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  • 1:

    けん

    「愛とは…金で成り立つ物である!!」
    「また始まった(^^;」
    「どちらかの命尽きるまで…やって笑わせるな!!そんなんは、ただ弱い人間が、それにすがって生きてたいだけ…。しょうもなぃ…」

    2006-08-16 12:50:00
  • 76:

    けん

    「りさは謝っても、謝り切れん。こんな思いするぐらいゃったらあの時りさも死ねばよかった」
    取り乱したりさは、泣きながら呟いていた。

    2006-08-17 06:05:00
  • 77:

    けん

    俺は肩をポンポンッと叩き、りさが泣きやむまで、肩を抱いていた。
    こんなに自然に人の事を愛しいと思ったのは初めてだった。

    2006-08-17 06:07:00
  • 78:

    けん

    「よしっ!!お前が辛いのは、俺が一緒に背負ったる!!もう1人では抱えきれんのやろ??俺に話たって事はそーゆー事やろ??」
    「違う!!」
    頑固な奴め!!(怒)
    「一人で乗り越えなあかんねん。だからこれ以上優しくせんといて」

    2006-08-17 06:12:00
  • 79:

    けん

    また泣きだした。でも俺は少しりさの心の中に、はいれたかな??
    と思えた。

    「あかん!!迷惑やって言われても俺はお前から離れへん。今決まった。決定事項や!!お前の答えはイエスしか無い分かったか??」

    2006-08-17 06:17:00
  • 80:

    けん

    「…」
    「分かったんか(怒)」りさは首を縦に振った。俺はりさの事を守り切る。そぅ心に誓った。
    それにしても、りさがこんなに素直で可愛らしいと初めてみたとか思いながら、その日は俺の家に、泊まった。

    2006-08-17 06:22:00
  • 81:

    けん

    次の日、目が覚めるとほのかにいい匂いが漂う。俺は寝室を出てリビングに向かうとそこには、カレーだ!!
    しかも甘いカレー!!
    そぅ以前に話した俺の大好物☆☆
    「覚えててくれたんや」一人部屋で呟いた。机の上を見ると綺麗な字で、『カレー食べてね。用意があるので帰ります』
    ゃって。寂しかったけどりさと居たら俺も幸せに慣れる。そぅ思えた。

    2006-08-17 06:31:00
  • 82:

    けん

    直ぐに電話をかけた。「はい。何??」
    電話の出方は相変わらずだった(;_;)
    「ありがと。美味しかったよ」
    「あぁ…ぅん。ってかけんちゃんの家、米もなかって大変やった」そう初めて『けん』本名でしかも、ちゃん付け!!!!気持ちが通じあった気がした。

    2006-08-17 06:36:00
  • 83:

    けん

    その日以来会う回数は増えたが(プライベートで)それでも週1回。
    俺はナナ(色枕客)との関係も続けていた。
    会う度に「愛とは…」まだ完全に信じて貰えてないようだった。俺もホストだからね。
    仕方なぃね。と思っていた。

    2006-08-17 06:44:00
  • 84:

    けん

    「ん??」俺のにやつく顔。
    「ドアに鍵刺さったままゃで??」
    「ちゃんと鍵見てみ」『H15.8.11』『LISA』

    2006-08-17 06:54:00
  • 85:

    けん

    ポタッ.ポタッ(;_;)

    りさは泣き出してしまった。
    「ありがと」りさが素直に喜んだ一瞬だった。

    2006-08-17 06:57:00
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