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みどりさん
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1:
朋
彼女でも友達でもなかった。あなたは、今でも夜の街をさまよっているのだろうか?今でも、悲しい顔をして笑っているのだろうか?泣きながら「大丈夫だから」って無理をしているのだろうか?離れ離れになって気付いたんだ。
また会えるなら
前みたいに二人で暮らそうよ。今度は僕があなたを助ける番なんだ。2006-02-01 23:02:00 -
161:
朋
突然の咲の言葉に驚く事しかできなかった。俺の返事も聞かずに咲は俺の腕をぐいぐい引っ張って、近くの居酒屋に入る。
「おっちゃん!とりあえずビール!」「あいよ〜!」
咲は俺を見るといきなりおしぼりで顔をぐしゃぐしゃと拭いてきた。2006-03-23 17:06:00 -
162:
朋
「朋さん、目ぇ真っ赤ですよ!」にかっと八重歯を見せて笑う咲。「お前客ほったらかしなんちゃうん?」「大丈夫っすよ!まぁ後で代表には怒られるでしょうけどね。」「ホンマやで!…ありがとうな。」「俺が急に仕事イヤになっただけっす!朋さんを共犯にしただけっすよ。」
咲が俺を心配して外に連れ出してくれた事はわかっていた。自分の客もほったらかしで。そんな咲に感謝した。きっと今店に戻っても仕事なんかできなかっただろうし、迷惑をかけるだけだ。後輩にも心配かけて。プロ根性なんて全くないな、俺。2006-03-23 18:40:00 -
163:
朋
それから1時間程馬鹿みたいにくだらない話をして、馬鹿みたいに笑って店に戻った。代表にめちゃくちゃ怒られたのは言うまでもないけど。
なんとなく自分の家に帰るのがイヤで、咲の家に泊まらせてもらうことにした。
ももかには「だいぶ酔ってもて咲の家に泊まる」という事にしておいた。
ももかに対して罪悪感もあった。ももかを選んだのに、今日こうやってみどりさんと会って、ひどく動揺してしまった。2006-03-23 18:52:00 -
164:
朋
俺の声でなんとなく何かを察したのだろう。同棲し始めて初めての外泊なのに、「わかったぁ〜!朋ちゃん浮気したらあかんよぉ?」と笑って許してくれた。受話器の向こう側から聞こえる声は明るくはなかったけど、俺はそれに気付かないフリをしていた。
2006-03-23 18:58:00 -
165:
119デス
待ってた甲斐がありました?リアル逃したけど…?また見にくるんで楽しみにしてまぁす?
2006-03-23 19:17:00 -
166:
朋
167さんありがとうございます(^0^)/
2006-03-25 00:35:00 -
167:
朋
咲の家は散らかり放題だった。ペットボトル、弁当の食べカス、ティッシュ等、もうめちゃくちゃだった。ごみ箱という物がちゃんとあるのに…。布団の上だけ綺麗だった。「お前…これはないやろ…。」「だって〜!俺一人暮らしやからこうなるんすよ!」
確かに、俺もももかがいなかったらきっとこんな感じになっているだろう。男の一人暮しなんてこんなもんだ。
「とりあえず片付けしようや!」「手伝ってくれるんすか!?」「だって寝られへんやん。」
部屋が「綺麗」と感じるまでに1時間位かかった。なぜか異臭を放つティッシュや、色の変わってしまったカップ麺の汁…。2006-03-25 00:43:00 -
168:
朋
「てかなんでお前ん家、掃除機ないん?」「掃除機なんか使った事ないっすよ!一回だけクイックルワイパーで拭いた位。」…最悪だ。
とりあえず何も考えたくなかったし、眠さ限界で俺達はすぐに寝ることにした。2006-03-25 00:46:00 -
169:
朋
「朋、起きなさい。もうご飯できてるで。」
少し低めの心地良い声。目を開けると、そこには俺の大好きな顔。窓に目をやると、カーテンで閉ざされている。ああ、俺達また一緒に暮らしてるんだね。
目の前にある、白くて整った顔に手を伸ばした。
…届かない。いくら手を伸ばしても触れられない。またどこかへ行ってしまう。2006-03-25 00:52:00 -
170:
朋
「待ってや!!!!」
目を開けると、ただの暗闇だった。咲のいびきが聞こえる。
夢だった。こんな夢、見たないわ。
最近こんな夢見てなかったのに。頬っぺたが少し、濡れて冷たくなっていた。2006-03-25 00:55:00