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−−スコール−−
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1:
稜◆RgMHkG3QX2
君の大好きな歌。
《スコール》
また歌ってくれないか?2006-11-07 03:41:00 -
15:
稜◆RgMHkG3QX2
奏恵の隣に座ると女の子らしい甘い香りがして俺は少しドキッとした。
「奏恵ちゃんって何才?」
お決まり質問に奏恵は快く『19才やで』と答えた。
俺はビックリした。奏恵はどう見ても十代には見えない。それ位落ち着いていた。2006-11-07 22:03:00 -
16:
稜◆RgMHkG3QX2
すごくキレイとか、すごく可愛いとかそんなんぢゃない。奏恵はどこにでもいるような普通の女の子。
ただ違うのは一緒にいるとすごく心地良い。
奏恵は人を落ち着かせる雰囲気を持っている。
ホストを始めてから二年。そんな気持ちにさせたのは奏恵が初めてだった。2006-11-07 22:55:00 -
17:
稜◆RgMHkG3QX2
甘い香り。笑うと口元からは八重歯が覗き、目元が垂れ下がる。
なにを話した何てほとんど覚えていない。奏恵との心地良い時間はあっという間に過ぎ、違うホストと交代することになった。
「よかったらまた呼んで下さい。」そう言い俺と剣士は席を立つ。2006-11-07 23:07:00 -
18:
稜◆RgMHkG3QX2
『どうでした?稜さんいけそうぢゃないっすか!?奏恵ちゃん…やっけ?なんか稜さんのこと気に入ってるみたいやったし。』
そう言いながら無邪気に笑う剣士。
「わからん。ビミョー。」
そう答えて俺は自分の客がいる席に戻った。2006-11-08 16:54:00 -
19:
稜◆RgMHkG3QX2
席に戻ると客の優香が不機嫌そう座っていた。
『稜さま、遅いっ!』
優香は俺の色彼の一人。
初めはキャバで働いていたが風俗に自ら行った。俺のエースでもある。初回の時からなぜか俺のことを様付けで呼ぶ奇妙な女だ。2006-11-08 16:58:00 -
20:
稜◆RgMHkG3QX2
「ごめんな。新規ついててん。よう待ったな!さすが俺の女や!偉い偉い。」
そう言い俺は優香の頭をポンポンとする。すると優香は嬉しそうに笑いおとなしくなった
【単純で馬鹿な女。】
そう思いながら、煙草に火をつける。ふと前を見ると奏恵がちょうど視界に入る席だった。奏恵はまたボーッとしているようだ。2006-11-08 17:00:00 -
21:
稜◆RgMHkG3QX2
『あの子らさっき稜さまが付いた新規の子やろ?どやったん?』
俺の奏恵に対する視線に気付いたのか優香が俺に聞いてくる。
「わからん。何か喋りにくかったわ。やっぱ俺は優香の席が一番落ち着く!」
俺は心にもないことを平気で口に出した。俺はホストやから。2006-11-08 17:02:00 -
22:
稜◆RgMHkG3QX2
シャンパンコールが始まると店内は暗くなり従業員が席に集まり出す。
爆音の音楽にスポットライト。テンションを無理矢理上げる。
結局、優香はシャンパンを5本あけた。それに触発されて他の従業員の客もシャンパンをあけ始める。2006-11-08 17:22:00 -
23:
稜◆RgMHkG3QX2
シャンパンコールが終わると俺は従業員に呼ばれた。
『あそこの新規が稜さん送り指名してます。』
奏恵だ。奏恵の方を見ると帰る用意をしている。
「わかった。すぐ行く」そう言い、まずは優香のいる席に戻る。2006-11-09 02:33:00 -
24:
稜◆RgMHkG3QX2
「優香、ごめん。送り指名されたから送ってくるな。少し待ってて。」
優香が頷くのを見届けると俺はそそくさと奏恵の所にむかう。
なぜだろう?すごく嬉しかった。まるで新人時代に初めて送り指名をもらった時のような…そんな気持ちになった。2006-11-09 02:37:00