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1:
名無しさん
この空の下 何が見える? あなたには…
2006-12-01 06:57:00 -
50:
名無しさん
「ハイ!!」
「え?」
「あ‥あげます!」
「え!?」
「あげます!本当に!」2006-12-04 23:54:00 -
51:
名無しさん
「イヤ‥僕返す…」
「いいんです!あげますから!本当に本当にあげますから!」
わたしは彼に100円を握らせると同時に、勢い良く走った。
「えー!?ちょ…」
2006-12-05 00:54:00 -
52:
名無しさん
「ねぇー!君なんて名前ーーーーー??」
背中の向こうで彼が叫んでいた。
(ダメダメダメダメ!!!!!いやーーー!もう喋りかけないでよーーー!!)
叫んでる彼の問いを無視して走り、公園の出口にさしかかった。
2006-12-06 05:38:00 -
53:
名無しさん
別に本当に不審者だと思ったわけではないのだけれど、逃げないといけないと思った。
彼の瞳があまりにもまっすぐで
そのガラスのような瞳に
すいこまれ
とらえられてしまうと思ったから2006-12-06 05:44:00 -
54:
名無しさん
「僕、サキっていうんだーー!明日もこの公園に来るからねーーー!!」
2006-12-06 05:49:00 -
55:
名無しさん
桜の木がざわめいた。
まるでその風でわたしの心までさらっていくように。
(ハァ…ハァ……な、なんなの?あの人……)
公園の出口を出たところで振り返ってみると、そこに彼の姿はなく…いつもの静かな日常をとりもどしていた。2006-12-06 05:59:00 -
56:
名無しさん
さっきまでの出来事がウソのように思えた。
わたしはなんともいえない不思議な感覚を感じながら、しばらくその場所を離れられないでいた。
(…サキ……変な人……)
2006-12-06 06:13:00 -
57:
名無しさん
ねぇ、サキ?
あなたと出会ったあの日から
わたしの世界が
少しずつ
色づき始めたんだ2006-12-06 06:20:00 -
58:
名無しさん
――――――――――――――――――――………
2006-12-06 06:25:00 -
59:
名無しさん
次の日からサキは、わたしの帰る時間になると公園に現れるようになった。
始めは警戒していたわたしも、サキのくったくのない笑顔に少しずつ心を開いていくようになっていた。
「も〜う、本当に恐かったんだからね!次の日このベンチに座ってるの見た時なんか‥新手のストーカー!?とか思ったもん!」
「えぇー!ヒドくない、それ?」
2006-12-06 06:54:00