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●〇ひとりじゃないのよ〇●

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  • 1:

    僕の彼女は売れっ子キャバ嬢だった。
    可愛くて
    優しくて
    みんなが憧れる素敵な女性だったんだ。
    …ソノ時マデハ。

    2006-07-30 17:59:00
  • 25:

    真っ白な肌に目が眩んだ。
    初めて、確かに、
    僕はその女性にドキドキしていた。
    小学生のとき、峰不二子に抱いた感情に類似した、男の本能てきな。純粋とは程遠い卑猥な感じだ。

    2006-07-30 18:59:00
  • 26:

    「……ブァッハッハ!!」

    猛烈に頭の中の本能と戦っていると
    途端にその女性イオリが笑いだした。
    「アヒャヒャひゃヒャ」

    2006-07-30 19:02:00
  • 27:

    綺麗な顔に似合わない、
    なんとも不細工な笑い方で。
    「イツキくん変な顔ー。アヒャヒャ」

    いや、君だろ?

    2006-07-30 19:04:00
  • 28:

    とにかく楽しい女性イオリ。
    笑って飲んで
    時間がほんとにすぐに流れた。
    いつの間にか僕はべた惚れちゃって、付き合って、だらだら続いたホストを辞めて。一緒にすむ部屋なんか借りていた。

    2006-07-30 19:07:00
  • 29:


    幸せで。
    何もかも順調に行くんだと信じて疑わなかった。
    平凡な僕の人生に
    疑う要素なんて無いと

    2006-07-30 19:13:00
  • 30:


    勝手に信じ切っていた。


    2006-07-30 19:14:00
  • 31:





    2006-07-30 19:14:00
  • 32:

    それはある日の事だった。

    仕事が意外に早く終わったもんだから、
    イオリのすきなみたらし団子を買って家路についた。
    いつも必ず帰る前に電話をする僕は、その日は驚かしてやろうと電話をしなかった。

    2006-07-30 19:17:00
  • 33:

    カチャ……

    『ただいま〜☆…イオリ?』
    リビングには彼女の姿が見当たらない。
    玄関には彼女の靴はあったし、どこだろう。洗濯でもしてるんだろう。そう思って僕は風呂場へ向かった。

    2006-07-30 19:20:00
  • 34:

    名無しさん

    気になる?
    頑張って?

    2006-07-31 09:11:00
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