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━君がいたから━
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1:
Y
秋の匂いは私の胸を締めつける。
だって,思い出が多過ぎるから。
裕里。2006-09-04 20:52:00 -
61:
Y
けど,圭ちゃんと付き合えるわけじゃない。やっぱり諦めようって思いました。
「帰ろっか?」
『ゃねー☆お腹へったぁー今日は酒気分かな♪笑』
笑いながら歩いてると,違うクラスの久保田と隅田が裕里達のほうに向かって歩いてきた。2006-09-06 22:05:00 -
62:
Y
へ…っ?何をおっしゃってますぅ?意味が分かりませぇーん,愛加ちゃーん!カムバック。。。
『えっ?ありえへん!!えっ?裕里なん?本間に?』パニくる裕里。
「ぇっ…うん。久保田も今告ってると思う。」
はいっ。隅田もパニくる。ちょっと可愛くて笑けてきた。2006-09-06 22:19:00 -
63:
Y
『ぇっと,じゃぁまた考えて返事するわ,いい?』
「うんいいよっ!待ってるわ」と話してた所に,少し小走りで愛加が帰ってきた。
『んじゃ,ばいばい♪愛加ー待ってぇぇぇ!』にやける裕里。
だって愛加が照れてるから…笑,可愛いっ♪
『どやったん?』2006-09-06 22:24:00 -
64:
Y
「どやったも何も,ないないなぃ。断った」…って早っ!!!照れてるくせに,クールな愛加。愛加は自分が好きな人じゃないと無理って言ってたから裕里もすぐ納得。
「問題は裕里やろ。裕里も言われてんやろ?坂本を忘れるチャンスかもしれんで?付き合ってみたら?」
【チャンス…?】2006-09-06 22:29:00 -
65:
Y
愛加とバイバイをし,ポチポチと家に向かって歩く。
チャンスかぁ…けど忘れる為に利用するって事?んー。。。どうしたらいいんやろ…好きじゃない人と付き合うんはなぁ。んー付き合ってみようか…。そんな事を考えながら歩いてると,後ろから裕里の名前を誰かが呼んだ。2006-09-06 22:36:00 -
66:
Y
今日はここまでにします(>口
2006-09-06 22:41:00 -
67:
Y
「裕里!!!」
ぇっ…?何でなん?何で…?圭ちゃんがおるん?
「これ…読んで?じゃぁっ」
『えっ?…待っ…』言い終わる前に,4つ折りにされた紙を裕里に渡して,圭ちゃんは行ってしまった。
久々にこんな近くで圭ちゃんを見た裕里は,胸が苦しくなって,好きなんやと改めて思った。2006-09-07 12:17:00 -
68:
Y
家につき,紙を広げてみる。
「裕里へ
手紙とかかくん初めてで,うまく気持ち伝わるか分からんけど,読んでほしい。俺な,裕里に振られてからも,ホンマはずっと裕里の事好きやってん。ミウと付き合ったのも訳ありで,俺が悪いねん。 ミウとおるとこを裕里に見られて,絶対勘違いしてるわって思って俺ホンマ嫌やった。ホンマは裕里と話したかったし,裕里の事しか考えてなかった。嘘じゃないから信じてほしい。ホンマに好きやから,付き合って下さい。
圭吾より」2006-09-07 12:54:00 -
69:
Y
圭ちゃんから裕里への,告白の手紙やった。
裕里は嬉しくて,嬉しくて,涙がいっぱいでてきた。けど…隅田にも言われてんやん。ミウの事も引っ掛かるし…。
そんな事を考えてたけど,ホンマは裕里の気持ちなんて,とっくに決まってたんやと思う。2006-09-07 12:58:00 -
70:
Y
次の日,あんまり寝られへんかった裕里はいつもより早く,愛加の家へ向かう。
『………って事が昨日おきてん…どうしたらいい?』裕里は,昨日の事をさっそく愛加に相談してみる。
「どうしたらいいも…もう決まってるくせに☆おめでと裕里っ!愛加は嬉しいっ」やっぱり愛加。いつもありがとう。
学校につき,裕里は隅田の元へ向かった。2006-09-07 13:05:00