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みどりさん

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  • 1:

    彼女でも友達でもなかった。あなたは、今でも夜の街をさまよっているのだろうか?今でも、悲しい顔をして笑っているのだろうか?泣きながら「大丈夫だから」って無理をしているのだろうか?離れ離れになって気付いたんだ。
    また会えるなら
    前みたいに二人で暮らそうよ。今度は僕があなたを助ける番なんだ。

    2006-02-01 23:02:00
  • 11:

    店に入ると、さっき外で起こった事なんてなかったかのようにみどりさんはよくしゃべり、笑っていた。だいぶお酒もまわっていたのだろう。それでもみどりさんがさっき、どうしてあんな悲しそうな顔をしていたかなんて、俺には聞けなかった。ただ、さっきの出来事を少しの間でも忘れてくれればと。

    2006-02-02 04:15:00
  • 12:

    「ねぇ、うちに一緒に住んでくれへん?」
    帰り際、みどりさんが泣きながら言った。「生活費入れんでいいし、家事とかあたしがするし。…一人でおるの…寂しいねん…」俺はその時、放っておけないという感情から承諾した。

    2006-02-02 04:28:00
  • 13:

    それから、俺とみどりさんの同居生活が始まった。みどりさんがうちの店に来たあの日以来、泣き顔なんて一切みなかった。俺に頼るなんて事もしなかった。
    不思議な関係だった。恋人でもなく、友達でもない。親や兄弟というほど親しくもなく、どこか一線を引いた関係。もちろん、身体の関係なんて一切なかった。

    2006-02-02 04:36:00
  • 14:

    それでも、どこか心地良い。仕事の事で相談に乗ってくれたり、店に飲みに来てくれる事もあった。
    俺はあの時、みどりさんに頼り過ぎていた。みどりさんが抱えている大きな塊に気付きもせずに。あんなに近くにいたのに。そう思っていたのは俺だけだったのかもしれない。みどりさんにとって、俺にはどんな存在価値があったのだろう?

    2006-02-02 04:43:00
  • 15:

    同居生活が始まって、一年が過ぎた頃だった。
    その頃には、俺は自分で飯が食えるくらいの収入が入るようになっていた。ナンバー入りなんかはしていなかったけど、ぼちぼち自信もついてきていた。

    2006-02-02 04:49:00
  • 16:

    俺はあの頃、特別やりたい事もなかったけど、ホストしてるなんてかっこいいなんて思われたかったから夜の世界に踏み込んだ。
    いつだったかな。みどりさんに「朋はホストになりたかったん?それとも何か夢があって、その夢のための資金稼ぎのため?」なんて聞かれた事があった。

    2006-02-02 04:58:00
  • 17:

    名無しさん

    めちゃおもろそう!頑張ってね!

    2006-02-02 05:18:00
  • 18:

    ありがとうございます。頑張ります。

    2006-02-03 16:08:00
  • 19:

    「んー、ホストになりたくて、の方かな。」
    それを聞いたみどりさんは何も言わなかった。

    2006-02-04 02:29:00
  • 20:

    俺はその頃、みどりさんの家にはあまり帰らなくなっていた。ほとんど客の家で寝泊まりして、みどりさんの家では、出勤前にご飯を食べて着替えるくらいだった。「朋は最近忙しそうやね。いい事なんやろうけど、朋が離れていきそうでちょっと恐い。ふふ。変な事言うてごめんね。」みどりさんはいつもの悲しそうな顔で言った。
    「…みどりさんにごちゃごちゃ言われたないし。俺ら恋人でもなんでもないやん…。」

    2006-02-04 02:42:00
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