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1:
瑠美
当時20歳
やりたくない事はやらない。
仕事は気が向いた時だけ。
夜は飲み歩いた
欲しい物もたくさんあった
自分が幸せだなんて思わなかったけど
別に不幸だとも思わなかった。2006-09-01 02:48:00 -
36:
瑠美
「事故やった。家の中で階段から落ちて打ち所が悪くて…俺の娘はそれを見てた。自分の親が死ぬ瞬間を。ショックも無理ないよな。今も精神科に通ってんねん。その時の記憶がないねん。ショックでとんだらしい。こんな複雑な家庭やねん。おまえは俺と一緒になったら大変な思いすると思うで?」
瑠美はおどろいたけど過去は過去。自分が悲しい過去から救ってあげたい気持ちだった。
もちろんさとるに伝えた。さとるは喜んでくれた。2006-09-02 01:04:00 -
37:
瑠美
それから半年もしないうちにフタリは籍を入れた。
えみはまだ2歳だけど父親ができた事に喜んでいるようでさとるになついていた。
だけどさとるの連れ子の梨果は違った。瑠美に会おうともしなかった。2006-09-02 01:08:00 -
38:
瑠美
瑠美とさとるが一緒に暮らしはじめる事になり瑠美と梨果は初めて顔を合わす事になった。
「初めまして。今日からよろしくなぁ☆」
瑠美は当たり障りないあいさつをした。しかし梨果は何も答えなかった。
「梨果。今日からこの人がおまえのママになるんやで!!ちゃんとあいさつしぃや。」
梨果は黙って自分の部屋に行ってしまった。2006-09-04 05:55:00 -
39:
瑠美
瑠美の旦那になったさとるは安定した給料で貯金もある。新しい家族のために一軒家を買った。家族のためならなんでもする理想の夫だった。
梨果の態度にショックをうけていた瑠美に
「梨果も年ごろやねん。小4やし…死んだ母親の事もあるし…」
気を使うさとるが瑠美にはうれしかった。
「大丈夫やで。覚悟はしてたし。そんなすぐうまくいくとは思ってへんよ。あたし頑張るから協力してや?」2006-09-04 06:02:00 -
40:
瑠美
さとるは笑顔を見せ少し梨果と話してくると2階へ上がった。
さとるの笑顔は口には出していなかったけどありがとうと言われてる気がして瑠美は幸せな気持ちでいっぱいだった。
梨果との問題は抱えているけれどこんなに優しい夫がいていい家に住めて本当に自分は幸せなんだと思った。2006-09-04 06:08:00 -
41:
瑠美
瑠美は大切な娘を面倒みながら大好きな夫のために家事をする充実した毎日を過ごしていた。
ただ梨果の事はどうしても前途多難だった。
梨果が瑠美の事が気に入らないは梨果の態度を見れば一目瞭然だった。
それはすごくツライ事だけど夫は優しかったし娘のえみの成長を見ていたら少しは紛れた。2006-09-04 06:33:00 -
42:
瑠美
それでもやっぱり血は繋がっていなくても家族なんだしみんな仲がいい方がいい。瑠美は1ヵ月後にせまった梨果の誕生日に何かしようと思ってさとるに相談した。
「梨果の誕生日もうすぐやんかぁ。プレゼント何がえぇかな?梨果の友達も呼んでみんなで祝ってあげない?」
さとるの反応は微妙だった。
「家族だけでいいやろ。」
さとるは他人を家に入れるのを嫌がった。瑠美が家に呼べるのはさとるとの出会いのきっかけとなったあんな位だった。2006-09-04 06:40:00 -
43:
瑠美
なんでそんな嫌がるんやろ…ちょっと神経質なんかな…その時はそれ位にしか思ってなかった。
養ってもらってる側だからあまり強くは言えないし。
この時はまだ何もわかってなかった。2006-09-04 06:47:00 -
44:
瑠美
梨果の態度は日に日にエスカレートしていった。
さとるが仕事で帰りが遅いときに限って梨果は何かしらやらかす。
はじめは瑠美のアクセサリーを盗む程度だった。
梨果がやったって証拠はないけどアクセサリーを入れてるケースの中身はあきらかに減っていた。2006-09-04 06:53:00 -
45:
瑠美
その事をあんなに相談した。
「相手は小学生やろ?かまってほしいだけなんちゃう?」
「ちゃうねん!!あたしを見る目があきらか殺意みたいな…なんか睨まれてるみたいな感じやねん。」
あんなは少し悩んで笑った。2006-09-04 06:57:00