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**心**
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1:
haru
見えそうで見えない心…。知りたくても分からない心の奥底。
あなたは今何を思い誰を想ってるの?
聞きたくても聞けない…言いたくても言えない…『今』の二人が壊れるのが怖くて。2006-08-17 22:00:00 -
21:
haru
『ごめんなぁ急に。しんどくない?』
車に乗り込んだ私に彼は優しく問いかける。彼の声がすごく…あったかくてなんだかとても切なかった。
『しんどくないよ。全然元気』2006-08-21 01:10:00 -
22:
haru
笑うことしかできなかった。いつもいつも…私は笑ってた。
どんなに心が痛くなっても…彼の前では笑ってた。好きだから…笑ってたんだ。
『どこ行く?』2006-08-21 01:13:00 -
23:
haru
『どこでもいいよっ』
本当は眠い。本当は体もしんどかった。でもそんなことを忘れさせてくれるぐらい彼は私にとってすごく大切だった。
陽介は…[特別]だから。特別な人だから…。2006-08-21 01:17:00 -
24:
haru
車はカラオケ屋の駐車場についた。ここは私と彼のいつもの場所。
どこ行く?そう話ながらもいつもこうしてこの場所にたどり着く。カラオケが好きなわけじゃない。歌いたいわけでもない。
ただ…ここに来てしまう。部屋に入ると狭い空間が私達を引き寄せてくれるから…2006-08-21 01:25:00 -
25:
haru
『生ビールと酎ハイライムになります、ごゆっくりどうぞ』
店員がドリンクを運んでくれる。私と彼は静かにグラス同士を軽くあてあった。
隣から漏れてくる楽しそうな歌声の中、静かな空気が部屋をうめつくしていく。2006-08-21 01:28:00 -
26:
haru
『あれからどうなん?彼女と』
『え?あぁ…』
彼には彼女がいた。二年付き合っている彼女が。私は知っていてこうして会っている。ほんっとに最低で最悪でバカな女。2006-08-21 01:31:00 -
27:
haru
『もうほんまにあかんわ。無理やわ…。別れたいねん』
彼はそう言ってタバコをふかす。それって本心?そう聞きたくても聞けなかった…。
彼の迷いが伝わってくる。本当は彼女を好きなんだと…私にはそう感じられた。2006-08-21 01:36:00 -
28:
haru
こうやって彼の話を聞くようになってからもう2ヶ月がたつ。
出会いは3ヵ月前。あの時はまだ…彼女の存在なんて知る由もなかった。勝手に惹かれて彼を…好きになってしまった頃、私は彼女がいることを知った。
彼女がいるなら先に言えよ!って思った。でも彼には責任はない。女がいるのか聞かないまま勝手に好きになったのは私だから。2006-08-21 01:43:00 -
29:
haru
静かな空気が私の平常心を奪っていく。
陽介といると苦しくなる。心がすごく…痛かった。
いつもそう。それを分かってるのに…会いたくて会ってしまって…結局どんどん心が痛くなって。
それなのに好きな気持ちばかりが先走ってふくらんでいく。会う度にまた惹かれてく…2006-08-21 01:50:00 -
30:
haru
『舞…こっち来て』
陽介の柔らかい声が私を呼ぶ。行ったらあかん…。これ以上好きになったら…引き返せなくなる…。
分かってた…でも…分かっているのにそれができなかった。優しく手を伸ばす彼の腕の中に私は躊躇うことなく飛び込んだ。2006-08-21 01:55:00