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君の涙が乾くまで
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1:
?ゆり?
小説なんか初めてでうまくないと思いますが読んでもらえるとうれしいです??
2006-11-11 22:21:00 -
2:
?ゆり?
ゆりは19歳。ギャルでもヤンキーでもない明るい普通の女の子。
ゆりは19歳の夏に友達の紹介でたくとに出会う。2006-11-11 22:26:00 -
3:
?ゆり?
なぜかゆりはほんと素朴で普通な女の子なのに仲良くなった友達はみんなゆりとはまったく正反対のタイプのヤンキーやギャル。みんなにとってゆりはどこか惹かれる一面をもっていた。
話しは戻って、ゆりはチャラチャラした男が大嫌いだったが理香の男友達はもちろんギャル男£ヤンキーだった。そんな中、終電を乗り過ごしてしまった日にたくとに出会う
二人がカラオケに向かう途中に一台の車が近付いてきてクラクションをならしてきた。
『ファーーンっっ』
理香・ゆり「何??うるさっ?」
「理〜香〜ちゃ〜ん?久しぶりやなぁ??」たくととその後輩の昇だ。
理香「あっ?たくと君やん??昇も?何してるん??めちゃめちゃ久しぶりやん?」
昇「たくと君とドライブ中じゃあ??お前こそ何してるん?つうか、その子ダレ?」運転席から身を乗り出した昇。
たくと「理香と違ってめちゃめちゃかわいーやん?紹介せえや?」運転席まで顔を頑張ってよせるたくと。理香「あ〜この子は幼なじみのゆり?たくと君ずっと前話したやん?あの子やで?」
ゆり「何ゆうたん??」
理香「内緒?たいした事やないし?」
ゆり「気になるやんか?」ゆり(どうせ、クソ真面目な女がおるねんとかゆわれてたんやろなぁ?)
理香「それより、うちら終電なくなってもうて帰れんねん??送ってくれん??お願い?」
たくと「全然かまへんで?そのかわり一発ずつやらせろよ?(笑)?」
理香「ありがとう(笑)百年後な?」
ゆりは、見るからにちゃらちゃらした二人を見て理香に呟いた。
ゆり「ほんまに送ってもらうん??うち嫌やわ?カラオケ二人で行こう?」
理香「この二人ほんま害ないしやさしいから大丈夫やって?ほんまゆりはまぢめやなぁ?」
ゆりは正直早く帰りたいとゆう気持ちもあったから理香にひっぱられるがまま車に乗り込んだ。2006-11-11 23:51:00 -
4:
?ゆり?
昇の運転する車で結局送ってもらう事になった。
助手席にはたくと。
たくとが後ろを向き、
「ゆりちゃ〜ん?ほんまかわいいなぁ?今度デートして?」
ゆり(見るからに軽そう?きもっ?)
ゆり「忙しいから無理?」理香「たくと君?あんまゆりにそんなんゆうたら嫌われるで(笑)?この子そうゆうの嫌いやから(笑)」たくと「まぢで??じゃあゆわん?嫌われたら嫌や?」
しばらくたわいもない会話が続いた。
ゆり「二人は何歳なん?」たくと「俺は23で昇がハタチ?」
ゆり「あっ?二人とも年上なんやね?タメか思ってた?」
理香「昇は一個しかかわらんけどたくと君はめちゃめちゃ若く見えるやろ??たくと君若くみられてよかったな?」
たくと「常に気持ちが若いからなー???」
理香「あんまゆうたら調子のるからやめときや(笑)」
ゆり「もうゆわんとくわ(笑)?」
たくと「もっとゆうてやぁ?(笑)」
ゆりはたくとの笑顔が少しかわいらしく思えた。
ちゃらちゃらした男は嫌いなハズなのにたくとの言葉はゆりさえもなごます力があった。2006-11-12 00:13:00 -
5:
名無しさん
改行しすぎてよみにくいかも??略なるし、改行しやんかったら??
2006-11-12 02:58:00 -
6:
?ゆり?
アドバイスありがとうございます?
2006-11-12 12:36:00 -
7:
?ゆり?
たくとからの連絡はそれから毎日のようにあった。ゆりはたくとには「ほんま毎日よううちなんかに連絡してくるなぁ?」と言いながらも正直嬉しかった。たくと「明日こそ二人で遊ぼうよ???」ゆり「しゃーないなぁ?」たくと「まぢで?一生遊んでくれんか思ったわ?じゃあ明日お嬢様をお迎えにあがります?」ゆり「(笑)ありがとう?」
次の日たくとがゆりの家の前まで迎えにきてくれた。たくと「おはようさん????」ゆり「おはよ?」ゆりは少し緊張していた。「早く車乗りーな?」たくとにそう言われ車に乗り込むゆり。車に乗り込んでハッとした。たくとの車内はゆりが知っている普通の車内とは少し違っていた。ゆり(えっ?なにこれ??最新の車?))たくとの運転席だけがゆりが今まで見た事のない運転席だったのだ。足元から長い棒状のようなものがアクセルやブレーキからつながってでている。ゆり「何これ??最新の車?こんなん見た事ない?」たくと「・・・えっ?ゆりちゃん理香から聞いてない?」ゆり「何を??」たくと「俺の足動かへんねん?前は昇の車やったから知らんかぁ?」明るくたくとが言う。2006-11-12 12:57:00 -
8:
?ゆり?
ゆりは正直少しとまどっている自分にきずいた。足の事もわからずたくとにだいぶ冷たい事も言ったし、ゆりの人生で出会った事もないしかといって今から急に態度をかえるのも同情のようで失礼だしおかしい。そんなゆりを察してかたくとが言った。「ゆりちゃん引いた??ごめんなぁ?」たくとはこの足になった時の事をゆりに話しはじめた。ゆりはなんでこの人はこんなに明るく話せるんだろうと思った。
2006-11-12 13:04:00 -
9:
?ゆり?
たくとの話しでは小さい頃からほんとたくとは悪ガキでいつもたくとの幼なじみのけんちゃんと悪さばかりしていたらしく、たくとが16歳になった頃にバイク事故。たくとは下半身不随で足の自由を奪われ、大親友のけんちゃんは天国へいった。たくとは自分のしてきた愚かさに悔やんでも悔やみ切れず何度も自殺をしようとしたが全て未遂に終わったのだった。
2006-11-12 14:36:00 -
10:
?ゆり?
たくと「俺、今はこんなんやけど足が一生動かんて分かった時、ほんまにどん底に落ちててん。そん頃なんかツレらが心配して見舞いとか来てくれたりしてたんやけどなんかツレらの目が哀れんだ目に見えてせっかくみんな心配して来てくれてるのに帰ってくれ?とか言うてたわ?俺最悪やろ?(笑)」たくとの話しを聞いてゆりは泣きそうになった。「てかこんな陰気臭い話しやめて今から少し行きたい所あるからついてきてくれへん??」たくとにそう言われ二人が向かったのはスケボーやバスケ少年らがいる公園だった。たくと「俺バスケしてるんやけどここの公園なバスケットゴールがあるねん?俺足が動かんくなってからいろいろあったけどバスケに出会って人生かわってん?これでもなかなかうまいしチームキャプテンなんやで?すごいやろ?」ゆり「すごいなぁ〜??」たくとは運転席の後ろにある車椅子を起用に体をのばしてとりだした。「ゆりちゃんほんま悪いんやけど車イスがどっかいかんように押さえててくれへん??」ゆりはたくとにゆわれるがまま車イスをおさえた。車イスはゆりが今まで見た事がない車イスで、タイヤが斜めでとても軽かった。
2006-11-13 19:31:00 -
11:
?ゆり?
たくとは車の運転席から腕の力だけてヒョイッと車イスに乗るとスイスイと走っていった。たくと「なかなか早いやろ??」ゆり「早過ぎ??ついていかれへんやん(笑)」ゆりは今まで意識しなかったが、たくとの上半身を見て見るとかなり鍛えられている事にきずいた。ゆり「前は暗かったしわからんかったけどたくと君腕とか胸とかムキムキやん?すごいなぁ?」たくと「惚れるなよ?(笑)足がつかえんから自然に上半身は筋肉ついたなぁ?バスケしてるからかな?でもこれ見てや?ガリガリやろ?」そう言ったたくとはズボンの裾をあげゆりに見せた。たくとの足は骨と皮だけといった感じで、顔や上半身からは想像もつかない細い足だった。ゆりは足を見てなんて言ってよいのかわからず「上半身ムキムキやからいーやん?あたしんか下から上までぶよぶよで嫌やわ??」と精一杯の言葉でかえした。
2006-11-13 21:09:00 -
12:
?ゆり?
勝負が始まるとゆりはたくとが心配でたまらない気持ちになった。勝負に負けて落ち込むたくとは見たくないと思った。男の子の一人がチラリとたくとを見て言った。「兄ちゃん?ハンデやるわぁ?そんな背低いんやから負けて背のせいにされてもあれやしな。」四人はたくとをからかうように笑う。ゆり(めちゃ感じ悪いなぁ??)たくと「アホか?ハンデなんかいらんわいやぁ?はよやるぞ?」ゆりの心配をよそに勝負が始まった。ゆりはたくとが勝ちますようにとひたすら祈った。勝負はなんと余裕でたくとの勝利!!ゆりどころか男の子達も信じられないといった形相だった。たくとは身長差やがあるにもかかわらず一回もはずさず見事全てゴールにはいったのだった。たくと「ありや〜すっ???お前ら早く負けたんやから買ってこいよ?」男の子達は相当落ち込み買ってきたジュース4本と煙草4箱をたくとに渡し「兄ちゃんすげーな??なめてたわ?ごめん?」と言って去って行った。
2006-11-14 19:40:00 -
13:
?ゆり?
たくと「なっ??俺なかなかやるやろ???惚れた?(笑)」ゆり「ほっっ惚れるワケないやんかっ??でもかっこよかったわ(笑)」たくと「おっ?はじめて褒められた?」
たくとの障害とゆうハンデがありながら、一生懸命バスケをしている姿を見てゆりはますますたくとに惹かれていった。
たくととの時間はあっとゆう間に過ぎ、すっかり日も暮れてきた頃「ゆりちゃん今日まだ時間大丈夫??」ゆり「大丈夫やけど??」たくと「俺んちこーへん?なんもせんし大丈夫やで(笑)俺バイアグラないと立たへんしな?あっバイアグラ家あるわ?(笑)」ゆり「も〜またふざける??いかへんし???」たくと「冗談やん?ただもうちょいゆりちゃんと一緒におりたいねん...」2006-11-14 20:56:00 -
14:
?ゆり?
ゆり「またまたぁ?口うまいなぁ?」ゆりは少し動揺した。たくと「ほんまにもう少し一緒におってもらいたいねん。」たくとが真剣な眼差しでゆりかに言った。ゆり「しゃーないなぁ?」ゆりは少し嬉しかった。たくとの家についた。ゆりは緊張した。たくとの家はごく普通のマンションでお父さんとお母さんとたくとの弟の四人暮し。家にはいると玄関からすべてフローリングだった。玄関にはたくとがバスケで得たトロフィーが飾ってあった。物音でたくとのお母さんが出て来た。ゆり「おっおじゃましますっっ?」母「あらっ〜??たくちゃんが女の子連れて来た??彼女?初めてまして?」たくと「今はそんなんちゃうって?今は仲いい友達のゆりちゃん?」ゆり「初めまして?」彼女でもないのにやたら緊張している自分がいてゆりは恥ずかしくなった。たくとの部屋にはいるとたくとは車イスからヒョイッと降りてフローリングに座った。たくと「ゆりちゃん緊張してるん??かわいいなぁ?適当に座ってや?」ゆり「そんなんちゃうしっ??」ゆりが座るとたくとが話し始めた。
2006-11-14 22:14:00 -
15:
?ゆり?
ゆりは大好きな理香がこんな姿になっていたのに何もしてあげれなかった自分をせめた。それからゆりは極力理香と会うようにした。薬もやめてくれと頼みこんだ。理香自信辞めたい気持ちは相当あったようだが、薬の力はすごく(理香は辞めたいのに)ゆりと会わない日にはこそっとまたしてしまうのだった。そんなやりとりが何日も続いた。理香は涙ながらにゆりに言った。「うちほんま弱い人間よな...ゆりがうらやましい...薬も辞めてこれからの人生楽しく生きたい...でも辞めれんしもう死にたいわ...」『ばちっっっ』理香「痛っっ」ゆりは理香にビンタをし目を真っ赤にし涙をこらえ言った。「そんなんゆうんやったら今すぐうちが見てる目の前で死ね?理香が自分で薬はじめたんやから理香自身が自分で辞めなあかんねん?そんななよなよした理香なんか友達ちゃうわ?うちのが理香はかわいーしみんなに好かれてるしうらやましかったわ?はよ見といたるから死にーや?死ぬ根性あったら薬なんかやめれるんじゃ?死ぬなんか...簡単にゆうなっっ?」理香はゆりに抱かれ赤ちゃんのようにワンワン泣いた。この日を境に理香は薬をたった。
2006-11-15 21:17:00 -
16:
?ゆり?
ゆりと理香は昔のようにまた遊ぶようになったが、昔以上に理香があまりにゆりに慕ってくるのでゆりはどこかで理香の事を勘違いしていたのだった。理香がゆりの事を心から大好きと言う事もゆりはきずいていなかった。
―・・・ゆりはたくとから理香の話しを聞き、理香がそんなにも自分の事を思っていてくれたんだと知り泣きそうになったと同時に自分を恥じた。ゆり「うちずっと理香にしたらうちは引き立て役なんや思ってた。理香は愛嬌あってみんなに好かれるしかわいいしうらやましかった?」たくと「理香がそんなん思うワケないやん?ゆりちゃんなんか知らんかった俺らにもゆりの事嬉しそうに話す理香やで?てかゆりちゃんのが理香よりかわいーし?」たくとはゆりの頭をポンポンと撫でた。ゆりはその手が心地よく感じた。2006-11-15 21:31:00 -
17:
?ゆり?
たくと「あのさっ....今日遊んだばっかでいきなりやけど俺これから先もずっと一緒にゆりちゃんと一緒におりたいって思ってん。いきなりでまた嘘やとか思われるかもしらんし、俺こんな足やから不自由なとこいっぱいあって迷惑かける事もあるかもやけどほんまに好きになってもうた。俺とよかったら付き合って欲しいデス...。」ゆり「えっ?!?!」たくと「返事せかさんしゆっくり考えてくれていーから。同情とかではやめてな。辛いから?」ゆり「同情なんかはせんよっ?今日遊んだばっかやし、今はなんかなんて言ったらいんかわからんから少し考えさせて?」たくと「うん?連絡待ってるわ?」ゆりはたくとに家まで送ってもらったが、なんだかドキドキがとまらなかった。
2006-11-15 21:45:00 -
18:
?ゆり?
ゆりは次の日、理香に連絡をとり一緒に遊んだ。ゆり「理香なんでたくと君が車イスとか教えてくれんかったん?」理香「ゆうてなかったっけ?ってなんで知ってるん?」ゆりがたくとと昨日遊んだ時の出来事や、たくとからの告白の事を話すと理香は「えっ?ほんまにゆうてるん?いつの間に番号教えてたんよ?てかゆりたくとみたいなんタイプちゃうやん?ゆりにはあわへんって?」なぜか理香は必死にたくとを否定する。ゆりは本当は理香はたくとが好きなんじゃないかと思った。ゆり「あーゆうタイプ好きやなかったんやけどなんかたくと君には惹かれるねん?昨日遊んだだけやからまだなんも知らんけどもっとたくと君を知りたいって思ってんよ。」理香「....あかんってやめとき?てか絶対無理??そんなん嫌やし?ほんまに付き合ったりせんといてや...」理香は悲しそうに黙り込んだ。ゆり「なんで理香そんなんゆうん?友達やったら応援してよ?やっぱり理香たくと君が好きなん?だからそんなんゆうんやろ?」理香は目を丸くして「はっ?あんなん好きなるわけないやん?うち....」理香がまた黙ったかと思ったら何かを決心したかのようにゆりを見て....「んっっっ?」理香はゆりにキスをした。
2006-11-16 18:59:00 -
19:
?ゆり?
ゆり「理香??何??酒のんだ??急にどうしたん?」ゆりは理香のとった行動が理解できなかった。理香「うちはゆりが好きやねん。ずっとだまっとこうって思ったけどゆりがたくとの話しばっかりするから...こんなん気持ちわるいやんな...うち別に女の子が好きなんやないで?ゆりが好きなだけやねん...」ゆり「えっ...?」理香はゆりの事が大好きだった。友達としてではなく、いつの間にか理香はゆりに恋していた。ゆり「理香の気持ちは嬉しいけど...ごめん。」理香「分かってるし?別にうちはゆりになんも求めてないし?自分自身ゆりにちゃんと気持ち伝えれたからスッキリしたわ?ありがとう?たくとええ奴やから頑張ってな?意地悪ゆうてごめんね?」理香はゆりがこまらないように明るくしていたが目の奥は泣いていた。ゆり「理香....」
2006-11-18 00:03:00 -
20:
?ゆり?
ゆりは理香になんと声をかけたらよいのかが分からなかった。小さい頃からずっと一緒で、最近まではたくとに聞くまで理香の事を勘違いして...。ゆりは何もわかっていなかった。理香がゆりに想いを伝える事で、もしかしたらこの二人の関係がくずれてしまうかもしれないのに想いを伝えると言う事には相当な勇気がいっただろう。ましてや男の子ではなく、相手がゆりなのだから...。そんなゆりの感情を読み取ったのか理香は「ゆり....これからもうちと仲いい友達でいてくれる??これからも二人でふざけた事していっぱい遊んでくれる??」ゆり「当たり前やんかぁ〜?理香は一生、うちの大事な友達や??ほんまきずかんでごめんなぁ?」ゆりが泣きながらゆうと、「ゆり大好き〜??てか、ゆり鼻水でてるから??(泣)(笑)?」二人は泣きながら笑った。
2006-11-18 07:55:00 -
21:
?ゆり?
―・―・―・家に帰ったゆりはたくとに電話をした。「トゥルルルルル・・・はい?」ゆり「ゆりやけど...返事なんやけど、ほんまにうちでいーん?」
2006-11-18 08:02:00 -
22:
?ゆり?
たくと「ゆりちゃん?それって俺とずっと一緒におってくれるゆう事?」ゆり「うん?あかんかな?」たくと「あかん?やばいくらい嬉しい?今すぐ逢いたい?今から逢いに行ったあかん?」ゆり「うちはいーけどたくと君しんどくない?大丈夫?」たくと「何ゆうてんねん?しんどいワケないやん?今すぐいくわ?」―・―・たくとが家の前まで迎えに来た。ゆりはまた少し緊張した。車に乗り込むといきなりゆりはたくとに抱き着かれた。たくとの胸はとてもあったかくて心地よく感じた。たくとの格好は急いで出て来たせいかスウェット姿でボサボサの髪型だったがゆりはそれさえも可愛く思えた。
2006-11-19 02:05:00 -
23:
?ゆり?
たくととゆりは車の中で3時間あまり過ごしたが時間が過ぎるのはあっという間だった。ゆり「お母さんもうるさいしそろそろ帰るね?」たくと「ほんまやな?俺のぼせて明日朝からバスケ練習あるん忘れてたわ?(笑)」ゆり「ちゃんと起きや?」たくとがゆりの目をみつめ、ゆりに優しくキスをした。二人の初めてのキス。
2006-11-19 02:11:00 -
24:
?ゆり?
キスが終わると二人は照れてお互い顔を見合わせ笑った。―・―・―・―・―・ゆりとたくとが付き合ってから三ヶ月が過ぎた。・―相変わらずたくとはバスケの練習にかよっていた。ゆりもその練習を見に行くのがとても楽しみだった。バスケをしている時のたくとは少年のように輝いている。ゆりはたくとのその顔が大好きだ。たくとはいつも誰にも明るくふるまっているがゆりと付き合って三ヶ月、ゆりに心を許したたくとはゆりの前ではきどらないありのままの自分を見せていた。たくとはまだあの時の事故を自分の責任と感じていると言う事や、けんちゃんを失ってしまったと言うとてつもない悲しみ、下半身不随になった事でいろんな人に迷惑をかける辛さ、ゆりにありのままの想いを語ったら、たくとは思いっきりゆりの胸の中で泣いた。たくとの下半身にはまったく感覚がない。もちろん足をたたいても、たくとは何も感じないし、熱さも感じない。オシッコもしらない間にでてしまう事もあるのでオムツをはいている。たくとはそんな自分が惨めに感じて仕方なかった。・・・・でもゆりの前ではありのままの自分でいられる。
2006-11-19 04:20:00 -
25:
?ゆり?
たくと「俺ほんまなさけないよなっっ・・・・っ」ゆり「何ゆうてるんよ?たくちゃんはなさけなくなんかないで?うちはたくちゃんと一緒におれるだけで幸せやわ?」ゆりはこの人の側に一生いてあげたいと思った。足なんか関係ない。たくとはたくとなのだから。たくとは本当に優しくて、ゆりを心の底から愛している。たくとの想いがゆりの胸いっぱいにつたわってくる。―・―・―・―・―・たくとには下半身の感覚がない。そのため二人が体を重ねた事はなかった。いつもたくとがゆりに愛撫をすりだけで終わっていた。ゆり「ぅんっ・・・っ・・・たくちゃんっもういぃでっ・・・今日はゆりがしたアゲルっっ」いつもたくとに断られていたが、ゆりはいつも自分ばかりなので悪いと感じ、今日こそはと無理矢理嫌がるたくとを無視してたくとのものを優しく愛撫した。・・・がたくとのものはゆりがどんなに頑張っても全く反応がなかった・・・。たくと「ゆりちゃんごめんなぁ・・・だからさしたくなかってんよ?ほんまごめん?ゆりちゃんのしてくれるゆう気持ちだけでほんまうれしいで?バイアグラ飲んだら一応立つ事は立つんやで?」ゆり「うちの方がごめん?」ゆりは少し落ち込んだ。たくとの気持ちを無視して行った結果がこれだったからだ。
2006-11-20 00:58:00 -
26:
?ゆり?
たくとは本当にゆりに優しかった。いつも明るくゆりに笑いかける。でも時々ふと悲しそうな顔をしていた。何年もたった今でもけんちゃんの事が頭にでてきてとても辛い気持ちになるとたくとはゆりに言っていた。ゆりは自分の力ではたくとを幸せにできないのだろうかと悲しくなった。たくとに何をしてあげたらいーのかわからなかった。そんな時ゆりがもう一人の『ゆり』に出会う。
たくとの家で二人がくつろいでいると《ピンポーン》チャイムがなった。《ガチャっ》「たくと〜?おるん?」チャイムがなると同時にドアが開き女がはいってきた。たくとの部屋のドアがあくと、そこにはきれいな女の人がいた。たくと「おー?ゆり?こっち帰ってきたんやったら先電話せえや?」ゆり(えっ?ゆり?誰なんゃろ...)たくと「ゆりちゃん?こいつ由里ゆうねん?俺の幼なじみやねん?同じゆりでも、ゆりちゃんとはおー違いの男みたいな奴でけんちゃんとコイツと俺三人で一緒によく悪さしたわ(笑)」ゆり「初めまして...。ゆりです...。」由里「一緒の名前なんや?あたしも由里?もしかして、この子たくとの彼女とか??」たくと 「当たり前やんけ?彼女以外の女でズカズカ人ん家入ってくるんはお前くらいじゃ?ゆりかちゃんめちゃかわいーやろ?俺べた惚れやねん?」由里「はいはい??のろけですか?そんなん聞きにきたんちゃうしな?」2006-11-21 00:00:00