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‐記憶‐

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  • 1:

    柚菜

    今、何処にいるの…?

    右も左もあたりを見回す限り真っ暗…

    手足を伸ばしたら柔らかい壁にぶつかってしまう。
    聞こえてくるのはドクッドクッって言う規則正しいリズムのある音。

    2006-08-04 21:50:00
  • 94:

    柚菜

    軽蔑されるのでゎナィのか?
    受験を控えた2人に今話すべきなのか…?
    2人に必要以上に心配をかけたくない。
    そんな思いが柚菜の頭によ切った…
    だが、母親に心配かけたくナィ気持ちから柚菜は何もなかった様な顔をした。

    2006-08-10 22:26:00
  • 95:

    柚菜

    柚菜の母はやはり心配そぅな顔をしながら言った。
    「今まで隠してきた事を母さんの不注意で柚菜を苦しめる事になってしまって…本当にごめんね。」
    「母さんが悪いんぢゃナィよ。だから本当に気にしないで。」
    柚菜はまた笑顔を作りながら言った。
    母はそれ以上何も言わなかった。ただ、隠していたが目に涙を浮かべている事を柚菜気付いていた。
    そんな母を見かねた柚菜は悩みながらも口を開いた。

    2006-08-10 22:27:00
  • 96:

    柚菜

    「母さん、明日も仕事でしょ?私は大丈夫だし面会時間終わると思うから帰ってゆっくり休んでて。」
    これが今、出来る柚菜の母への優しさだった。

    2006-08-10 22:27:00
  • 97:

    柚菜

    母が帰り、どれ位の時間が経ったのか…?
    柚菜は悩んでいた。
    陸は葉月に今まで隠してきたが本当の事を話すべきなのか…?
    柚菜自身もハッキリした事を知らないのに、話したら不思議に思うのでゎナィだろうか?

    2006-08-11 23:51:00
  • 98:

    柚菜

    そんな不安を抱えながらも眠りについた。

    次の日、?念のために?と色々な検査があり考える事が出来なかった。
    柚菜は『2人に何をどぅ話せばィィのか…?』と言う事しか考えれなかった。

    2006-08-11 23:52:00
  • 99:

    柚菜

    そして、考えもまとまらない間に陸と葉月が面会に来てくれた。
    「ゆずぅ〜、大丈夫なのっ?」
    病室に入って来てすぐに葉月ゎ柚菜の様態を気にかけてた。

    2006-08-11 23:53:00
  • 100:

    柚菜

    「クラスのみんなも心配してるケド、ちゃんと治してから退院しろよ。」
    「ぅん、ありがとう。骨折もなかったし1週間位で退院したいんだけどね。」
    柚菜は無理に笑いながら葉月と陸に言った。
    そぅ、昨日母に言われてから何をどぅ話せばィィのか…
    悩んでいた。

    2006-08-11 23:55:00
  • 101:

    柚菜

    だが、柚菜の中でゎ話す決心ゎついてた。
    そして、柚菜は思いきって二人に今まで黙っていた事を話始めた。
    そぅ。
    自分の血液型が本当ゎA型と言う事から…
    陸も葉月も、真剣に柚菜の話を聞いた。

    2006-08-11 23:58:00
  • 102:

    柚菜

    陸は?信じれない?と言う表情を隠しきれなかった。
    葉月ゎ目から涙が一滴、二滴と流れ頬を伝っていた。
    そんな2人の様子を気にしながらも柚菜は話を続けた。

    2006-08-11 23:59:00
  • 103:

    柚菜

    柚菜自身が信じる事がなかなか出来なかった事実。

    柚菜の話す事実を二人は柚菜以上に受けいれる事が出来なかった…

    2006-08-11 23:59:00
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