小説掲示板君の涙が乾くまでのスレッド詳細|夜遊びweb関西版

夜遊びweb掲示板 関西夜遊びweb掲示板 関西
エリア選択

夜遊び掲示板を検索する

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。

掲示板リストメニュー

君の涙が乾くまで

スレッド内検索:
  • 1:

    ?ゆり?

    小説なんか初めてでうまくないと思いますが読んでもらえるとうれしいです??

    2006-11-11 22:21:00
  • 7:

    ?ゆり?

    たくとからの連絡はそれから毎日のようにあった。ゆりはたくとには「ほんま毎日よううちなんかに連絡してくるなぁ?」と言いながらも正直嬉しかった。たくと「明日こそ二人で遊ぼうよ???」ゆり「しゃーないなぁ?」たくと「まぢで?一生遊んでくれんか思ったわ?じゃあ明日お嬢様をお迎えにあがります?」ゆり「(笑)ありがとう?」
    次の日たくとがゆりの家の前まで迎えにきてくれた。たくと「おはようさん????」ゆり「おはよ?」ゆりは少し緊張していた。「早く車乗りーな?」たくとにそう言われ車に乗り込むゆり。車に乗り込んでハッとした。たくとの車内はゆりが知っている普通の車内とは少し違っていた。ゆり(えっ?なにこれ??最新の車?))たくとの運転席だけがゆりが今まで見た事のない運転席だったのだ。足元から長い棒状のようなものがアクセルやブレーキからつながってでている。ゆり「何これ??最新の車?こんなん見た事ない?」たくと「・・・えっ?ゆりちゃん理香から聞いてない?」ゆり「何を??」たくと「俺の足動かへんねん?前は昇の車やったから知らんかぁ?」明るくたくとが言う。

    2006-11-12 12:57:00
  • 8:

    ?ゆり?

    ゆりは正直少しとまどっている自分にきずいた。足の事もわからずたくとにだいぶ冷たい事も言ったし、ゆりの人生で出会った事もないしかといって今から急に態度をかえるのも同情のようで失礼だしおかしい。そんなゆりを察してかたくとが言った。「ゆりちゃん引いた??ごめんなぁ?」たくとはこの足になった時の事をゆりに話しはじめた。ゆりはなんでこの人はこんなに明るく話せるんだろうと思った。

    2006-11-12 13:04:00
  • 9:

    ?ゆり?

    たくとの話しでは小さい頃からほんとたくとは悪ガキでいつもたくとの幼なじみのけんちゃんと悪さばかりしていたらしく、たくとが16歳になった頃にバイク事故。たくとは下半身不随で足の自由を奪われ、大親友のけんちゃんは天国へいった。たくとは自分のしてきた愚かさに悔やんでも悔やみ切れず何度も自殺をしようとしたが全て未遂に終わったのだった。

    2006-11-12 14:36:00
  • 10:

    ?ゆり?

    たくと「俺、今はこんなんやけど足が一生動かんて分かった時、ほんまにどん底に落ちててん。そん頃なんかツレらが心配して見舞いとか来てくれたりしてたんやけどなんかツレらの目が哀れんだ目に見えてせっかくみんな心配して来てくれてるのに帰ってくれ?とか言うてたわ?俺最悪やろ?(笑)」たくとの話しを聞いてゆりは泣きそうになった。「てかこんな陰気臭い話しやめて今から少し行きたい所あるからついてきてくれへん??」たくとにそう言われ二人が向かったのはスケボーやバスケ少年らがいる公園だった。たくと「俺バスケしてるんやけどここの公園なバスケットゴールがあるねん?俺足が動かんくなってからいろいろあったけどバスケに出会って人生かわってん?これでもなかなかうまいしチームキャプテンなんやで?すごいやろ?」ゆり「すごいなぁ〜??」たくとは運転席の後ろにある車椅子を起用に体をのばしてとりだした。「ゆりちゃんほんま悪いんやけど車イスがどっかいかんように押さえててくれへん??」ゆりはたくとにゆわれるがまま車イスをおさえた。車イスはゆりが今まで見た事がない車イスで、タイヤが斜めでとても軽かった。

    2006-11-13 19:31:00
  • 11:

    ?ゆり?

    たくとは車の運転席から腕の力だけてヒョイッと車イスに乗るとスイスイと走っていった。たくと「なかなか早いやろ??」ゆり「早過ぎ??ついていかれへんやん(笑)」ゆりは今まで意識しなかったが、たくとの上半身を見て見るとかなり鍛えられている事にきずいた。ゆり「前は暗かったしわからんかったけどたくと君腕とか胸とかムキムキやん?すごいなぁ?」たくと「惚れるなよ?(笑)足がつかえんから自然に上半身は筋肉ついたなぁ?バスケしてるからかな?でもこれ見てや?ガリガリやろ?」そう言ったたくとはズボンの裾をあげゆりに見せた。たくとの足は骨と皮だけといった感じで、顔や上半身からは想像もつかない細い足だった。ゆりは足を見てなんて言ってよいのかわからず「上半身ムキムキやからいーやん?あたしんか下から上までぶよぶよで嫌やわ??」と精一杯の言葉でかえした。

    2006-11-13 21:09:00
  • 12:

    ?ゆり?

    勝負が始まるとゆりはたくとが心配でたまらない気持ちになった。勝負に負けて落ち込むたくとは見たくないと思った。男の子の一人がチラリとたくとを見て言った。「兄ちゃん?ハンデやるわぁ?そんな背低いんやから負けて背のせいにされてもあれやしな。」四人はたくとをからかうように笑う。ゆり(めちゃ感じ悪いなぁ??)たくと「アホか?ハンデなんかいらんわいやぁ?はよやるぞ?」ゆりの心配をよそに勝負が始まった。ゆりはたくとが勝ちますようにとひたすら祈った。勝負はなんと余裕でたくとの勝利!!ゆりどころか男の子達も信じられないといった形相だった。たくとは身長差やがあるにもかかわらず一回もはずさず見事全てゴールにはいったのだった。たくと「ありや〜すっ???お前ら早く負けたんやから買ってこいよ?」男の子達は相当落ち込み買ってきたジュース4本と煙草4箱をたくとに渡し「兄ちゃんすげーな??なめてたわ?ごめん?」と言って去って行った。

    2006-11-14 19:40:00
  • 13:

    ?ゆり?

    たくと「なっ??俺なかなかやるやろ???惚れた?(笑)」ゆり「ほっっ惚れるワケないやんかっ??でもかっこよかったわ(笑)」たくと「おっ?はじめて褒められた?」
    たくとの障害とゆうハンデがありながら、一生懸命バスケをしている姿を見てゆりはますますたくとに惹かれていった。
    たくととの時間はあっとゆう間に過ぎ、すっかり日も暮れてきた頃「ゆりちゃん今日まだ時間大丈夫??」ゆり「大丈夫やけど??」たくと「俺んちこーへん?なんもせんし大丈夫やで(笑)俺バイアグラないと立たへんしな?あっバイアグラ家あるわ?(笑)」ゆり「も〜またふざける??いかへんし???」たくと「冗談やん?ただもうちょいゆりちゃんと一緒におりたいねん...」

    2006-11-14 20:56:00
  • 14:

    ?ゆり?

    ゆり「またまたぁ?口うまいなぁ?」ゆりは少し動揺した。たくと「ほんまにもう少し一緒におってもらいたいねん。」たくとが真剣な眼差しでゆりかに言った。ゆり「しゃーないなぁ?」ゆりは少し嬉しかった。たくとの家についた。ゆりは緊張した。たくとの家はごく普通のマンションでお父さんとお母さんとたくとの弟の四人暮し。家にはいると玄関からすべてフローリングだった。玄関にはたくとがバスケで得たトロフィーが飾ってあった。物音でたくとのお母さんが出て来た。ゆり「おっおじゃましますっっ?」母「あらっ〜??たくちゃんが女の子連れて来た??彼女?初めてまして?」たくと「今はそんなんちゃうって?今は仲いい友達のゆりちゃん?」ゆり「初めまして?」彼女でもないのにやたら緊張している自分がいてゆりは恥ずかしくなった。たくとの部屋にはいるとたくとは車イスからヒョイッと降りてフローリングに座った。たくと「ゆりちゃん緊張してるん??かわいいなぁ?適当に座ってや?」ゆり「そんなんちゃうしっ??」ゆりが座るとたくとが話し始めた。

    2006-11-14 22:14:00
  • 15:

    ?ゆり?

    ゆりは大好きな理香がこんな姿になっていたのに何もしてあげれなかった自分をせめた。それからゆりは極力理香と会うようにした。薬もやめてくれと頼みこんだ。理香自信辞めたい気持ちは相当あったようだが、薬の力はすごく(理香は辞めたいのに)ゆりと会わない日にはこそっとまたしてしまうのだった。そんなやりとりが何日も続いた。理香は涙ながらにゆりに言った。「うちほんま弱い人間よな...ゆりがうらやましい...薬も辞めてこれからの人生楽しく生きたい...でも辞めれんしもう死にたいわ...」『ばちっっっ』理香「痛っっ」ゆりは理香にビンタをし目を真っ赤にし涙をこらえ言った。「そんなんゆうんやったら今すぐうちが見てる目の前で死ね?理香が自分で薬はじめたんやから理香自身が自分で辞めなあかんねん?そんななよなよした理香なんか友達ちゃうわ?うちのが理香はかわいーしみんなに好かれてるしうらやましかったわ?はよ見といたるから死にーや?死ぬ根性あったら薬なんかやめれるんじゃ?死ぬなんか...簡単にゆうなっっ?」理香はゆりに抱かれ赤ちゃんのようにワンワン泣いた。この日を境に理香は薬をたった。

    2006-11-15 21:17:00
  • 16:

    ?ゆり?

    ゆりと理香は昔のようにまた遊ぶようになったが、昔以上に理香があまりにゆりに慕ってくるのでゆりはどこかで理香の事を勘違いしていたのだった。理香がゆりの事を心から大好きと言う事もゆりはきずいていなかった。
    ―・・・ゆりはたくとから理香の話しを聞き、理香がそんなにも自分の事を思っていてくれたんだと知り泣きそうになったと同時に自分を恥じた。ゆり「うちずっと理香にしたらうちは引き立て役なんや思ってた。理香は愛嬌あってみんなに好かれるしかわいいしうらやましかった?」たくと「理香がそんなん思うワケないやん?ゆりちゃんなんか知らんかった俺らにもゆりの事嬉しそうに話す理香やで?てかゆりちゃんのが理香よりかわいーし?」たくとはゆりの頭をポンポンと撫でた。ゆりはその手が心地よく感じた。

    2006-11-15 21:31:00
新規レスの投稿
名前 (8文字まで)
E-mail
必須本文 (750文字まで)
君の涙が乾くまでを見ている人におすすめの掲示板

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。
※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。