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━君がいたから━
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1:
Y
秋の匂いは私の胸を締めつける。
だって,思い出が多過ぎるから。
裕里。2006-09-04 20:52:00 -
41:
Y
「俺やっぱり裕里の事…好きやねん。やり直されへん?」
私はこの時,後悔しました。まさか二人を失うなんて。2006-09-05 22:32:00 -
42:
Y
それでも朝はやってきます。
なんか行きたくないなぁ。圭ちゃんに会いたくないしなぁ。
『ぉ母さぁん!今日学校休むから,弁当いらん』
「はぃ。じゃ仕事いってくるからぁ」
それでいいんですか?裕里の家は少し放任ぎみ。兄がいて,兄が問題児やから裕里まで見てられへんって感じかな。裕里は兄とかなり仲悪くて,そのせいで家族が少しギクシャクしぎみ。反抗期でもあり喧嘩も絶えなかった。2006-09-06 13:43:00 -
43:
Y
しばらくそんなダラダラした日が続いた。気付けばもう9月の半ばをすぎている。
『おはよー愛加ぁ♪』1週間ぶりに学校に来てみた。「ぁっ…裕里ゃぁ…ぉはよ」
『なんか元気ないな?愛加も一緒にミウ達んとこいこー?』ミウとカヨは2年になってクラスが離れてしまったから。
「えっ?…あー…ぅん…」明らかに様子のおかしい愛加。なんかあったんかな…?2006-09-06 14:07:00 -
44:
Y
『なんかあった?』
「ぇっ!!!さすが裕里やわ…久々やのに」
『愛加がわかりやすいねん!笑』そう言うと愛加は話しだした。
内容は,ミウが「裕里の行動が理解できひん」って愛加に言ってたらしい。もちろん圭ちゃんの事。
だから裕里は,ミウを呼んで話しをする事にした。2006-09-06 14:17:00 -
45:
Y
明らかに気まずい空気。裕里が話しを切り出す。
『正直に話すわ。裕里な圭ちゃんの事好きなんか,違うんか自分でも分からんねん。電話がなくなってから,めっちゃ寂しいし。けど,そんな曖昧な気持ちで付き合われへんくてさ。でもな,どっちかで言うと好きやと思うねん…』そぅ,これが裕里の本当の気持ちやった。
「そっか,分かった!協力するからいつでも言ってな!誤解してごめん」2006-09-06 14:25:00 -
46:
Y
ミウ?信じてたんやで━?2006-09-06 14:26:00 -
47:
Y
その1週間後に,圭ちゃんとミウは付き合う事になりました。
もうすぐ10月になろうとしてます。
圭ちゃん。やっと気付きました。裕里は圭ちゃんが本当に好きやって事。いつも,近くにいすぎて気付かんかった。アホやな裕里は…。2006-09-06 14:30:00 -
48:
Y
気付いた時にはもう遅くて,二人を失いました。圭ちゃんもこんな気持ちやったんやね?
けど,圭ちゃんはずっと裕里の事を好きでおってくれるって期待しててん。あほやんな。
二人が付き合った事を,愛加から聞いた時,裕里は平気な顔してた。2006-09-06 19:47:00 -
49:
Y
「…付き合ったらしぃで?ミウと坂本…裕里よかったん?」
ドクンッ…ズキッ…胸が締め付けられる。何で━?
『ぇっ…?めっさ以外ゃぁん!びっくりしたけど,裕里好きちゃうし,関係ないしぃ…!!!次,音楽やし遅刻するわ,行こ?ー♪』裕里は必死で笑顔を作った。愛加は笑って何も言わんかったけど,本当は気付いてたよな。裕里が泣きそうな事。2006-09-06 19:55:00 -
50:
Y
音楽の時間,裕里が考えるのは二人の事ばっかり。胸が苦しい…。
裕里,ミウに本当の気持ち言ってたのに。圭ちゃんも心変わり早いし…当て付けなん?酷い事をしたのは裕里やけど,二人を責めてしまう。
『先生ぇ,しんどいから保健室行ってくるわ』先生の言ってる事なんか耳に入らんくて,裕里は急いで教室をでた。
その瞬間,一気に涙が溢れ,その場にしゃがみこんだ。2006-09-06 20:03:00