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?人魚のソーダ?
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1:
なお◆l4UcoxfPVQ
君は人魚
青ぃ程透明な
ソーダの海で
流した涙が真珠に変わる
2006-12-02 01:06:00 -
131:
名無しさん
大好き?
2006-12-06 21:40:00 -
132:
なお◆l4UcoxfPVQ
138サンありがとうございますm(__)m続きを書きます★
2006-12-06 23:12:00 -
133:
なお◆l4UcoxfPVQ
『華の家の下で待ってる』
「え…」
あたしが返事をする間もなく、充貴はそれだけ言うと電話をプッツリと切ってしまった。
彼は、あたしが断らないと思っている。2006-12-06 23:17:00 -
134:
なお◆l4UcoxfPVQ
「前嶋さん………ごめ、あたし…用事出来たから帰る…っ」
「は?え帰るってちょ…」
あたしは前嶋さんの顔を見ずにコートとバッグを引っ掴むと、彼が背中からあたしを呼ぶ声にも振り返らずに急いでホテルを後にした。2006-12-06 23:22:00 -
135:
なお◆l4UcoxfPVQ
どうかしてる…
馬鹿げてる。
そんな事は分かってる。
2006-12-06 23:25:00 -
136:
なお◆l4UcoxfPVQ
自分でもこの感情がなんなのか分からない。
だって確かにあたしは前嶋を愛している。
はず…………2006-12-06 23:28:00 -
137:
なお◆l4UcoxfPVQ
外は雨が振り出していた。タクシーを降りるとマンションの入り口に充貴がしゃがみ込んでいる。
「充貴……」
彼の足元には濡れてくしゃくしゃになったタバコの吸い殻がたまっていた。
あたしの気配を感じた彼は、ゆっくりその顔をあげる。
「華…」2006-12-06 23:37:00 -
138:
なお◆l4UcoxfPVQ
―ズキン…―
2006-12-06 23:43:00 -
139:
なお◆l4UcoxfPVQ
濡れた髪から頬に滴った雫のせいなのだろうか。
あたしを見上げるそのガラスの瞳は
暗く、哀しみを宿し、降りしきる雨と共に充貴の心がまるで泣いているかの様だった。2006-12-06 23:47:00 -
140:
なお◆l4UcoxfPVQ
「いやや……いや、泣かんといて…充貴」
あたしはしゃがみこむと、彼を子供の様に抱き締め
それからそっと
キスをした。
迷子の子供に、ただキスをあげたかった2006-12-06 23:52:00