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**心**
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1:
haru
見えそうで見えない心…。知りたくても分からない心の奥底。
あなたは今何を思い誰を想ってるの?
聞きたくても聞けない…言いたくても言えない…『今』の二人が壊れるのが怖くて。2006-08-17 22:00:00 -
104:
haru
桜と喧嘩をしたあの次の日、私は桜に電話をかけた。
一言…謝りたくて。
大切な人を失うのが怖かった。桜は光太郎とは違う。桜は…絶対に私の心を傷つけるようなやつじゃない。だって…ずっとそばにいる。小さい頃からずっと…2006-08-22 22:58:00 -
105:
haru
プルルルル…
携帯から聞こえる音を聞きながら、私はそう思っていた。
『はい』2006-08-22 23:01:00 -
106:
haru
『桜?あんな…』
『とりあえず鍵あけてといて。もうあんたんち着くから』
プーップーッ…私が話そうとすると桜はそう言って電話を切った。2006-08-22 23:04:00 -
107:
haru
着くからって…どうゆうこ…
ピーンポーン…
考える間もなくインターホンが鳴った。もしかして桜?2006-08-22 23:06:00 -
108:
haru
急いで玄関にいき鍵を開けると勢いよくドアが開いた。
『なんかようわからんけど…ほっとかれへんわあんたのこと』
そこには子供を抱いた桜が立っていた。2006-08-22 23:14:00 -
109:
haru
どんな想いで来たんだろう。こんなに小さい赤ちゃんを抱いて…。こんなにばかな私のために…
『桜…舞な、謝りたくて…電話してん…そしたらあんたもう着くからとかわけわからんことゆ…』
目頭があつくなっていく。涙で桜が見えなかった。2006-08-22 23:17:00 -
110:
haru
『もう!舞泣きなやぁ…あんた泣いたらぶっさいくな顔なんのに』
桜はいつものように私に言う。友達って…分かり合えているからこそ存在するものなんだ。
親友は…何も言わなくても分かってくれる。心の痛みや苦しみを…。2006-08-22 23:22:00 -
111:
haru
『これめっちゃおいしいで。食べた?』
『食べたで。ほんっまにおいしかった』
鍋を食べながら桜を見てあの日の出来事を思い出していた。やっぱり桜は桜。私の親友。きっとこの先どんなに気のあう友達ができたとしても、親友というポジションは、桜から変わることはないだろう。2006-08-22 23:25:00 -
112:
haru
旦那さんと楽しそうに笑う顔を見ていると少し妬けてしまうくらい桜は幸せそうな顔をする。
泣いている赤ちゃんを困った顔であやしながらも笑っている彼女を見ていると、ふと寂しくもなった。
桜…私も絶対作るね。自分が幸せになれる場所を…2006-08-22 23:30:00 -
113:
haru
光太郎と別れてから三ヶ月、仕事をやめた私は働くこともせずただ毎日をムダに過ごしていた。
貯金もどんどん減っていく。このままじゃ…あかんやんな。
ようやく一歩踏み出せそうな気がした。新しい自分を…見つけるんだ。幸せを…つかむために。2006-08-22 23:33:00