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1:
主
ちょうど一年前今日と同じように蒸し暑い日だった…
2006-07-30 10:01:00 -
20:
主
『お名前よろしいですか?』『あっあさみです…。』緊張で泣き出しそうな私を見て翔は優しく笑った。
『俺そんな怖そう?そんなに怖がられると傷つくんやけど…』
『ちょっと翔!何あさみいじめてんの?もぉお前あっちいけよ!つか呼んでないからぁ!』麻衣子が意地悪そうに言った。
『えっ!麻衣子さんキッツー。俺が泣きたいわ!つか真剣ヘコむし…てか俺がななしてん!なんもしてないやん…あさみちゃんも黙ってやんと俺のフォローして?』2006-07-31 01:02:00 -
21:
主
『ぷっ、あははッ』本気で困ってる翔がおかしくて笑ってしまった。
『おっ笑った?今笑った?俺おもろい事してへんケドまぁええか!あさみちゃんホスト初めてなん?』
『うん!なんかすごいよね!圧倒されちゃった!今日は誕プレで麻衣子が連れてきてくれたの』
『えっ!今日誕生日なん?めっちゃめでたいやん!おめでとぉ!いくつになったん?』
『後8分で二十歳になる』いつのまにか緊張はなくなっていた。いろんな話をしていた。翔のペースにはまっていた。2006-07-31 01:18:00 -
22:
主
『あっ!ちょっと待ってて!すぐ戻ってくるから!寂しいからって泣いたらあかんで!』そぉ言って翔は席をたった。麻衣子はホストと自分達の世界を作っていて、入れる雰囲気じゃなかった。私はまた回りを見渡した。オシャレな内装に、着飾った女達。急に自分が恥ずかしくなって泣きそうになった。ヨレったТシャツ姿の自分を見て、四年の間に世間においていかれたような気分になった。
2006-07-31 01:29:00 -
23:
主
『ただいま!ないてへんかったか?ってめっちゃ落ちてるやん!どぉしたん?』『…なんでもない。』
『なんでもない事もないやろ?俺なんかした?ちゃんと言ってくれなわからんやん。寂しかったんか?』
『…私場違いだなって…みんな髪とか爪とか綺麗にしてるのに…』
『ネイルとかでキレイにしてる手もいいと思うけど、俺はあさみちゃんの手好きやで!爪キレイに切ってて女の子の手って感じ。料理とかちゃんとしてんねやろなって…それより、ケーキ買ってきたから食べよ!コンビニので悪いけど!』2006-07-31 01:42:00 -
24:
主
ねぇ、翔は覚えてる?これから先誕生日がる度私はあの日を思い出すよ。2006-07-31 17:32:00 -
25:
主
『いってらっしゃい!』
たくちゃんを見送った後、ソファーに座りサイフの中から一枚の名詞を取り出した。『…翔。』あれから3日私は毎日翔の名詞とにらめっこしていた。2006-07-31 17:36:00 -
26:
主
━A.M.9:00━
『…よしっ』深呼吸し呼吸を整え携帯に手を伸ばした。━プルルル━四度目のコールが鳴ったとき聞き覚えのある声がした。
『はい。』
『あっ!えっと、あの…』うまく言葉が出てこない。2006-08-01 03:19:00 -
27:
主
『…あさみちゃん?』
『ぁっ!はい!そぉです。こないだはケーキありがとぉ!』
『どぉいたしまして。てか、イタ電かとおもったわ!んで、どもりすぎ!ホンマかわいいなぁ。』
『・・・・・ありがと。』思いがけない言葉にドキドキした。2006-08-01 03:23:00 -
28:
主
『あさみちゃんこの後ヒマ?俺もぉすぐ仕事終わるしヒマやったら飯いかん?』『いきます!』
『オッケ!終わったら電話するからなに食べたいか決めといて!んじゃ!』
━プーップーッ━
《どーしよ!服、髪!急いで用意しなきゃ!》2006-08-01 03:27:00 -
29:
主
ねぇ翔?あの時断っていたら私は悲しまなくてすんだのかもしれないね?でも、今でも、【行かなければよかった】とはどうしても思えないんだ。この時すでに私のなかで翔の存在は絶対的な者になっていたのかもしれない…2006-08-01 03:32:00