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かかとを上げ

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  • 1:

    名無しさん


    2006-10-28 02:23:00
  • 41:

    名無しさん

    私は今日も仕事でバタバタしているとチャラ男から電話が掛かって来た。
    「はい!」
    「俺もうあかんわ。」
    「何がなん!?」
    チャラ男はいつもとは違う元気の無い声だった。

    2006-10-29 12:43:00
  • 42:

    名無しさん


    「ギャンブル負けたわ!」ギャンブルする男性は昔から嫌い。それは父が原因だった。チャラ男がよくギャンブルに行くのは知っていたが遊び程度だろうと思っていたのに‥‥。
    「なんぼ負けたん?」
    「給料全部やわ。」
    チャラ男の元気の無い声が響いた。

    2006-10-29 12:44:00
  • 43:

    名無しさん

    私は苛立ちとどんな言葉を掛けたらいいのか分からず相槌だけを打って電話を切った。
    ずっと心がもやもやしていた。
    それからチャラ男と連絡は取り続けたがチャラ男は相当へこんでいた。

    でも私は何も言えず普段の同じ日々を過ごして行く。

    2006-10-29 12:45:00
  • 44:

    名無しさん

    「飯行こ!」
    また急なチャラ男からのお誘い。断っても断っても引き下がらないので仕方無く会う事になった。だるいなーと思いながらも心配していたのも有り、用意をしてチャラ男が家の前に着くのを待った。
    着いたと連絡が来たので家を出てチャラ男の黒い車に乗り込む。
    今日のチャラ男はいつもと違う。口数が少なかった。ギャンブルに行って思いっきり負けてへこんでるんやろなーって思ったから、私からは特に会話も切り出さずスピーカーから流れる音楽を口ずさんでいた。

    2006-10-29 12:46:00
  • 45:

    名無しさん

    居酒屋に着いてやっとチャラ男が口を開いた。
    「ほんまにギャンブルなんかやめたいねん。行ったらあかんと思っても行ってまうねん。」
    私はまた相槌を打つだけだった。
    「これからやん!」
    それだけ言った。私はこの時ギャンブルなんかいつでもやめれる物やと思っていた。

    2006-10-29 12:50:00
  • 46:

    名無しさん

    それからお店を出てチャラ男の大好きなボーリングに行った。
    ボーリングも終わり、いつも通りチャラ男が私の家の前迄送ってくれた。


    いつもならここでまた連絡するわなとか適当な事を言われて私は車から降りるのにこの日は何も言わずずっと黙ったまま‥‥。

    2006-10-29 12:51:00
  • 47:

    名無しさん

    私もこの張り詰めた密室の中でどうしたら良いのか分からずに、黙ったままだった。
    「友達とおったりこうやって遊んだりしてる時は忘れられるねん。でも一人になったら落ち込むわ。」
    急にチャラ男がこう言ったと思ったらまた黙り出した。
    「それやったら朝まで付き合うやん!」
    言葉では元気を出させてあげる事の出来ない私の精一杯の励ましだった。

    2006-10-29 12:53:00
  • 48:

    名無しさん

    放っておけなかった。
    「うん。とりあえず一回家帰るで。」
    チャラ男がそう言って車を走らせた。私とチャラ男の家の距離は結構ある。車からの景色を見ながら私は思った。
    『今日チャラ男の家に泊まるんや。』
    そう思ったら急に心臓がドキドキして景色を見るのが好きな私もそれどころじゃなかった。それにチャラ男も無言で私も無言でどうしようとしか思わなかった。

    2006-10-29 12:54:00
  • 49:

    名無しさん

    家に行く前にコンビニに寄って煙草とコーヒーを買ってそわそわしながらどこが家やねん!とか考えていた。
    車が止まってチャラ男の家の前に着いたんだと分かり緊張なんかしていないオーラを出して車を降りた。
    チャラ男は実家に住んでいる。チャラ男の後ろを着いて部屋まで行った。
    部屋は黒とシルバーで統一されていてお洒落な部屋やった。
    もう夜中の一時になっていた。

    2006-10-29 12:55:00
  • 50:

    名無しさん

    家に着いてもチャラ男は静かで私のこの緊張している真っ只中の心臓の音が聞こえてしまいそう。
    「なんかスウェット貸して!」
    耐え切れず私はこんな厚かましい事を言った。チャラ男は、はいとだけ言ってすんなりスウェットを出してくれ私はチャラ男がトイレに行っている間に急いで着替えた!
    いつもは脱いだ形のままにしてあるジーンズもこの日はしっかりとたたみ、隅に置いた。
    チャラ男が部屋に戻って来て服を着替えだしたからそれを見ない様にテレビを見た。実際はテレビなんか頭に入ってこなかった!

    2006-10-29 12:57:00
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