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これまでの22年間…そして余命5年と出された今…。

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  • 1:

    サチ

    皆が私のこの話しを読んでくれて…少しでも自分の命を大切にしてくれたら嬉しいです。
    私サチは今22歳の市内に住むごくごく普通の女です。
    ただ人と違うのは体の弱さかなぁ〜。
    私が産まれた時に分かった事なんだけど…人一倍心臓が小さかったみたいです。
    医師からは20歳迄持てばイイ方だと言う事でした。
    でも奇跡が起きて今の私があるのだと思う…

    2006-11-14 09:12:00
  • 74:

    サチ

    そしてタクチャンに気を使わせないよぅにする為に…なるべくタクチャンの前では笑うようにしようと思いながら病室に行くと…タクチャンは眠ってました…。その顔を見て少し泣いていると…少ししてから…おばさんが病室に入って来ました。そしておばさんは泣きながら『ごめんね……サチちゃん…サチちゃんには頭上がらないょ…ごめんね……ごめんなさい』と言い泣き崩れました…私もその言葉を聞き泣き崩れました。 そしておばさんは続けて泣きながら言いました『でもね…おばさんだけが頭上がらない訳じゃないと思うの…それ以上にタクヤの方が上がらないと思って居るはずよ…さっきからずっと…『サチごめんな…ごめん…』て泣きながら言い続けてるのよ…タクヤ…』と言われました…。

    2006-12-08 04:55:00
  • 75:

    サチ

    結局その日はタクチャンが目を覚まさなかったので…家に帰る事にした…。そして帰るといつも優しい親だけど…それを増す優しさがありました…家族全員が…それがまた私からしたら辛かった…。 でも気を使ってくれているのは分かって居た…だから私なりに明るく振る舞った…。 そして私は親にもタクチャンにも気を使わせないように翌朝学校に行く事にした…。 そして…登校の時行く途中で自分の事周りが知らないはずなのに…いかにも知って居るのかな?って思い込んでしまった…そして…怖くなり…引き返そうか迷っていると…タクチャンの友達が…「何してんや?はよ行くぞ」といい手を引っ張って連れて行こうとした…。 その瞬間…

    2006-12-08 05:18:00
  • 76:

    サチ

    反射的に手を払いのけてしまった…。『…ごめん…』「何が?いいょ。やっぱりお前触れられるんはタクヤ以外嫌なんやなぁ〜〜。可愛いやっちゃ〜」と笑いながら言ってくれて少し笑えた… そして学校に無事到着した…。

    2006-12-08 05:24:00
  • 77:

    名無しさん

    ぅぅぅ(´;д;)涙が止まらない?初めて全部読んだけど自分がすごい汚れてることに気付いた?ぅちは主さんと同い年です♪続き楽しみにしてます。頑張ってください。

    2006-12-08 06:46:00
  • 78:

    サチ

    有難うですo(^-^)o泣いて貰えてうれしいです。タクチャンま喜びます…。
    そしてクラスに入ると皆は知らないはずなのに…何だか自分の事を白い目で見られて居るような気がしてたまりませんでした…。 そして私は気付いてしまったのです…。体育の時間に…先生に少し手を触られた瞬間『嫌!』と言い払いのけてしまいました…そぅ私はあの事件のせいで男性恐怖症になってしまってたのです…!クラスの皆からは[大丈夫?]と声をかけられては居たがそれも私からしたら本当に心配されて居るようには思えなかった…そう人間不信にもなって居たのでした…。

    2006-12-08 19:58:00
  • 79:

    サチ

    そして私は何もなかったかのように精一杯の明るさで『すみませ〜ん☆ビックリしただけです…お騒がせしましたぁ〜』と皆に声をかけるといつも通りに戻った…でも辛かった…早くタクチャンの顔が見たいと思った…。そして私は学校が終わり次第タクチャンの病室へと急いだ…。

    2006-12-08 20:02:00
  • 80:

    サチ

    そしてタクチャンの病室に着くまでに今までと違う事があることが又分かってしまった… やたらと後ろが気になって仕方なくて常に確認をしながら歩くようになっていました…。 そしてタクチャンの病室に着くと…タクチャンは起きていた…。私は何事もなかったかのように…タクチャンに振る舞う事にしました。 そして…タクチャンに『おはよっ☆起きてたんだね…!体調はどぅ?』と笑いながら言いました…!するとタクチャンは私の顔をみるなり…泣き崩れました…!

    2006-12-08 20:07:00
  • 81:

    名無しさん

    読んでます??

    2006-12-09 13:41:00
  • 82:

    サチ

    それを聞いて私は又悔しさのあまり泣いてしまった…。私はタクチャンの事今でも一つも怨んだ事なんてない…。そしてタクチャンはその話が終わると同時に…「サチ…別れるか!?いや…別れよう…!」と言われた…!
    そして私は泣きながら『嫌だ!なんで?サチが汚れた体になったから…?サチは嫌だからね…』と泣き叫びながら…私はその日家に帰った…!

    2006-12-10 00:43:00
  • 83:

    サチ

    そして翌朝!学校に行く気になれなくて…休んだ…!そして朝からタクチャンの所に行く事にした!気は進まない…でも…私は別れたくなかった…だから…タクチャンの所に行く事にした!するとドアの向こうから…泣きながらかすかに聞こえてくる…『サチ…サチ…サチ…』と…。 そして私は決心した…。死ぬまで離れないと…

    2006-12-10 00:48:00
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