
なお◆l4UcoxfPVQ
君は人魚
青ぃ程透明な
ソーダの海で
流した涙が真珠に変わる
2006-12-02 01:06:00 -
151:
なお◆l4UcoxfPVQ
「………華…、は何で……。俺と寝た?」
―ドキン……
充貴の質問に自分の体温が上がるのが分かった。2006-12-08 22:08:00 -
152:
なお◆l4UcoxfPVQ
理由なんて自分でも分からない。
それともはじめから理由なんて無いのだろうか。
ただ、心が動く。2006-12-09 06:27:00 -
153:
なお◆l4UcoxfPVQ
あたしが答えられずにいると、充貴はさらにあたしへ問い掛けた。
「彼氏の事…ちゃんと好きなん…?」
あたしは思わず彼の方を見る。2006-12-09 20:28:00 -
154:
なお◆l4UcoxfPVQ
「……うん、好…き」
な、はず。
その答えはまるで自分自身へ言い聞かせているように感じた。2006-12-09 20:30:00 -
155:
なお◆l4UcoxfPVQ
ついこの間までほんとに愛しく思った前嶋の背中、声に物腰。
ただそばにいるだけでいいとさえ思えたのに
今はまるで、魔法が溶けてしまったかの様に…彼の背中が思い出せないのだ。2006-12-09 20:34:00 -
156:
なお◆l4UcoxfPVQ
充貴は立ち上がりさっと乾かしておいた服をはおると、ソファに居るあたしの横へ座りなおす。
それからくわえていたタバコを灰皿へ押しつけ「華、今日はいきなり来てごめんな。……今からまたいつも通りにして今日の事忘れよ。」と微笑んだ。2006-12-09 20:39:00 -
157:
なお◆l4UcoxfPVQ
あたしはなんて身勝手であさはかな女なんだろう。
不倫なんて背徳を犯しておきながら…
充貴があたしの内側へ刻んだ熱を、忘れたくないと思っている。2006-12-09 20:43:00 -
158:
なお◆l4UcoxfPVQ
あたしは充貴の方を見て小さく頷いた。
薄明かりの中の充貴は、まるで月夜に照らされた氷の彫刻。
この時にはもぅ、あたしの心は少しずつ、少しずつ、………充貴に浸食されていたんだろう。2006-12-09 20:51:00 -
159:
なお◆l4UcoxfPVQ
「ふぁぁぁ〜〜」
「華子、せめて手で隠してあくびせぃ笑」2006-12-09 20:56:00 -
160:
なお◆l4UcoxfPVQ
隣のデスクに座る仲良しの綾子が小声で促す。
昨日の今日で仕事にまったくやる気が出ない!!
だらだらとポッキーを噛りながらパソコンをいじっていると、綾子があたしにそっと耳打ちをした。
「ちょっと、そろそろあんたの好きな瀬口くん来る時間ちゃん笑」2006-12-09 21:01:00