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?ペット??コピペできる方?
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1:
なな
いないでしょうか???みれなくなってて??お願いします?
2006-08-11 17:25:00 -
131:
名無しさん
すぐ様化粧を終えて、カバンに何やら詰め込んで、タクを止め乗り込んだ。
時計を目にやる。
―PM10;42―.〈本気出したら早いモンやな!笑〉とは言え、髪は巻いてナィし化粧もドコとなし薄い。〈でもまぁしょうがない!〉
━Mei━ 店に着き、少し緊張しながら扉を開けた。2006-10-28 14:27:00 -
132:
名無しさん
〈うわッ、デカッ…!〉思ってたより広くて綺麗だ。〈しかも見てるし!〉店の女の子と客の視線が一斉にもあたしに注目して、少し、うろたえる。すると
『遅い!アホ。こっち!』と、キャッシャーから手招きしてるマキの姿が見えた。
―ホッとして、彼の元へ近寄る。
『ゴメン!マキ。』『とりあえず着替えてきて、あっちあっち!』と彼は更衣室を指差した。2006-10-28 14:30:00 -
133:
名無しさん
『ゥン!…あ!ドレス忘れた!笑』『あ?笑』いつも店置いてたもんやから…
『どうしたらいい?笑』
『…ん〜仮衣裳あったかな!てか、ちょー自分!』と、明らか自分より年上だろうボーイを手で呼ぶ。
『ドレスあるか見てきたって!』『えッ…?!ドコにあるんすか?』
と、キョドるボーイ。一目でわかる。新人だろう。2006-10-28 14:35:00 -
134:
名無しさん
『…やっぱいい!戻って』と、マキはダルそうにシッシと手をヒラヒラさせた。
『あの…』『来て!』あたしはマキの後ろについて歩く。
〈バリ真剣やあん…。〉なんて思いながら、仕事する彼の後ろ姿にちょっとドキっとしたり…。
―ガチャンッ―!更衣室に入りマキが荒い手つきでクローゼットをあさる。
『あったかな〜…!』―ガサガサッ―…〈…。〉あたしその姿に何も言えずに彼の後ろにチョコンッとつったっている。2006-10-28 14:39:00 -
135:
名無しさん
『あの…忙しいの?』遠慮気味に話し掛けてみた。
『ん〜今だけ!団体入ったから!…てか、何でこんな汚くしてんや、あの女らは!』―ガサッガサ―
マキはあたしの方を向かずに答えてひとり言の様にぶつぶつグチる。
『あの…ゴメンな?』
『んー?何がやねん?』あたしがそう言うと彼は初めて振り向いた。2006-10-28 14:42:00 -
136:
名無しさん
『イヤぁ…笑 あの。遅刻とか、こんなんとか、色々。笑』あたしがそう言うと彼はまた背を向けて、次はロッカーをあさり出す。
『…怒ってます?笑』
『あたり前!』彼はそう言ってドレスを投げてきた。『あ…ありがと!』『はょ着替えてや。客待ってるから。』『おっけ?!』
あたしはカバンをロッカーに入れ、コートを脱いだ。『ってか…』2006-10-28 14:46:00 -
137:
名無しさん
『何でおんの?出てよ。笑』マキはロッカーにもたれ、腕を組んだまま動こうとしない。
『うっさい。早くしろってゆったやんけ。』―ドキッ―〈な…ッ〉『え…てか、無理!笑 そんなんいらんからはよ行きや!忙しいねやろ?』あたしはいつものノリで笑いながら言う。
でもマキは『早くしろ』
そう言ったまま、動こない――…。
『や…』こないだの出来事が蘇る。。2006-10-28 14:52:00 -
138:
名無しさん
急に胸がドキドキしてくる。〈…ャバィ。〉「ありやぁす!」と、更衣室の向こうからは威勢のィィボーイの声や、女の子や客の笑い声が聞こえる。
そう言えば、ココ少し薄暗い…。〈アカン…〉?人っきり…。。ドキドキしすぎて固まったままのあたしに、追い打ちをかける様にマキが口を開く。
『早く。』
――その一言だけ…。2006-10-28 14:57:00 -
139:
名無しさん
何故か何も言い返すコトが出来ず、どうし様もなく、あたしは何も隠れる場所のナィこの更衣室の真ん中で、ただただマキに直視されていた。『綾。』
彼の声に操られるかの様に、あたしはブーツを脱ぎ、自分の服に手を伸ばした。マキを横目でチラッと見てみる。アゴに手をあて、顔色ひとつ変えずにあたしを見ている。『無理…行って』2006-10-28 15:01:00 -
140:
名無しさん
耐え切れずにそう言ったのに、彼は『無理。』その一言で片付ける。
あたしは下を向き、目をそらす様に上の服を脱いだ。自分で服一枚脱ぐのがこんなに恥ずかしいなんて…。するとマキが少し笑ってあたしに言う。
『お前いっつも黒なん?笑』『えッ…』数秒後、その言葉の意味がわかり、あたしの顔を真っ赤にして、ブラジャーを手で隠す。
〈ヤ…!〉黒だ…。確か、"あの日"も――…。2006-10-28 15:04:00