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〜ホステス・街〜
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1:
裕末
覗いていただき、誠に有難うございます。
小説自体、初めて書かせていただくので、ご指摘あれば、遠慮なくレスをしてください。
よろしくお願い致します。
ゆっくりかもしれませんが、完結できるよう頑張ります。2006-10-31 02:16:00 -
45:
裕末
目覚めた。辺りは夕方だ。そして仕事だ。―この前買ったドレスを着よう!― クローゼットからドレスを取りだし、自分に合わせて鏡でみてみた。 “もう気分はお姫様☆”なんて馬鹿なことを考えながら、仕事の準備へと取り掛かった。 新しいドレスはさすがに気分がいい。一番変わるのが今日のモチベーションだということ。
《今日新しいドレス買ったんです。見に来てくださいね。》なんて一丁前に“営業メール”。しかし、そういう営業とやらは全然わからないので、この言葉も女の子に教えてもらったものである。もちろんメールをして来てくれそうな客は“安田”だ。
他に昨日、一昨日と番号を聞いたお客さんにもメールをしてみた。2006-11-02 00:26:00 -
46:
裕末
―どうなるんやろぅ…― まだ入店したてな私だから、きっと初めての営業だろう。初めてだけあってなんだか少しドキドキする。 アホな位気合いが入っていたためか、準備がかなり早くできてしまった。時間があまった。とその時… ―♪♪♪― 着信 ―安田さん― 「もしもし。」「初めて電話したなぁ!」「そうですね!」「ドレス買ったらしいやん!」「はい!(*´∪`)」「今さぁ、仕事帰りやねんけど、俺時間あるし、今からご飯いかへん?」「やったー!いいんですか?!」「もちろんやん!」「ありがとうございます!」
―初めての“同伴”出勤だ!― そのあとの予定を決め、いざ出発!待ち合わせはさえの家からちかいバス停辺りだ。2006-11-02 01:48:00 -
47:
裕末
思い返すと、安田はかなり私の事を気に入ってくださっていたと思う。右も左もわからないこの世界の美味しい部分を教えてくれた人だ。しかもこの世界に入って早々のことだ。ラッキーだったなぁ。と今更になって思う。 予定時間から待つこと3分… 私の目の前にタクシーが止まった。《○○まで》安田はそう運転手に告げた。 ―どこに行くのだろう― 着いた先にはなんか堅苦しい田舎ではみたことのない雰囲気をかもしだした場所だった。
「ここどこですか…?」「予約したんや。入ろか。」2006-11-02 01:59:00 -
48:
裕末
【訂正】
中には安田が乗っている、《○○まで》…
2006-11-02 02:05:00 -
49:
裕末
中に入ると、着物を着た綺麗な女の人が部屋を案内してくれた。 お琴が流れていて、ふすまがあったり床の間があったり。全て和室だった。
《こちらでございます。》お膳が二つ両側を向いてならべてあった。中に入り座布団にすわる。 ―やたらと距離があるなぁ…話ずらい― 「どぉやぁ。ここは。」「すごいですね!田舎にはありません。」
2006-11-02 02:16:00 -
50:
裕末
「ゆりちゃん田舎からでてきたもんなぁ」「……はい。(^_^;)」 前菜だろうか。いろいろ彩り良く飾りつけられている。 着物の女の人がいろいろ運んでくる。会話は食べるのに必死になってしまって少なかった。 そして、食事も終わり、店へと向かう。 タクシーにのり、いざ“同伴”出勤!店に入ると、ボーイが声をかけてきた。 「どうしたん!よぅ頑張ったな!o(^-^)o」「………ぁ、はい。まぁ……」
2006-11-02 11:50:00 -
51:
裕末
更衣室に行くとカナがいた。カナも同伴だったようだ。今思えば、カナはすごい仕事できる子だったんだなと思う。「ゆりさん!もう同伴ってすごいじゃないですか!」「たまたまやって。」 「そぅですかね…?じゃぁ私お先に失礼します!」「じゃ、また。」 私も安田の席へ。 しばらくして…… 《ゆりさん、ご指名です。》「!?」―かぶったん?!― 信じられない。ありえない。「安田さん、ゴメンね…ちょっとだけ行ってきます。」「ゆ…ゆりちゃん頑張ってんねんな!ほな頑張ってこい!しんどかったらいつでも戻ってこい!」「ありがとうございます!行ってきます!」
2006-11-02 12:02:00 -
52:
裕末
―誰なんだろう。― 「失礼します!ゆりです♪」「待ってたよ。ゆりちゃん!」 ―岡田さんだ― あまり記憶にはなかったが今日メールを送った一人だ。 「いいねぇ!そのドレス!」「ありがとうございます。」「俺が一目惚れしただけあるわ!」「一目惚れ…ですか?!」―この人この前こんなん言うてはらへんかったやん!?― 「いきなりビックリしますよぅ!一目惚れだなんて!酔っ払ってらっしゃいます?(^_^;)」
「酔ってないで。ゆりちゃんには酔ってるけどな。(笑)」2006-11-02 12:15:00 -
53:
この前の岡田さんは話かけても愛想悪く、私はとてもてこずっていた。なのに今日は指名? “水商売って不思議…” 話を聞くとこの前は恥ずかしかったらしい。この前は友人と3人で来ていた。今日は私とゆっくり話したかったらしく、一人で来たらしい。
「ゆりちゃん、俺、めちゃめちゃタイプやわ〜」―どうしよう…どうしよう…(;´△`)―言葉が思い付かない。「今度プライベートで遊ぼうや!」「また今度ね♪」―ふぅ…― 精神的に私ピンチだ。時間配分も考え…「ちょっと行ってくるわ♪」「どこに?嫌や〜。ゆり行くなら俺帰ろっかな〜。」それは困ります。「すぐ戻ってくるから、居ててね♪」「店終わったらどっか行こうや!」―アフターだ。―" " "06/11/02 12:302006-11-02 12:30:00 -
54:
裕末
「じゃぁ、後でまた飲ましてくださいね♪終わった後どうするかはまた後でいいますから。」 安田の席へ戻った。「おっ!おかえり!人気者!」「そんなん人気者違いますよぉ(^_^;)」「しかし入店早々やるなぁ。」「まだまだですよ(-"-;)」「まあゆりちゃんはホステスなりにきてんもんな!」「はい。」「しかしそんな子も珍しいで(笑)」「そうですかね…?」「一流目指すんやったらクラブ行ったらいいのに。」「クラブ……ですか?」「そうや。またこういうとことは違うねんけどな。」「どんなところなんですか?」「今はゆりちゃんは競争とかはまだここでも実感してないやろ?」「はい。」「あの子見てみ。」安田は目線でカナを指した。カナは一生懸命いろんな客を言えばハシゴしている。「あの子がナンバーワンや。カナ言う子ちゃうかったかな?」「はい、カナちゃんです。」「みてみ、今日とくにかなり被ってるわ。ゆりもあんなんならなあかんで。」「カナちゃんすごいですねぇ…」私はあまり周りをみることなく、自分に必死だったので初めて落ち着いて周りがどうなっているのか、やっと客観視できた。
2006-11-02 14:54:00